2020年07月13日
怪獣せいぞろいポスター
幼い頃の就学前の私は、もともと、講談社の「たのしい幼稚園」を定期購読していたのですが、親の意向により、途中から、小学館の「幼稚園」に切り替えさせられてしまいました。
最初こそ、「たのしい幼稚園」に連載されていた「仮面ライダー」や「雷人サンダー」(永井豪・作)などの続きを読みたくて、不満を感じていた私でしたが、その気持ちをいっぺんに吹っ飛ばしてしまったのが、この「幼稚園」に掲載されていたカラーページ企画「かいじん・かいじゅう255」です。
こうして、今確認してみますと、1972年の「幼稚園」10月号に載っていたポスターだったようです。これは、雑誌の冒頭の方に折り込みページとして収録されていた、超横長ポスターの付録だったのです。
なんたって、ミニサイズながらも、大量の怪獣がドッと紹介されていたのが、怪獣大好きの私を喜ばせました。そんな訳で、「幼稚園」の中でも、私がもっとも忘れられないページとなったのです。
収納されていた怪獣は、もっぱら、当時の「幼稚園」の中で連載されていた特撮ヒーローものばかりとなります。以下のようなラインナップです。(ウルトラ・シリーズがやけに優遇されているのは、当時の小学館が、第二期ウルトラ・シリーズの掲載権を独占していたからです)
「ウルトラマンエース」
「帰ってきたウルトラマン」
「快傑ライオン丸」
「人造人間キカイダー」
「シルバー仮面」
「ウルトラセブン」
「ウルトラマン」
「ミラーマン」
「怪獣大奮戦 ダイゴロウ対ゴリアス」
まだ放送中の作品の怪獣は登場順に、すでに放送が終わった作品の怪獣はアイウエオ順に並べられています。
私は、多分、このポスターで、ウルトラマンやウルトラセブンの怪獣を、はじめて、まとまった形で目にする事になりました。そういう点でも、私には、特に印象に残る怪獣アイテムとなったのです。
ダイゴロウなんて、ちょっとマニアックな怪獣も混ざっていますが、実は、当時の「小学◯年生」では、映画との連動企画として「怪獣ダイゴロウ」なんてギャグ漫画が連載されておりました。私は、長いこと、この漫画版の方が原作であり、映画は、その特別バージョン的な映画化なのだと思っていたのでした。
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