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2020年05月21日

虫プロダクション資料集

虫プロダクション資料集.jpg
 小学生の頃の私は、手塚治虫センセイにどっぷりとハマっていました。すると、家族の誰かが、この本をお土産に買ってきてくれたのでした。

 B5の雑誌サイズの本で、「虫プロダクション資料集」(虫プロダクション株式会社)です。

 確か、虫プロアニメのバラ売りの1コマフィルムも一緒に買ってきてくれましたので、札幌かどこかで開催されていた手塚治虫展ででも売っていた本だったのかもしれません。

 この本が、当時(1979年ごろ)としては、たいへん役に立ちました。と言うのも、アニメの本格資料本として、この本には、沢山の虫プロアニメの放映リストが掲載されていたからです。

 手塚センセイのアニメを取り扱った資料本といたしましては、1973年には「手塚治虫アニメ選集」(少年画報社)のシリーズが、1991年には「手塚治虫劇場」(手塚プロダクション)などが発売されていますが、この「虫プロダクション資料集」は、それらとも内容がだいぶ異なっていました。

 と言うのも、この「虫プロダクション資料集」は、虫プロが手がけたアニメの資料集なのであり、手塚原作アニメの資料集ではないからです。だから、原作・手塚治虫じゃないアニメの話もガンガン載っていたのであります。

 例えば、モノクロ版の「あしたのジョー」(1970年)とか「国松さまのお通りだい」(1971年)なども紹介されていました。「佐武と市捕物控」(1968年)や「アンデルセン物語」(1971年)なんて珍品まで掲載されているのであります。

 極め付きは「ムーミン」(1969年)です。いわゆる虫プロ版「ムーミン」でして、その制作データも、バッチリ読む事ができるのでありました。当時は、この虫プロ版「ムーミン」が、テレビでよく再放送されていましたので、この本の放映リストを、私はとても重宝したものでした。

 今日でしたら、インターネットの wikipedia などで、この本に載っている諸作品の放映リストも簡単に入手する事ができます。しかし、それ以前の時期は、確かに、この本は、とても使えるアニメ本の一冊だったのでした。

 なのに、ネットオークションなどで調べると、この本も、今では、大した金額では取引きされてないみたいでして、それがちょっと残念なのです。

 最後に、この「虫プロダクション資料集」に収録された作品の一覧を提示しておきます。

(テレビアニメ)
鉄腕アトム
ワンダースリー
ジャングル大帝/新ジャングル大帝 進め、レオ!
悟空の大冒険
リボンの騎士
わんぱく探偵団
アニマル1
バンパイヤ
佐武と市捕物控
どろろ/どろろと百鬼丸
あしたのジョー
ムーミン/新ムーミン
アンデルセン物語
さすらいの太陽
国松さまのお通りだい
ワンサくん


(劇場アニメ・他)
千夜一夜物語
クレオパトラ
哀しみのベラドンナ
ある街角の物語
展覧会の絵
やさしいライオン
新宝島
人魚/オス/メモリー/しずく/創世記
その他(海外合作作品、PRアニメなど)


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