2020年08月31日
【育児や子育てを脳波で判別】反抗期が無い子どもがいる理由とは?
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人間の脳波を判別することによって、育児や子育てを、もっと楽にできます。
なぜかと申しますと、「子どもの成長段階による行動傾向」と「脳波の波形」がリンクしているからです。
子どもの脳波を変えてあげれば、反抗期も無くなるというわけです。
人間は、生まれてから、脳波が徐々に高くなっていきます。
高齢になると脳波は、ぎゃくに下がっていきます。
年を取ると赤ちゃんに帰ると言われていますよね。
したがって、老年期と赤ちゃんの特質はリンクしています。
男女に共通しているのは、「年齢別の脳波」が上昇から下降に転じていくことです。
人間の「氣分、感情、行動、精神状態、能力・・・」を決めているのが脳波です。
反抗期が無いお子さんは脳波が違います。
脳波に関しての興味深い実験が、その仮説を立証しています。
ウィスコンシン大学マディソン校では、仏教僧が瞑想をしたときの脳波が測定されました。
仏教僧が瞑想をすると、赤ちゃんと同じ脳波であるデルタ波(約0.5 〜 3Hz)が出現するのは知られていました。
大学での実験期間中は、仏教僧の脳波測定が毎日2回おこなわれます。
1回目の測定は、朝です。
朝の脳波測定を終えた仏教僧たちは、一旦、大学のキャンパス、街のお店、美術館などへ出かけるなど、自由行動を満喫しました。
2回目の脳波測定は、仏教僧が帰ってきた後にもう一回おこなわれました。
実験データをトータルで分析したところ、驚くべきことが判明しました。
何と、1回目と2回目の両方ともが同じ脳波だったのです。
仏教僧は、赤ちゃんと同じように、瞑想状態のまま、ずっと日常生活を過ごしていました。
通常、瞑想中は、呼吸に意識を向けるなどして無の状態を維持します。
瞑想中の脳波を、そのまま持続し続けることは難しいとされています。
仏教僧は、いったい、どうやって同じ脳波を維持させていたのでしょうか。
一般的に瞑想中は、交感神経から副交感神経優位になることが分かっています。
「仏教僧は、ずっと副交感神経優位になっていたのでしょうか」
じつは、仏教徒の僧侶たちは、瞑想中も普段の生活も「愛」「慈愛」の意識に集中していました。
確かに、赤ちゃんは「愛」「慈愛」に満ちている存在です。
勉強が得意な天才児も、「愛」「慈愛」に満ちて親から育てられました。
24時間特別な脳波を維持できる仏教僧は、母語習得マイスターの赤ちゃんと同じ脳波を維持しています。
仏教僧は、短期間で何か国語も話せる脳波を維持しています。
何年も修業をした瞑想の達人と、赤ちゃんと、天才児は、同じデルタ波(約0.5 〜 3Hz)の脳波を優位に出していることが推測されます。
「母語習得マイスターの赤ちゃん」
と
「仏教徒の長期瞑想修業僧」
と
「クラスに一人はいた天才児」
三者は、「愛」「慈愛」の精神状態を維持している可能性があります。
理由は、人間の脳波と精神状態がリンクしているからです。
もし、三者の脳波がデルタ波(約0.5 〜 3Hz)を出していたとします。
すると、三者は潜在意識を利用していることになります。
人間の意識は、大きく二層に分けられます。
顕在意識 約 3% ↑(自我の目覚め)
ーーーーーーーーーー −−−−−−−−
潜在意識 約 97% ↓(赤ちゃんの意識)
以下が0歳 〜 大人の脳波の移り変わりです。
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<年齢別脳波の変化>
◆0歳 〜 約2歳半
デルタ波 約0.5 〜 4Hz
◆3歳 〜 約6歳
シータ波 約4 〜 8Hz
◆約6歳 〜
アルファ波 約8Hz 〜
◆約8歳 約10Hz
◆大人
ベータ波 約12Hz 〜
ガンマ波 約40 〜 100Hz
◆60代70代80代90代 〜
約9 〜 8 〜 7 〜 6Hz
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受胎後 〜 生後約6 〜 7ヶ月までの赤ちゃんがギャン泣きしやすい理由をご存知ですか?
秘密は、「赤ちゃんが何歳から寝ているときの夢をみているか」に関係しています。
じつは、受胎後 〜 生後約6 〜 7ヶ月までの赤ちゃんは、夢(レム睡眠)しか見ていません。
ノンレム睡眠(無意識の爆睡状態)で、ぐっすり眠ってくれるのが生後約6 〜 7ヶ月からです。
では、なぜ自然は年齢が変わると脳波も変わるシステムを作ったのでしょうか。
各年齢別の脳波の推移によって、人間に生じてくる現象が変わります。
たとえば、反抗期の特徴は、脳波の精神状態と一致します。
反抗期の脳波が優位に出現してくると、イライラ、頭にきやすい、氣が短い、などの現象が発生します。
人間の成長と脳波はリンクしています。
反抗期は、脳波がシフトする段階で起こるべくして起こっています。
しかし、反抗期のない子どもがいます。
理由は、潜在意識と顕在意識の壁が影響しているからです。
さきほどの、仏教僧、赤ちゃん、天才児、が「愛」と「慈愛」に満ちているということに関係しています。
顕在意識と潜在意識の壁が完全に遮断されているのか?
顕在意識と潜在意識の壁が常に繋がっているのか?
赤ちゃんの頃の「愛」と「慈愛」の意識を持ったまま大人の階段を上っているのです。
人間の成長段階では、潜在意識と顕在意識の間に壁ができます。
まずは、以下が人間の成長段階別の脳波の移り変わりと特長です。
年齢と共に変化する脳波は、精神面や行動傾向とリンクしています。
◆ 人間の成長による脳波と精神状態(0歳〜大人)
<約0歳 〜 2歳半 【δ(デルタ)波】>
赤ちゃんが、生まれてから2歳半くらいまでは、人生で最も低い脳波の状態にある。
デルタ波と呼ばれる脳波は、毎秒約0.5 〜 4Hz(ヘルツ)で活動してる。
大人が、この脳波のときには、爆睡状態で身体の修復などを行っている。
24時間で約数分間しか起きていられない状態から人生が始まるので、新生児は寝るのが仕事と言われている。
したがって、赤ちゃんは、目を開けていても、寝ていることがほとんどである。
1歳を過ぎた子ども、純真無垢(じゅんしんむく)といわれる由縁は、ほぼ無意識状態にあるからである。
この無意識状態は、ポジティブ、ネガティブを決めつけることなく全てを吸収してしまいやすいので、育児には細心の注意が必要である。
また、この時期は、脳で物事を考える時に使う大脳皮質は、ほとんど機能していない。
潜在意識(約97%)が優位で、顕在意識(約3%)は未覚醒状態のままにある。
<約2歳半 〜 5歳【θ(シータ)波】>
この時期の子どもが起きているときは、θ(シータ)波の毎秒約4 〜 8Hz(ヘルツ)で活動している。
ほとんどトランス状態のような精神にあり、内面世界の抽象的、想像的なファンタジーの世界に住んでいる。
また、批判的精神、合理的思考をほとんど持たない傾向にある。
⑴ サンタクロースを信じている。
⑵ 戦隊ものなどの〇〇レンジャーの中に人間が入っているとは思っていない。
⑶ 母親の言葉使いをまねしたがる。
など、言われたことを、そのままストレートに受け入れてしまいやすい特徴を持っている。
この時期に吸収したことは、人生に多大な影響を及しやすい。
★大人がシータ波になると、明晰夢、意識もうろう、の状態などになりやすい。
半分寝て半分起きているようになり、潜在意識(約97%)と顕在意識(約3%)の扉が開かれると言われている。
したがって、シータ波は潜在意識(約97%)へのプログラミングが有効とされている。
<約5歳 〜 8歳【α(アルファ波)】>
⑴ α(アルファ)波の毎秒約8〜13Hz(ヘルツ)で行動している子どもは、ママごとなどの「〇〇ごっこ遊び」をよくしたがる。
⑵ 自分の好きなことは、時間を忘れて没頭できる。
⑶ 内面世界と現実世界に両足を入れたような状態にあり、両世界をリアルに捉えている。
⑷ 人格形成の段階では、分析思考などが始まっている。
⑸ 世の中の疑問点に回答を求めようとする。
★大人がアルファ波状態のときにはリラックス状態である。
分析思考が激減するので、内面世界へと向かい始める。
大人の脳波は通常、低から中程度のベータ波領域にあるが、自分の興味のある情報が入って来たときに一旦脳は小休止をする。
そして、自然にアルファ波の状態に変化する。
無の状態を凝視するにつれて、集中力を傾けている情報が、だんだんとリアルになり始める。
その瞬間に前頭葉は、その情報を脳に組み込み学んだことを記憶する。
ちなみに、脳は感覚器官からの情報を、考えを司る大脳皮質が処理をしている。
<3種類のアルファ波>
⑴ スローアルファ波(低域)
約8 〜 9Hz
・休息する方向に意識が低下しボ〜ッとした状態
⑵ ミッドアルファ波(中域)
約9 〜 12Hz
・リラックスして集中力があり、頭が冴えている状態
⑶ ファストアルファ波(高域)
約12 〜 14Hz
・緊張しながら集中して、あまり気持ちにゆとりがない状態
<約8歳 〜 12歳【β(ベータ波)】>
β(ベータ)波の毎秒13Hz以上の脳波になっている子供は、大人の入り口へと差し掛かっている。
最初の反抗期が訪れる周期に近づいている。
しかし、反抗期の無いお子さんは、赤ちゃんのころからの低い脳波をずっと引き継いでいると考えられる。
人間は成長と共に脳波が上昇していくのが普通のはずだが、反抗期がこないということは、脳波が大人の脳波であるベータ波(13Hz以上)になっていないことを意味する。
アルファ波域の13Hz以下に脳波が低い状態のまま維持されていると予測できる。
ほとんどの大人は、顕在意識(約5%)と潜在意識(約95%)の間に壁ができてしまうことが言われている。
したがって内面世界との扉は閉ざされることになる。
「3つ子の魂100まで」のように、潜在意識(約95%)を書き換えずらくなる。
幼い頃に培(つちか)ってきた経験が、扉にさえぎられてしまうので、死ぬまで、その人自身の習慣、行動パターン、信条、態度、感情的反応などの変化はしずらくなる。
6 〜 7歳の分析思考の始まりと共に、顕在意識(約5%)と潜在意識(約95%)の間に仕切りが出来始める。
よって、少年の心をもった大人は、この扉が常に開いている可能性がある。
潜在意識(約95%)の扉が開かれた状態にあるので、思った事を実現しやすい。
理由は、思ったらすぐに実行する人は、無意識で行動するので瞑想状態を維持しやすいからである。
瞑想状態=脳波が下がりやすい状態なので、子どもと同じように夢を実現しやすい。
<各ベータ波の精神状態>
⑴ β(ベータ)波(低レベル)
約13 〜 15Hz
・警戒心をもたずに何かに関心を向けているとき
⑵ β(ベータ)波(中レベル)
約16 〜 22Hz
・関心事を更に注意力を高めて分析思考になっているとき
⑶ β(ベータ)波(高レベル)
約23 〜 50Hz
・極度に警戒した高いストレス状態、集中過剰なハイテンションを抑止できない。
人間は、その反動で、不眠症、慢性疲労、無力感、などで±のバランスを取っている。
高レベルのベータ波状態が長く続くと、学習が不可能になってくる。
一つの事に、いつまでも囚われて、頭の中で言葉を呟き続けるなど、無意識に行動できずらい分析思考者が、このタイプに分類される。
この状態から抜け出すには、自分の思考や感情を冷静に見て氣がつくことが重要である。
<【γ(ガンマ)波】>
31 〜 40Hz以上の周波数の脳波です。
瞑想などより高次の精神活動、超越体験、至高体験など、意識が高揚した時に、この脳波が現れる。
脳波が低くなると内面世界との繋がりが深くなる。
脳波が高くなると外界世界との繋がりが強くなる。
通常、大人はベータ波が優位になっています。
そのために分析思考です。
そうなると、顕在意識(約3%)と潜在意識(約97%)には壁が存在します。
しかし、仏教僧は、何年も瞑想回数を繰り返しています。
何度も潜在意識にアクセスしています。
少年の心を持った大人のように、顕在意識(約3%)と潜在意識(約97%)の壁が取り払われた状態にあります。
幼い頃にしみ込んだプログラムが一度リセットされ、行動、思考、感情のパターンが、何度も書き換えられている可能性があります。
ですので、仏教僧は同じ脳波を維持しているという訳です。
赤ちゃん、仏教僧、天才児、子どもの心を持った大人、の四者には、顕在意識(約3%)と潜在意識(約97%)の壁が薄い、もしくは、存在しません。
壁がないということは、潜在意識にアクセスしやすくなるので、思いも叶いやすいくなります。
子どものころに欲しいオモチャが手に入ったのは、潜在意識(約97%)のおかげです!
3歳で潜在意識の扉が閉じられるのは、自我が発生する自然の仕組みです。
最先端の子育てをしているママやパパは、3歳までの教育が超重要です。
今まで脳波について見てきました。
最後に・・・
ママのお腹の中で胎児に脳波が発生します。
人間は、年齢を重ねるごとに脳波が高くなります。
老年期に入ると脳波が低くなります。
最後には脳波が停止して死を迎えます。
Bigger picture(宇宙的視点)
「Bigger picture」という視点での子育てとは、脳波が上昇していく子どもをただ見守ることです。
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