2018年01月20日
「侵略宇宙人たちの横顔」ダンカン
泡状の生命体であるダンカンは、巨大怪獣形態ですら変身の一つに過ぎず、泡そのものが本来の姿だったようだ。しかし、知能はかなり高かったらしく、機械を使ってビル街一つを丸ごと地中移動させたり、M78星雲人であるウルトラセブンですらも催眠コントロールしてみせた。
終始、地球人の霊媒師・ユタ花村をメッセンジャー代わりに利用していたのは、ダンカン自体は地球語の発声機能を持ち合わせていなかったからだと思われる。(ダンカンの化けた男が日本語を喋っているシーンを見受けるが、あれは視聴者向けの補助描写であり、本編内では地球人相手のはっきりした対話は行なっていない)
で、ダンカンが地球に訪れた目的は、永続的な侵略などではなく、一時的な避難であった。その為に、地球滞在中に住む場所を欲しがったのだ。そもそも、泡状生命体がなぜ、地球人向けの住居(ビル街)なんかに住みたがるのかも不明なのだが、そのへんの理解不能な生態の持ち主である時点で、地球人とは相容れない存在だったのかもしれない。ケンカっ早くて、地球人たちが自分たちの居住区(実際は、地球人から盗んだ蒸発都市)に入り込んだだけでも、すぐに一方的な宣戦布告も行なっている。
その割には、十分な戦略を持っていた訳でもなく、セブンを地球人側に奪回されてしまうと、たちまち全滅させられてしまったのだった。地球への避難は緊急であったし、じっくり策を練っている時間もなかったのかもしれない。
「悪の組織の大研究」
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