2020年05月15日
「ウルトラ怪獣500」
第三次怪獣ブーム(「平成・令和生まれに捧げる特撮学」を参照)の頃は、私も、今まで知らなかった怪獣の情報がドッとまとめて押し寄せてきたものだから、すっかり翻弄させられてしまったものでした。
特に、第三次怪獣ブーム初期(1978年末)に、まず世間に大きく広まったのが「ウルトラマン」関係の情報です。
実は、それまでの私は、ウルトラ・シリーズの中でも、「ウルトラQ」と「ウルトラマン」だけは放送を見た事が無かったのでした。よって、当時の学友が持っていた「ウルトラマン大百科」(ケイブンシャ)とかで、「ウルトラQ」や「ウルトラマン」の全話リストや出演怪獣の登場順などを見せてもらった時は、激しいショックを受けてしまったものでした。それらは、私にとっては、全く未知の怪獣情報ばかりだったからです。
当然、私も、ウルトラマンの全ての怪獣が把握できるような本が欲しくなる訳です。
そんな次第で、私も、本屋へ行くと、ウルトラマンの本を探し求めるようになったのでありますが、でも、なかなか、これぞ!という本が見つかりません。
コロタン文庫(小学館)の「ウルトラマン全百科」とか、同じく小学館の入門百科シリーズの一冊「決定版ウルトラ怪獣」、あるいは、二見書房のウルトラマン・ブック、果ては、楳図かずお氏が描いたマンガ版「ウルトラマン」(サンコミックス)まで買ったりしましたが、いまいち、ウルトラ怪獣が全て網羅されていると呼ぶには、ほど遠い状態なのでした。
そんな中、ついに発見したのが、この「ウルトラ怪獣500」(コロタン文庫)です。
前述した「ウルトラマン全百科」の姉妹本となります。そして、タイトル通り、ウルトラ怪獣がズラリと500匹、アイウエオ順に紹介されていると言う内容だったのであります。
すなわち、当時放送済みだった「ウルトラQ」から「ウルトラマンレオ」までの怪獣が、全て、掲載されていたのです。もちろん、この全作品に登場した怪獣を足せば、ピッタリ500匹になるとは限らないのですが、そこは、帳尻合わせに、微妙なキャラまでチョイスされていて、強引に500匹にしているのであります。しかも、巻末には、防衛チームの戦闘機やマイナー兵器まで一覧紹介されていたので、まさに鉄壁の一冊です。
という事で、当時の私は、この本を手にいれた時は、えらい感動したものでした。紛れもなく、この本こそは、当時としては、最強のウルトラ怪獣本だったのです。
現在では、「円谷プロ全怪獣図鑑」(小学館)をはじめ、朝日ソノラマの「ウルトラマン白書」、竹書房の「ウルトラマン画報」など、もっと良質なウルトラ怪獣全紹介本は、いくらでも出回っています。
しかし、それでも、最初に出会った「ウルトラ怪獣500」の衝撃を、私は今でも忘れられはしないのでした。
特に、第三次怪獣ブーム初期(1978年末)に、まず世間に大きく広まったのが「ウルトラマン」関係の情報です。
実は、それまでの私は、ウルトラ・シリーズの中でも、「ウルトラQ」と「ウルトラマン」だけは放送を見た事が無かったのでした。よって、当時の学友が持っていた「ウルトラマン大百科」(ケイブンシャ)とかで、「ウルトラQ」や「ウルトラマン」の全話リストや出演怪獣の登場順などを見せてもらった時は、激しいショックを受けてしまったものでした。それらは、私にとっては、全く未知の怪獣情報ばかりだったからです。
当然、私も、ウルトラマンの全ての怪獣が把握できるような本が欲しくなる訳です。
そんな次第で、私も、本屋へ行くと、ウルトラマンの本を探し求めるようになったのでありますが、でも、なかなか、これぞ!という本が見つかりません。
コロタン文庫(小学館)の「ウルトラマン全百科」とか、同じく小学館の入門百科シリーズの一冊「決定版ウルトラ怪獣」、あるいは、二見書房のウルトラマン・ブック、果ては、楳図かずお氏が描いたマンガ版「ウルトラマン」(サンコミックス)まで買ったりしましたが、いまいち、ウルトラ怪獣が全て網羅されていると呼ぶには、ほど遠い状態なのでした。
そんな中、ついに発見したのが、この「ウルトラ怪獣500」(コロタン文庫)です。
前述した「ウルトラマン全百科」の姉妹本となります。そして、タイトル通り、ウルトラ怪獣がズラリと500匹、アイウエオ順に紹介されていると言う内容だったのであります。
すなわち、当時放送済みだった「ウルトラQ」から「ウルトラマンレオ」までの怪獣が、全て、掲載されていたのです。もちろん、この全作品に登場した怪獣を足せば、ピッタリ500匹になるとは限らないのですが、そこは、帳尻合わせに、微妙なキャラまでチョイスされていて、強引に500匹にしているのであります。しかも、巻末には、防衛チームの戦闘機やマイナー兵器まで一覧紹介されていたので、まさに鉄壁の一冊です。
という事で、当時の私は、この本を手にいれた時は、えらい感動したものでした。紛れもなく、この本こそは、当時としては、最強のウルトラ怪獣本だったのです。
現在では、「円谷プロ全怪獣図鑑」(小学館)をはじめ、朝日ソノラマの「ウルトラマン白書」、竹書房の「ウルトラマン画報」など、もっと良質なウルトラ怪獣全紹介本は、いくらでも出回っています。
しかし、それでも、最初に出会った「ウルトラ怪獣500」の衝撃を、私は今でも忘れられはしないのでした。
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