繰り広げられている最中、とある新聞の記事を見て
考えさせられることがありました。
米国の歴代大統領が国民や世界をいかに欺いてきたかを
解き明かす著作が最近出版されたのですが、その著者に
よると、失政から目をそらすためや再選に不利な情報を
伏せるために大統領がウソをつくことが日常茶万事で
あるとしながら、そのとびぬけたウソツキがトランプ大統領
だと言うのです。
しかも、トランプ大統領のウソは理由が不明なものが多く、
真実とウソの境界が認識されてないかもしれないと言うのです。
ワシントン・ポスト紙の集計によればトランプ大統領は就任以来、
2万回以上の虚偽や誤解を招く発言をしたそうです。
一国の大統領に対して、このようなことを公然と記事にすること
自体が信じがたいことなんですが、大統領選挙をにらんでの
ことなのか分かりませんが、その記事に見入ってしまいました。
というのも、私自身もトランプ大統領がコロナウイルスで米国が
最も甚大な被害を受けており、感染者は約850万人、死者も22万人と
世界で最も多くの犠牲者が出ているにもかかわらず、ウイルス対策は
成功したとか、悪いのは中国であるとして、全く現実の深刻さを
認めようとしない言動にビックリしているので、まんざら
大げさでもないと納得している自分がいるのです。
そんな大統領を、一方では再選を熱狂的に支持している
大勢の勢力がいる米国の姿をテレビなどの報道で
目の当たりにしながら、これまた驚きを隠せないでいます。
米国の国民性なのかも知れないですが、支持される側と
支持する側の一体感が築き上げられている中ではウソや
虚偽は二の次なのかも知れませんね。
そして一度支持すると決めたなら、全てが真実として
受け止められるのかも知れません。
大統領選挙が迫っている最中、米国では再びコロナウイルスの
感染が急増し、1日で8万4千人にと過去最多となっています。
この現実を見ながら、それでもトランプ大統領はコロナとの闘いで
勝利したと虚偽な発言を繰り返すのでしょうか。
選挙を目前にしている時だけに、現実に目を背け群衆を欺くような
言動をひたすら繰り返すしかないのかも知れないと、ため息が
こみ上げてくるばかりです。
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