2016年02月16日
(小説)ルシーの明日・その27
「タイムトラベルは、決して難しいテーマでもなかった。並行次元へ飛び移る技術さえ開発できれば、いつでも時間旅行はできたんだ。もっとも、シリコニーの中でも、並行次元へ移動する方法を発見し、使いこなしたのは、ボクたちルシーだけだったみたいだけどね」
ルシーの語った時間航行の理論とは、大体、次のようなものである。
宇宙とは、無限数の並行次元が重なり合って、出来上がっているものらしい。そんなに沢山の異次元が同じ空間に存在していても、お互いに接触もしないし、何の影響も受け合わないのは、そられ全ての異次元の時間の流れる早さがそれぞれ異なっているからなのだと言う。緩慢に時間が経っていく次元もあれば、ものすごい速度で時間が過ぎ去ってゆく次元もある。さらには、時間が未来から過去へと反対方向に進んでいる次元までもがあると言う。この時間の早さの違いこそが、逆に考えると、並行次元が無数に存在している原因だったのだ。
(つづく)
【裏ワザ】覚えやすいメールアドレスでEメール上級者の仲間入り!
ルシーの語った時間航行の理論とは、大体、次のようなものである。
宇宙とは、無限数の並行次元が重なり合って、出来上がっているものらしい。そんなに沢山の異次元が同じ空間に存在していても、お互いに接触もしないし、何の影響も受け合わないのは、そられ全ての異次元の時間の流れる早さがそれぞれ異なっているからなのだと言う。緩慢に時間が経っていく次元もあれば、ものすごい速度で時間が過ぎ去ってゆく次元もある。さらには、時間が未来から過去へと反対方向に進んでいる次元までもがあると言う。この時間の早さの違いこそが、逆に考えると、並行次元が無数に存在している原因だったのだ。
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タグ:タイムトラベル
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