2013年11月14日
バインライヒ・ホソアカについての追記
少し前ですが、
バインライヒ・ホソアカの亜種が記載されました。
ホロタイプの写真も見ることができましたので追記したいと思います。
記載文の絵からだとマルガリータとの違いが判りませんでしたが(逆のことがマルガリータにも言えます)、一般的な同定で合っていたようです。
マルガリータとの違いについては関連記事を参照してみてください。
[関連記事] マルガリータとバインライヒ その1
[関連記事] マルガリータとバインライヒ その2
バインライヒ・ホソアカの亜種が記載されました。
ホロタイプの写真も見ることができましたので追記したいと思います。
記載文の絵からだとマルガリータとの違いが判りませんでしたが(逆のことがマルガリータにも言えます)、一般的な同定で合っていたようです。
マルガリータとの違いについては関連記事を参照してみてください。
[関連記事] マルガリータとバインライヒ その1
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上左:ssp.yapenensis Schenk,2013より
上右:原名亜種 Schenk,2013より
下:原名亜種 Holotype Schenk,2013より
Cyclommatus weinreichi yapensis Schenk,2013:7-8,figs.4-5
[Type Locality] Indonesia, Yapen Island, north of Wadapi village
名前のとおりヤーペン島が基準産地ですが、
イリアンジャヤの個体群も本亜種に当たります。
記載文によると サイズが小型(新亜種 35-47o:原名亜種 38.5-57.1o)
大顎の内歯が長い 上翅の光沢がより強いとあります。
記載されるもっと以前に数個体を検品したことがありますが、
顎がやや細めで全体的に華奢な印象でしたが 分けるほどには感じませんでした。
新亜種と比較で載っていた原名亜種は頭楯が長いですが、これは個体差になります。
別亜種とは考えていなかったので、頭部のトサカは変異は比較していません。
原名亜種も採集数が少なめですが、新亜種も少なく 小型個体がほとんどです。
上:Tembagapura
中:Timika
下:Yapen Is.
原名亜種 PNG,Aseki 飼育品
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