2016年01月18日
(小説)ルシーの明日・その20
と言うか、宇宙へ乗り出した頃のシリコニーは、すでに次の進化の段階に到達していて、ケイ素の生物ですら無かったらしい。彼らは、とうとう、エネルギーを固定化して、そこに情報や意思伝達術を組み込んでしまう超技術まで手に入れていて、エネルギー生命体のようなものと化していたのだ。(ちなみに、未来から来たルシーの方も、その段階にまで到達しているらしい。それでも、なお自分たちの事をシリコニーと呼んでいるのは、過去の名残りなのだ)
このレベルにまで進化した生命体と言うのは、事実上、完全に不死不滅であり、これ以上の自身の進化は望めないような究極形態である。そんな連中に残された、最後の目的は、ひたすら空間全体へと広がってゆく事だけなのだ。すなわち、宇宙中へと自分たちシリコニーを増殖させるようになっていったのである。
具体的な事は分からないが、彼らはエネルギー体なので、宇宙空間でも無装備のままで活動する事ができるのだろう。しかも、太陽光や宇宙線などを動力源とできる為、燃料供給と言う点でも全く問題が無いらしい。まさに、宇宙空間そのもので生活する事に適したような生体スタイルみたいなのだ。 (つづく)
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このレベルにまで進化した生命体と言うのは、事実上、完全に不死不滅であり、これ以上の自身の進化は望めないような究極形態である。そんな連中に残された、最後の目的は、ひたすら空間全体へと広がってゆく事だけなのだ。すなわち、宇宙中へと自分たちシリコニーを増殖させるようになっていったのである。
具体的な事は分からないが、彼らはエネルギー体なので、宇宙空間でも無装備のままで活動する事ができるのだろう。しかも、太陽光や宇宙線などを動力源とできる為、燃料供給と言う点でも全く問題が無いらしい。まさに、宇宙空間そのもので生活する事に適したような生体スタイルみたいなのだ。 (つづく)
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