女性は、お腹の中の赤ちゃんと、お話しをしたいと思っています。
誰もが、かんたんに胎話士になれる方法があればいいですよね。
それは、可能です。
世の中には、お腹の中の赤ちゃんと話せるママがいます。
一方、まだ話せていないママがいらっしゃいます。
原因は、ママと胎児の脳波の違いです。
同じ脳波でなければ、両者は通じ合えないのです。
■ 高い と 低い
□ ママの脳波が【高い】
→ 両者の脳波が違う ←
□胎児の脳波は【低い】
共鳴していない
( 話せない )
■ 低い と 低い
ママの脳波が【低い】
→ 両者の脳波が同じ ←
胎児の脳波は【低い】
共鳴する
( 話せる )
人間は、年齢と共に脳波の周波数が高くなります。
成長と共に脳波の周波数域が広がって行きます。
問題は、年齢が上昇するごとに、赤ちゃんと大人では脳波がズレることです。
<人間の成長別使用可能な脳波>
⑴ 約2歳半まで
→ デルタ波
⑵ 約6歳まで
→ デルタ波、シータ波
⑶ 約8歳まで
→ デルタ波、シータ波、アルファー波
⑷ 約12歳まで
→ デルタ波、シータ波、アルファー波、ベータ波
⑸ 大人
→ デルタ波、シータ波、アルファー波、ベータ波、ガンマ波
<脳波>
δ デルタ波:約 0.5 〜 3Hz
θ シータ波:約 3 〜 8Hz
α アルファー波:約8 〜 10Hz
β ベータ波:約 12Hz 〜
γ ガンマ波:約 40 〜 100Hz
ママのお腹の中の赤ちゃんと会話をするケースが多いのは、約3歳までの幼児です。
理由は、胎児と同じデルタ波(約 0.5 〜 3Hz)の脳波が出ているからです。
3歳児:デルタ波(約 0.5 〜 3Hz)
↓
脳波が同じなので話せる!
↑
胎児:デルタ波(約 0.5 〜 3Hz)
約3歳までは、一種類の低い脳波(デルタ波:約 0.5 〜 3Hz)が優位に出ています。
したがって、楽に胎児と話しができます。
しかし、ママがお腹の中の赤ちゃんと話すときは、脳波をガンマ波 → ベータ波 → アルファー波 → シータ波 → デルタ波と下げていかなければなりません。
赤ちゃんと同じ脳波を出していると言われている仏教僧は、瞑想を通して、その境地に到達します。
トランス状態まで脳波を下げる訓練には、長い年月を要します。
仏教僧は、自分が現在、何Hzの脳波になっているのかを手探りで実践しているのです。
脳波計を使っているわけではないので、当然のことかもしれません。
3歳以前のことを思い出すことができない症状が「幼児期健忘」です。
大人になると、3歳ころまでの記憶が無くなるのは、ほとんどの方々が経験しています。
3歳児までに優位に出ている脳波であるデルタ波(約 0.5 〜 3Hz)は、特殊な能力を発揮できる脳波です。
理由は、デルタ波(約 0.5 〜 3Hz)は、潜在意識に繋がっているからです。
それを証明しているのは、催眠療法でかかる暗示です。
催眠療法士によりますと、患者の脳波をデルタ波 〜 シータ波に落とすと暗示をかけやすいと言っています。
臨床心理士がおこなう催眠療法には、国家資格があります。
心療内科の病院では、公認心理師法にのっとって、心のケアが行われています。
そこで、日本催眠術倶楽部が、受講生の催眠状態での脳波を計測しました。
その時の受講生の脳波は「θシータ波」になっていました。
暗示をかけやすい催眠中の脳波は、低い脳波でした。
暗示をかけやすいということは、潜在意識に繋がっているからです。
もしかしたら「θシータ波」の低い脳波は、記憶力に適している可能性があります。
・「δ:デルタ波:約 0.5 〜 3Hz」赤ちゃん
・「θ:シータ波:約 3 〜 8Hz」催眠状態(暗示)
英語話者にとっては、世界中の言語で日本語の習得が一番難しいと言っています。
一般的な外国人の方が英語を習得するには、最低でも約2年を要します。
しかし、何も考えて居ない無意識状態の赤ちゃんは、ある日に突然母語を話し始めます。
大人は、年齢が上昇するに従って無意識的に学習することは、脳波がコントロールできなければ難しくなります。
赤ちゃんのように低い脳波の方は、潜在意識にアクセスしやすいです。
おのずと、無意識に記憶することに滴しています。
最近の研究では、脳の電気的活動(脳波)が、脳のメモリ領域に高速で情報を取り込んでいることが分かってきました。
この効率性を決めているのが脳波の周波数です。
約0.5 〜 3 〜 8Hzの中に、ピンポイントの所があります。
ハーバード大学認知研究センターのグリーンフィールドさんとトロニックさんは、「学習のサイクル」については三段階あると報告しています。
<3段階の学習サイクル>
⑴ 概略の把握
⑵ 関連付けと必要情報の入力
⑶ 練習と応用
この学習サイクルは、一つ飛ばしてしまうと次に進むことはできません。
幼児が、この段階を進むには、自分の興味のある事だけ限定です。
約3歳までの「幼児期健忘」時期は、思うがままに行動しています。
好きな事だけ、興味のあること、やりたい事だけに、まっしぐら!です。
親が、やって欲しいことをさせようと思っても、なかなか難しい時期です。
この学習サイクルは、地球に住む全ての人間が、自分の好きなことを探り当て没頭するための自然メカニズムです。
何の努力もなく無意識に脳が学習してくれる脳波は、最も低いデルタ波(約 0.5 〜 3Hz)です。
通常の大人は爆睡状態です。
しかし、瞑想修業者、3歳児、赤ちゃん、胎児は、起きたままで、この脳波を優位に維持しています。
大人になっても、脳が勝手に学習してくれるデルタ波(約 0.5 〜 3Hz)付近まで脳波を下げられたら、ママはお腹の中の赤ちゃんと、お話しができます。
子どもは、勉強の効率が上がります。
じつは、脳波を下げる装置があります。
過去に、アルファーシータ(ALPHA THETA-C)、パラメモリー、パラメモリーU、などの商品として発売されていました。
この装置には、記憶力増強装置、または、潜在能力開発装置しと記載されていました。
装置を開発したのは、大阪大学から林原生物化学研究所に在籍していた政木和三先生です。
電気炊飯器、自動ドア、CTスキャン、瞬間湯沸かし器、歯科治療ドリル、魚群探知機、ウソ発見器、エレキギター・・・など1000件以上の発明をして特許権を、ほとんどフリーにした発明家でした。
もし、特許権を放棄していなかったら、約 5000憶円は入っていました。
政木和三さん:
「欲望や雑念を捨てると脳波が下がり、インスピレーションや想像力が生まれる」
「その結果、思いがけない力が発揮できる」
この記憶力増強、潜在能力開発装置を開発するきっかけがあります。
じつは、リラックスして脳波をアルファ波にすれば、記憶力が良くなることが医学的に分かっていました。
普通の人でも脳波をアルファ波からシータ波にまで下げられる装置をつくろうと思ったのが始まりです。
実験では、音楽で精神が一番安定する周波数が151Hzであることが分かりました。
そこで、心が安らかになる151Hzの周波数の音を左右の耳から聞く実験をおこないました。
すると、右耳から入った音は右脳に60パーセント、左脳に40パーセント伝わりました。
ぎゃくに左耳から入った音は左脳に60パーセント、右脳に40パーセント伝わって脳が共振しました。
左右の脳は、左右の耳から入った音の周波数の差を、ビート音として検出していました。
左脳 右脳
左耳 →151Hz 60% / 40%
40% / 60% 151Hz← 右耳
(左脳と右脳が同時に働く)
今度は、人が精神的に一番安定する音とされている周波数151Hzと、それよりも2 〜 10Hz低い周波数の音をもう片方の耳から聴くことをしてみました。
左右の耳からは、151Hzと141〜149Hzの二つの異なる周波数を聴きます。
すると、ヘッドホンで音を聞いている人の頭には、必然と2 〜 10Hzの周波数差が生します。
右脳と左脳は、バランスを取ろうとして同期現象が起こります。
151Hz−149Hz=2Hz
151Hz−148Hz=3Hz
151Hz−147Hz=4Hz
・・・と
頭の中で「うなり音」として感じていた音と同じ周波数差の分の脳波2Hz、3Hz、4Hz、5Hz、6Hz、7Hz、8Hz、9Hz、10Hzが、脳内で優勢になることをサポートしていました。
脳内での2 〜 10 Hzの周波数差は、そのまま各デルタ波(0.5 〜 3Hz)〜 シータ波(3 〜 8Hz)〜 アルファ波(8 〜 10 Hz)に誘導しようとする働きが生じました。
左耳→151Hz・2Hz・149Hz←右耳
左耳→151Hz・3Hz・149Hz←右耳
左耳→151Hz・4Hz・147Hz←右耳
左耳→151Hz・5Hz・146Hz←右耳
左耳→151Hz・6Hz・145Hz←右耳
左耳→151Hz・7Hz・144Hz←右耳
左耳→151Hz・8Hz・143Hz←右耳
左耳→151Hz・9Hz・142Hz←右耳
左耳→151Hz・10Hz・142Hz←右耳
一般的な大人の脳波は、ベータ波(約 18Hz)です。
その脳波を、右脳と左脳の脳を同調させることによって、アルファ波 〜 シータ波 〜 デルタ波を脳内で再現できます。
<脳波の周波数をチェンジ>
⑴ ママがお腹の中の赤ちゃんと胎話するときには、デルタ波(0.5 〜 3Hz)に!
⑵ 子どもが勉強中に集中するときには、シータ波(3 〜 8Hz)に!
⑶ リラックスは、アルファ波(8 〜 10 Hz)に!
記憶力増強、潜在能力開発装置の、アルファーシータ(ALPHA THETA-C)、パラメモリー、パラメモリーUなどは、現在、中古品でしか手に入りません。
しかし、政木和三さんの特許を使用した「Simple瞑想」という装置があります。
なんと、じっさいに「Simple瞑想」の装置を使用して学習塾での実験が行われました。
2017年12月5日、大阪府茨木市にある「め塾」の生徒さんを対象に、英単語の暗記実験が行われました。
「Simple瞑想」は、電源を入れた直後に、左耳から151ヘルツの音、右耳からは142ヘルツの音が発生します。
シンプル瞑想 茨木市 学習塾 め塾のみなさん
効果が大きくでている生徒さんもいます。
しかし、生徒さんによって結果に差があります。
これは、脳波が素直に下がっている生徒さんと、下がっていない生徒さんがいる訳です。
実験では、「Simple瞑想」を聞いている時間が10分くらいです。
安全性を考えてのことだと思いますが、少し短いためでもあるのかもしれません。
記憶力増強、潜在能力開発装置の特許を取得した政木和三さんは、このように説明していました。
政木和三さん:
「人間の脳は、懸命に何かを覚えようとしたら、かえって何も覚えられない」
「一生懸命になると、ストレスで脳波が上がり、ベータ波になってしまうのである」
「ぎゃくに、物事を覚えようという欲望を捨てると脳波が下がり、勝手に覚えてしまう」
「そういうものだ」
「私が発明したアルファシータという装置がある」
「小さな発振器からイヤホーンで左右の耳に同時に音を流すことによって、脳波をシータ波にする装置だが、たとえばこれを耳にかけ、無欲になって本をめくると、本のたいていの内容が頭に入る」
「ただし、何かを覚えようとして、これを耳にかけても、脳波は下がらないし、何も覚えられない」
「あくまでも欲望を捨てることが基本である」
<アルファーシータの使用体験者>
⑴ 六法全書を一週間くらいパラパラめくっているだけで暗記してしまった。
⑵ 昔、プロレスラーで参議院議員のアントニオ猪木さんの奥さんであった女優の倍僧美津子さんが、「一度で台詞が覚えられるので手放せない」と話し、他の若い女優にも勧めると言っていた。
⑶ 甲子園の高校野球で八幡商のナインが、「パラメモリー」をベンチで聞いてベスト8入りをはたした。
⑷ 医大の先生からは、医大を卒業しても国家試験に落ちてしまう学生が多いというのを聞き、政木和三さんが試作品を10個ほど提供したところ、その学生全員が合格した。
・・
など
プロ野球選手、プロゴルファー、格闘技、合氣道、ストレッチヨガ、癒しサロン、介護従事者、ミュージシャン、ギターレッスン、ライター、人工知能開発企業、・・・など
お腹の中の赤ちゃんとお話しするためには、脳波を下げなければなりません。
脳波は、欲望を捨て、雑念を払うことによって下がります。
「欲望がない胎話士さん」は、「欲望のない、お腹の中の赤ちゃん」と会話をするわけです。
欲望のない方が、胎話士さんになられています。
お腹の中の赤ちゃんと、かんたんにお話しできるのが2歳半前後のお子さんです。
3歳半前後のお子さんは、欲望がないのでお腹の中の赤ちゃんと話すことができます。
子どもが、だんだんお腹の中の赤ちゃんと話せなくなる理由は、欲望がでてくるので脳波が下げられないのです。
2歳半の子どもは、自我に目覚め始めます。
「イヤ、イヤ・・・」
脳波のチャンネルが、大きく変わるときです。
欲望の精神状態は、脳波が高い領域です。
胎話士になる一つの方法は、「欲望や雑念をすてる」ことです!