2016年04月24日
不思議で切ない 『金魚姫』
今回は、少し笑えて切ない物語です。
ブラック企業に勤める主人公。
同棲していた彼女も出ていき、うつうつと暮らしていました。
そんな折、夏祭りで金魚すくいをして、琉金を持ち帰ります。
ほどなくして、水をしたたらせ、赤い服に身を包んだ美女が現れます。
金魚が入っていたはずの水槽は空。
どうやら金魚の化身のようです。
美女を家に残して仕事に行くことになりますが
なぜか死んだ人が見えるようになり
商談が次々成立していきます。
金魚の化身はえびせんを好み、テレビで覚えた台詞をしゃべり
ユニークな美女との生活は、壊れかけていた主人公の心に
変化をもたらしました。
しかし、美女には遠い悲しい記憶が眠っていて…
読む人を引きつける筆致はさすがです。
一気に読める不思議で切ないお話です。
今日もお読みくださり、ありがとうございます。
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ブラック企業に勤める主人公。
同棲していた彼女も出ていき、うつうつと暮らしていました。
そんな折、夏祭りで金魚すくいをして、琉金を持ち帰ります。
ほどなくして、水をしたたらせ、赤い服に身を包んだ美女が現れます。
金魚が入っていたはずの水槽は空。
どうやら金魚の化身のようです。
美女を家に残して仕事に行くことになりますが
なぜか死んだ人が見えるようになり
商談が次々成立していきます。
金魚の化身はえびせんを好み、テレビで覚えた台詞をしゃべり
ユニークな美女との生活は、壊れかけていた主人公の心に
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しかし、美女には遠い悲しい記憶が眠っていて…
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タグ:荻原 浩
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