2016年10月23日
森の音とピアノが心に響く 『羊と鋼の森』
ご無沙汰しておりました。
久しぶりに紹介するのは、ピアノの調律師のお話です。
本屋大賞を受賞して有名になりましたね。
昔ピアノを弾いていたので、期待しながらもちょっと探るような感じで読みました。
主人公は高校生のとき、体育館のピアノの調律を目の当たりにして
心を奪われます。
調律師の専門学校を卒業し、地元の会社で調律師の卵として働き始めます。
個性的な調律師の先輩から指導を受けながら
人間としても成長していく、というお話です。
専門用語もあまりなく、さらさらと読めます。
ピアノ業界の方々には物足りないかもしれません。
ただ、こういう専門家がいる事柄を題材にする場合
どうしてもそのとおりのことは書けないものなので
読み手にある程度想像力が必要なのではないかと思います。
作家として、何を重視して書くかにもよるのですが
現実と異なることを批判してもしょうがないところがあります。
宮下氏は、過去の作品を読んでも
それほど細かな表現をするような書き方ではないので
この作品はちょっとがんばって書いた感じがしました。
今日もお読みくださり、ありがとうございます。
久しぶりに紹介するのは、ピアノの調律師のお話です。
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本屋大賞を受賞して有名になりましたね。
昔ピアノを弾いていたので、期待しながらもちょっと探るような感じで読みました。
主人公は高校生のとき、体育館のピアノの調律を目の当たりにして
心を奪われます。
調律師の専門学校を卒業し、地元の会社で調律師の卵として働き始めます。
個性的な調律師の先輩から指導を受けながら
人間としても成長していく、というお話です。
専門用語もあまりなく、さらさらと読めます。
ピアノ業界の方々には物足りないかもしれません。
ただ、こういう専門家がいる事柄を題材にする場合
どうしてもそのとおりのことは書けないものなので
読み手にある程度想像力が必要なのではないかと思います。
作家として、何を重視して書くかにもよるのですが
現実と異なることを批判してもしょうがないところがあります。
宮下氏は、過去の作品を読んでも
それほど細かな表現をするような書き方ではないので
この作品はちょっとがんばって書いた感じがしました。
今日もお読みくださり、ありがとうございます。
タグ:宮下 奈都
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