2016年02月07日
エッチな原初記憶その11(和登さんの災難)
手塚治虫大御所の少年マンガの中でも、「三つ目がとおる」は特にお色気シーンが多かったです。ヒロインの和登さんなんて、コミックス1巻の中で必ず一回はヌードや下着姿を披露していました。和登さんのヌードのそばに「またもや!手塚のHシーン」なんてセリフが添えられてるぐらい、確信犯的なサービスお色気カットなのであります。
今、読み返すと、和登さんのヌードはかなり魅惑的なアングルのものも少なくなかったのですが、私の小学生当時は、全く気にもなっていませんでした。手塚センセイのマンガは、やはり、ストーリーそのものが面白いので、イヤラシいとか感じている余裕がなかったのであります。
しかし、「三つ目がとおる」で、小学生当時でも、和登さんヌード以外でゾクゾクッとさせられたヌードシーンが一つだけありました。それが「怪鳥モア編」における、アステカ人のイケニエ女(全裸)が湖に突き落とされるシーンです。
もちろん、イケニエと言うシチュエーションに例のグロ(暴力)要素も感じ取ったのかもしれませんが、それ以上に、着衣した付添人一行の中に、そのイケニエ女一人が裸だったと言うシチュエーションにドキドキしたようなのであります。
実は、前に紹介した「ゴルゴ13」の巻末に載っていた大人向けギャグマンガにも、この「大衆の中で、一人だけ裸」と言う要素があり、私はこのシチュエーションにも興奮する嗜好性があったようです。さらに、そのヌードを晒す人物が、主人公やヒロインではなく、一回きりのゲストキャラやモブキャラだったりする方が望ましいみたいなのですが、このへんの分析はさらに以降の回で行なう事とします。
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