2020年07月06日
続仮面ライダー大百科
中学生の頃(1979年)、ウルトラ怪獣、ゴジラ東宝怪獣に続いて、仮面ライダーの登場怪人も全て揃えたくて、私が購入したのが、この本でした。
「続仮面ライダー大百科」(ケイブンシャ)
当時は、意外にも、仮面ライダーの怪人を本編登場順に正しく紹介している本が、まるで出回っていなかったのです。この本が、ほぼ唯一のものだったのでした。
しかし、その割には、内容はかなりズサンなのであります。
ハエトリバチの改造素体が「ハエとトリとハチと人間」なんて書かれています。ゲルショッカー首領とデストロン首領は掲載されていませんでした。ストーリー誌上再録である「栄光の7人ライダー」も、シナリオから書き起こしたものなのか、実際の本編映像には無かったシーンまで書き込まれています。
でも、何と言っても、コウモリフランケンの解説文がイマイチでありまして、この怪人の必殺武器である大砲については一言も触れられておらず、私も、ビデオで映像の実物(映画「五人ライダー対キングダーク」)を見た時に、はじめて、この大砲を目にして、ヘンに驚いてしまったものでした。
そもそも、この「続仮面ライダー大百科」は、同じケイブンシャから発行されていた「全怪獣怪人大百科」の仮面ライダーの項目だけを抜粋したような片手間品だったのであり、この本よりは、その後も毎年、改版されて、どんどん中身が充実していく「全怪獣怪人大百科」の方が、いつの間にか、仮面ライダーの怪人についても、詳しく紹介されるようになったのでした。
現在の私は、仮面ライダーの怪人が全収録された書籍といたしましては、竹書房の「仮面ライダー画報」(2001年)を愛用させていただいております。この本は、発売時期の関係で、「仮面ライダークウガ」までしか載っていないのですが、私は平成ライダーには、あんまり愛着がないので、これでも十分なのであります。
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