2017年04月15日
体質別『肩こりの原因』
「肩こり」について
春は肩こりが起こりやすい季節と言われています。
それは、春は体(臓器)が冬の『陰』の状態から目覚め
夏に向けて『陽』にシフトチェンジしていくため
内臓は活発になり、大変忙しくなります。
内臓が活発になると、血液がたくさん必要になるので
足の方には、十分に血液がいかずこの時期、足の冷えも起こりやすく
また、こむら返りが起こりやすくなります。
就寝中のこむら返り対策
寝ているときのこむら返りはとっても危険(≧◇≦)
さらに、頭の方にも血液が十分にいかず、
春はなんだか眠たくなることが多いんです。
こんな感じで、春は全身血液不足状態。(´;ω;`)
なので、春は肩こりがとても起こりやすい季節なんです。
確かに、肩こりは季節も大きく関係しますが、
やはり、運動不足や長時間同じ姿勢、
パソコン、スマホ使用時の不良姿勢なども肩こりの大きな原因ではないでしょうか?
そんな人は、年中肩こり。
慢性的な肩こりを感じられているのではないでしょうか?
今回は、そんな辛い肩こりの原因を
解明していきましょう!
■肩こりの原因
肩こりには疲労やストレス、冷えや姿勢の悪さなど
原因はさまざまあります。
東洋医学では血行不良、
すなわち「お血」によるものが多いとされます。
まずは、血液の流れをよくすること
から心がけていきましょう。
血液の流れをよくする食材を挙げていきます。
黒豆、ピーマン、レンコン、ニンニク、酢(とくに黒酢)
などは血行を促進し、血液や気の流れをスムーズにさせる
作用があります。
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※空腹時には食べないようにしてくださいね!
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魚類だとサケ、アジ、サンマ、あなご、うなぎなど。
▼東洋医学では「肩こり」も体質別に考えます。
「流れが滞る体質」と「栄養が届かない体質」
○流れが滞る体質
ストレス体質と、血行不良体質の
2つにわけて考えることができます。
どちらも肩こりの症状がひどかったり、
食生活や生活環境から起こる場合が多いようです。
■ ストレスで自律神経が乱れる肩こり
ストレスによる自律神経のアンバランス
血流が悪くなり、栄養や酸素がスムーズに
行き渡りません。
イライラすると肩こりがひどくなる、
運動すると肩こりが楽になる、
揉むのを嫌がるなどの症状があります。
このような場合は、
気や血の流れをよくしてコリをほぐします。
■ 冷えなどで血行不良になる肩こり
冷たいものの摂りすぎや、冷房などで血流が悪化し、
筋肉に栄養や酸素が届かなくなります。
痛みの度合いが強く、
夕方になるにつれて、痛みが激しい人も多いようです。
頭はのぼせるが手足は冷たいなど、
冷えのぼせの症状をともなう場合もあります。
○栄養が届かない体質
内臓の働きが低下している場合と、血液不足の場合。
疲労などで起こる場合もありますが、体質的なものも多いようです。
■血液不足による肩こり
過労や睡眠不足などによって血液が消耗し、
筋肉に栄養や酸素を与えるための
血が不足して肩こりが起こります。
もともと筋肉量が少ないタイプや、
筋肉のひきつりやしびれがある人も多いようです。
■ 内臓機能の低下による肩こり
もともと虚弱体質だったり、
疲れや老化などから内臓の働きが低下して、
筋肉に栄養が届きにくいために起こります。
疲労によって肩こりが悪化し、
揉むと気持ちよく感じます。
自分では肩こりだと思っていても、
局所は柔らかくて他の人からはコリがわからないなんて場合も……。
参考になりましたでしょうか?
同じ肩こりでも、原因はさまざまです。
原因によって、対処法も変えていかなければ
効果がありません。
まず、ご自分が
どのタイプの肩こりなのか?
知っておくのも大切ですね〜
ですが、
必ず同じタイプの肩こりが現れるとは限りませんので
偏った考え方にならないように気をつけましょう!
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