笑っているから、おもしろい。

「夢やぶれた人からの報告『やめてよかった。』」という番組に、芸人・渡辺直美が登場しました。それについて書きます。


渡辺直美はビヨンセのモノマネでブレイクしたピン芸人である。

芸人を始めたころはコンビで活動していたが、ほどなくして解散。
その後、ササキりなとコンビを組み、「フレッシュライム」というコンビ名で活動することになる。


ササキりなは渡辺直美と同期の芸人である。
当初、渡辺ではない芸人とコンビを組んでいたが、解散し、渡辺とコンビを組むことになった。


フレッシュライムを組んでいた頃、ネタに関しては、どちらかと言えば渡辺が主導権を握っていたようだ。
しかし、ササキは前のコンビの時にはネタをつくる側だったこともあり、渡辺と意見がぶつかることがしばしばあったという。

ササキはある日、渡辺の「ビヨンセのモノマネ」を見て、自分との実力差に愕然とさせられる。

その後、ケンカ別れのようにフレッシュライムは解散。
お互いにピン芸人となる。


渡辺はビヨンセのモノマネでブレイクし、多くのテレビ番組に出演していた。
それを見たササキは、自分も負けないようにがんばろうと思った。

そんなある時、ある深夜番組の１コーナーのレギュラー的な立場を得ることができた。

しかし、その番組がゴールデンタイムへの進出が決まると、ササキは降板することになってしまう。


ササキは芸人を引退。
現在は結婚して、広島で生活しているという。

渡辺とはケンカ別れでコンビを解散したものの、渡辺のことが嫌いなわけではなく、テレビでの活躍を観ているようだ。
お互い別々の道を歩くことになったが、ササキは芸人を『やめてよかった』と考えている。

芸人としてブレイクするという夢は叶わなかったが、それだけが人生ではない。
夢が変わることが悪いことではない。
いろいろなことがあって、結果的に幸せになればそれでいいのではないだろうか。


コンビというのはたいがい、ネタをつくる側とつくらない側に分かれます。
そして力関係は、ネタをつくる側の人間の方が強く、いろいろとモメたりするようです。

渡辺とササキのコンビ「フレッシュライム」においては、どちらもネタをつくる側だったわけですが、それはそれでモメるようですね。

コンビというのは難しいものです。
長く続くコンビというのは、絶妙なバランスで成り立っているのだなと思います。


最後まで読んでくださってありがとうございます。
このブログがあなたのお役に立てたら嬉しいです。


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