2010年02月17日
「ひかりの剣」を読んだ！
２、３年前から海堂尊氏の作品を読み漁っている。今回読んだ「ひかりの剣」（2008年8月発刊）は、他の作品で活躍する医師たちの医学生時代に打ち込んだ剣道の話。いうなればスピンオフ作品か。いきなりこの本を読んでも面白いが、できれば他の作品から読んだ方は味が出ると思う。海堂氏は映画やドラマにもなった「バチスタの栄光」の著者。勤務医としての豊富な経験と知識を生かして、現代医療を舞台にしたユーモラスな作品を多く書いている。しかも随所に医療の抱える問題を盛り込んでいる点も人気の秘密だろう。
ちなみに海堂作品は「ブラックペアン」「死因不明社会」「ナイチンゲールの沈黙」「ジェネラル・リュージュの凱旋」「螺旋迷宮」「夢見る黄金地球儀」「医学のたまご」などがある。
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