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2016年06月27日

明治の生活も妖怪も江戸から地続き 『明治・妖モダン』

江戸の妖怪話で有名な畠中恵氏ですが

今回は明治に入ってからのお話です。

明治・妖モダン

新品価格
¥1,512から
(2016/6/26 15:21時点)



西洋風の街並みになった銀座の一角にあって

掘立小屋にしか見えない思いきり日本家屋の派出所。

そこに勤務する巡査、原田と滝は

市民の相談に乗りつつも

数々の事件に巻き込まれていきます。

アーク灯が夜を照らす世の中になっても

江戸とは地続き。

江戸時代から生きる人もいれば、妖だって紛れているのです。

5話からなる本ですが、話が進むにつれ

原田と滝、行きつけの牛鍋屋の主人、店常連の三味線の師匠など

個性的なメインキャラクターの正体が気になってきます。

正体は、果たして…


数々の謎を残したまま終わるので

ちょっと消化不良な印象ですが

2作目にはもう少し人物背景が描かれているでしょうか。


温かい雰囲気の本ではありませんが

クールな話運びのなかにも人情味があって

続編が気になる作品ですよ。


今日もお読みくださり、ありがとうございます。

よろしければ、ポチリとお願いします。






タグ:畠中 恵
posted by yuzu at 00:00| 小説
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