2016年01月20日
ルシー的宇宙人その2
もっとも、私は、究極的宇宙人のイメージを、この「ルシーの明日」ではじめて発表した訳でもありません。
もともと、以前ホームページで公開していたカラクリ読み物「あそぼーョ!」(1999年)で不滅生命体チェイサーというものを登場させていました。これには、さらに元ネタがあり、「不滅生命体チェイサー対無敵精神怪物パルサー」(未筆)というアクションものに出演させるはずのキャラクターでした。
と言う訳で、究極的宇宙人のアイディア自体は、ずっと昔から私の頭の中には存在していたのです。
私は、ワープ航法とか超光速飛行と言ったものは、リアルに考えるなら、実現できるとは全く思っていません。だから、もし、遠距離宇宙飛行をして地球にまでやってくるエイリアンがいるとすれば、そいつらは何億年も時間をかけて、地球にまで飛来しているのではないか、と考えているのです。
そんな何億年も生きられる生物だとなれば、それは、まさに進化の最終段階にある究極生命体のはずです。時間に全くこだわらない、超ゆとりの中に生きているからこそ、遠い他天体から地球に来るような事まで思い立てるのです。
宇宙人否定派の理屈の一つとして、地球の文明期(現代)に、外惑星のエイリアンの文明期も時間的に重なる確率はほぼゼロだから、地球人がエイリアンと出会える可能性はない、と言うものがあるのですが、ここは逆転の発想でして、もし、究極段階まで科学と文明を発達させたエイアリアンがいたのならば、そのエイリアンは宇宙が死滅するまで、それこそ何万億年も、彼らの究極文明の時代を持続させる事でしょう。つまり、地球人の先輩の宇宙人で、究極文明にまでたどりついた宇宙人がいれば、彼らはいくらでも地球にまで飛来しているはずなのであります。
それは、最初、炭素系生物がその究極文明段階にまでたどりつくのであろうと、私は推察していました。しかし、「ルシーの明日」では、進化の新過程として、炭素系生物からAI(人工知能)への交代劇を盛り込みましたので、同作に出てくる究極生命体の宇宙人もAIのシリコニーと言う形になったのです。
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それは、最初、炭素系生物がその究極文明段階にまでたどりつくのであろうと、私は推察していました。しかし、「ルシーの明日」では、進化の新過程として、炭素系生物からAI(人工知能)への交代劇を盛り込みましたので、同作に出てくる究極生命体の宇宙人もAIのシリコニーと言う形になったのです。
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タグ:宇宙人
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