2024年10月03日
【母乳は免疫の神様】なぜ赤ちゃんにハチミツを与えてはいけないの?
1976年〜1978年にかけての出来事です。
アメリカでは、赤ちゃんが突然死する不振な現象が多発しました。
原因を調査したところ、亡くなった赤ちゃんがハチミツを与えられていました。
ショッキングな出来事は、世界中に広まりました。
そこから「赤ちゃんにハチミツを与えてはいけない」と、母子手帳や育児書にも記入されました。
ハチミツは、健康食品として人気があります。
自然の糖分、ビタミン、ミネラル・・・。
母親:
「天然の蜜なんだから、赤ちゃんに食べさせても大丈夫よね」
しかし、ハチミツを詳しく調べた結果、「ボツリヌス菌」の芽胞(胞子)が含まれていました。
「ボツリヌス菌」は、食中毒を起こすバイ菌です。
なんと、「ボツリヌス菌」の出す毒素は、1gで大人約1000万人分の致死量でした。
現在に至るまでは、「ボツリヌス菌」の特効薬は開発されていません。
ハチミツには、どうやって猛毒の「ボツリヌス菌」が混入するかと申しますと、原因はハチです。
ハチは、花〜花を飛び回ってハチミツを集めてきます。
じつは、ハチの子ども(幼虫)は、昆虫の肉を食べて育ちます。
ハチの親は、ハチミツを集めつつ、子ども(幼虫)のために昆虫を運んできます。
腐った昆虫の肉には、「ボツリヌス菌」が繁殖します。
その時、ハチミツに「ボツリヌス菌」が混入してしまうという訳です。
では、大人がハチミツを食べても大丈夫な理由とは何でしょうか。
アメリカの研究者たちによりますと、原因は腸にありました。
人間は胃で食べ物を分解し、腸で栄養素を吸収します。
「口→食道→胃→腸」と「体内」は、分離されています。
バイ菌が体内に侵入しないように、免疫のバリアがあります。
大人と赤ちゃんの決定的に違う点は、腸壁でした。
腸壁フィルターの目の細かさが違いました。
大人の腸壁は、きめが細かく、赤ちゃんの腸壁はザル状態でした。
通常、人間が口にする糖分、タンパク質、炭水化物、脂肪分は、物質の分子構造が大きいので、腸壁を通過して栄養素を吸収できません。
秘密は、消化液でした。
消化液は、食べ物の分子構造を小さくします。
小さくなった分子構造の栄養素は、腸壁を通過して体内に吸収されます。
たとえば、アミノ酸は、消化液で「ポリペプタイド」まで分解されて小さい分子になります。
「ポリペプタイド」の小さい分子は、腸壁を通過できます。
冷えた物を食べて腸が冷えると、分解作用が低下します。
お腹が痛くなって下痢をするのは、腸が機能不全を起こしています。
「ボツリヌス菌」が大人の腸内に入っても大丈夫な理由は、「ボツリヌス菌」がタンパク質でできた巨大な分子だからでした。
巨大な分子構造の「ボツリヌス菌」は、大人の腸壁を通過できません。
「ボツリヌス菌」の分子が、どれくらい大きいかといいますと、腸壁フィルターの約100万倍の大きさです。
したがって、「ボツリヌス菌」が、腸から体内に侵入してくることはありません。
「ボツリヌス菌」が腸内で猛毒を出しても便となって排出されます。
しかし、赤ちゃんの場合は違いました。
赤ちゃんの腸壁フィルターは、目が粗い構造です。
「ボツリヌス菌」の芽胞は、そのままの状態でフリーパスです。
「ボツリヌス菌」の猛毒が、腸壁を通過してしまいます。
これが、赤ちゃん突然死の原因です。
では、なぜ、一歳未満までの赤ちゃんの腸壁フィルターが粗い目で出来ているのでしょうか。
赤ちゃんの腸壁フィルターが大人と同じ細かさになる年齢は、2歳〜2歳半です。
赤ちゃんには、2歳〜2歳半になるまでは母乳以外を与えてはいけません。
ということは、自然界が推奨している卒乳の時期は、2歳〜2歳半です。
さらには、母乳の栄養素を通過させるために赤ちゃんの腸壁フィルターの目が粗くなっていました。
一番重要なのは、初乳から吸収される免疫抗体でした。
ママからは、様々な病氣を防いでくれる免疫抗体をもらわなけらばなりません。
母体で作られた免疫細胞である白血球やマクロファージです。
そのために赤ちゃんは、腸壁フィルターを大きくしていました。
もう一つの分かったことは、新生児は食べ物を消化する胃酸をだすことができませんでした。
赤ちゃんは、タンパク質を自力で分解する能力がありません。
赤ちゃんが、タンパク質を分解できる年齢は、約1歳〜2歳です。
約1歳〜2歳までの子どもは、必要なタンパク質を母乳で吸収するシステムです。
母乳に含まれるタンパク質は、三種類です。
<母乳に含まれる3つのタンパク質>
⑴ カード(凝乳、カゼイン)
⑵ 乳清
⑶ 非タンパク態窒素
カード(凝乳、カゼイン)は、タンパク質の主成分です。
新生児のころの初乳には、カードが約17%です。
成熟乳になると25%に増えます。
自然界は、赤ちゃんの成長に合わせて母乳成分を最適化しています。
乳清のタンパク質は、インムノグロブリンです。
インムノグロブリンは、AとGに分かれます。
インノムグロブリンAは、赤ちゃんの腸壁にぎっしりと敷き詰められています。
理由は、細菌やウイルスからの侵入を防ぐためです。
インノムグロブリンGは、小腸から体内に取り込まれます。
理由は、体内に入ってきた細菌やウイルスを処理する役割です。
赤ちゃんの腸は、インノムグロブリンを吸収するために腸壁を大きくしていました。
じつは、母乳のカード(凝乳、カゼイン)は、きめこまかな分子構造をしています。
約20分で消化吸収されます。
赤ちゃんは、いくら母乳を飲んでも消化不良を起こしません。
母乳の非タンパク態窒素は、約20%で腸から吸収されやすい物質です。
ミルクと母乳の決定的な違いは、インノムグロブリンのような免疫物質を化学合成できないことです。
ミルクは主ではなく、あくまでも副です。
完全母乳育児を想定して、自然界が動いています。
一歳未満の乳幼児には、離乳食が入ってくることを準備していません。
乳幼児の腸壁は、母乳成分の吸収率を高くするためにザル状態になっています。
おとなと同じ免疫機能が完成するのは、約2歳半です。
赤ちゃんは、完全母乳。
約2歳半までは母乳しか与えない。
自然界が推奨する育児法です。
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