2015年06月15日
しくじり先生「保田圭」
今回の講師は保田圭さん。
「身の丈に合わないグループに入っちゃった先生」として登場。
モーニング娘。という大人気アイドルグループに加入したものの、そこでの居場所が見つからずに苦しんだという経験を元に、「身の丈に合わないグループに入ったあなたが、将来の幸せを失わないための授業」をしてくれた。
モーニング娘。に加入した直後、クールなキャラを演じていたが、周りからは単純に「暗い人」だと思われていた。
これではダメだということで、今度はガツガツ自分をアピールしていった。
すると、「必死すぎて引くわ」と言われてしまう。
ビジュアル的に、当時のメンバー8人中8番だと言われたり、トークをがんばってもうまくいかず、マネージャーから「もう一生しゃべるな」と言われる始末。
どうすればいいのかわからず、毎日ひとりで泣いていた。
そんなある日、転機がおとずれる。
とあるインタビューで「好きな食べ物」を聞かれた保田先生は、「白子と軟骨」と答えた。
すると、大爆笑が起こった。
保田先生は思った。
「これだ!!」
それまでの自分はアイドルを演じようとしていた。でもうまくいかなかった。
だから演じるのをやめて、もっと素の自分を出していくことにした。
自分の居場所を見つけたのだ。
これが、アイドル界の絶対的イジられエース誕生の瞬間である。
そしてバラエティ番組などで活躍し、人気者になっていく。
だが・・・この活躍が、プライベートでは仇となる。
1人の女性として恋愛、結婚を意識したときに、男性から女として見てもらえなくなっていたのだ。
飲み会に行けば他の女性の引き立て役。男性からは「グループの他の子を紹介してよ」と言われる。
つらい思いをしつつも、保田先生はこう考えた。
「アイドルなのだから、ファンの人なら私を女性として見てくれるのでは?」
イジられキャラとはいえ、アイドルである。こう考えるのも納得できる。
だが現実は非情である。そんなファンがいないという事実を突きつけられただけだった。
途方に暮れる保田先生。しかしそれでも折れずに努力を続けた。
その結果、芸能人としての自分をあまり知らない男性と出会い、結婚することになる。
たくさんの人に女性として見てもらえなくてもいい。ひとりの男性に女性として愛してもらうという幸せの形もあるのだ。
いろいろな経験をしてきた保田先生は語る。
キレイだからアイドル、というわけではない。自分がいることで誰かが元気になったり幸せになったりするのであれば、その人にとっては自分はアイドルなのだ。
人それぞれ、その人にしかできない役割が必ずある。
その居場所を見つけると、自信がわいてくる。
必ず見てくれている人はいる。
最下位(ビリ)の自分でもきっと誰かの一番になれる。
自分の道を折れずに進む。簡単なことではない。
だが、折れずに進んだ先にきっとなにかがある。
保田先生、ありがとうございました。
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「身の丈に合わないグループに入っちゃった先生」として登場。
モーニング娘。という大人気アイドルグループに加入したものの、そこでの居場所が見つからずに苦しんだという経験を元に、「身の丈に合わないグループに入ったあなたが、将来の幸せを失わないための授業」をしてくれた。
モーニング娘。に加入した直後、クールなキャラを演じていたが、周りからは単純に「暗い人」だと思われていた。
これではダメだということで、今度はガツガツ自分をアピールしていった。
すると、「必死すぎて引くわ」と言われてしまう。
ビジュアル的に、当時のメンバー8人中8番だと言われたり、トークをがんばってもうまくいかず、マネージャーから「もう一生しゃべるな」と言われる始末。
どうすればいいのかわからず、毎日ひとりで泣いていた。
そんなある日、転機がおとずれる。
とあるインタビューで「好きな食べ物」を聞かれた保田先生は、「白子と軟骨」と答えた。
すると、大爆笑が起こった。
保田先生は思った。
「これだ!!」
それまでの自分はアイドルを演じようとしていた。でもうまくいかなかった。
だから演じるのをやめて、もっと素の自分を出していくことにした。
自分の居場所を見つけたのだ。
これが、アイドル界の絶対的イジられエース誕生の瞬間である。
そしてバラエティ番組などで活躍し、人気者になっていく。
だが・・・この活躍が、プライベートでは仇となる。
1人の女性として恋愛、結婚を意識したときに、男性から女として見てもらえなくなっていたのだ。
飲み会に行けば他の女性の引き立て役。男性からは「グループの他の子を紹介してよ」と言われる。
つらい思いをしつつも、保田先生はこう考えた。
「アイドルなのだから、ファンの人なら私を女性として見てくれるのでは?」
イジられキャラとはいえ、アイドルである。こう考えるのも納得できる。
だが現実は非情である。そんなファンがいないという事実を突きつけられただけだった。
途方に暮れる保田先生。しかしそれでも折れずに努力を続けた。
その結果、芸能人としての自分をあまり知らない男性と出会い、結婚することになる。
たくさんの人に女性として見てもらえなくてもいい。ひとりの男性に女性として愛してもらうという幸せの形もあるのだ。
いろいろな経験をしてきた保田先生は語る。
キレイだからアイドル、というわけではない。自分がいることで誰かが元気になったり幸せになったりするのであれば、その人にとっては自分はアイドルなのだ。
人それぞれ、その人にしかできない役割が必ずある。
その居場所を見つけると、自信がわいてくる。
必ず見てくれている人はいる。
最下位(ビリ)の自分でもきっと誰かの一番になれる。
自分の道を折れずに進む。簡単なことではない。
だが、折れずに進んだ先にきっとなにかがある。
保田先生、ありがとうございました。
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