2016年02月11日
無気力人間・見栄晴 (しくじり先生)
しくじり先生に見栄晴さんが講師として登場しました。それについて書きます。
現在49歳の見栄晴。
彼は、人生で一度も夢や希望を持ったことがないという。
しかし、生まれた時から完全な無気力人間だったわけではない。
子どものころからの色々な経験が、彼を無気力人間へと変貌させたのである。
彼は子どものころ劇団に所属し、子役として芸能活動をしていた。
そのころは、簡単ではあるがセリフのある役をもらったりしていた。
普通の少年が子役俳優として認められる
↓
自分に自信を持つ
↓
やる気が出る
という流れに乗っており、無気力ではなかった。
ところが、ある子役俳優と出会い、流れが変わる。
坂上忍である。
坂上は子役俳優としての格が違った。主役級の役柄をこなす彼を見て、見栄晴は、『がんばっても勝てないな』と思った。
やる気が出た途端に、やる気を削がれた。
そして、『本気を出していないから、負けてもいい』などと言い訳するようになった。
ある時、「欽ちゃんのどこまでやるの!?」という番組の、見栄晴役オーディションがあった。
見栄晴は当初、そのオーディションには参加していなかったが、番組プロデューサーが彼を見て、『見栄晴人形に似ている』と感じたことにより、彼を最終審査に呼んだ。
そして最終審査。彼ともう1人の候補者がじゃんけんをして、勝った見栄晴がオーディションに合格した。
見栄晴はこのことから、『結局世の中は、運だ』と思った。
努力してがんばった人より、運が強い人が勝利する。
この現実を目の当たりにし、努力してがんばることを鼻で笑うようになった。
オーディションに合格した見栄晴を、萩本欽一(通称・大将)がプロデュースし、見栄晴は一躍人気者になった。しかし、
大将の指示通りにやる
↓
笑いがとれる
↓
人気者になる
↓
指示待ち人間になる
という構図が出来上がり、自分ひとりでは何もできないようになってしまう。
そして番組を2年で卒業。そのとき、高校を卒業する年でもあった。
大将に、『大学に行って、一生付き合える友達を見つけたらどうか?』と言われて、大学受験をすることにした見栄晴。
4つの大学の試験を受けたという。
・受験1校目
1教科目の試験を受けた時点でダメだと判断し、すぐに帰宅。
・受験2校目
受験会場に行き、他の受験者を見て、『勝てない』と判断し、1教科も受けずに帰宅。
このような状況にもかかわらず、合格発表は見に行ったという。
自分は運が良いから、何かの間違いで合格するかも、と考えたらしい。
当然、合格はしていない。
・受験3校目、4校目
日本史で受験するために勉強していたが、試験問題が筆記試験だったため、マークシート方式の化学で試験を受けることにした。マークシートには自信があったらしい。
そして、合格したという。
やはり運は良いということか。
大学に入学したものの、学びたいことがあるわけでもなく、授業を受けずに毎日パチンコに行っていたという。
大将に『行け』と言われたから行っただけ、という感覚だったらしい。
結局、1年半で自主退学。
その後、週5でバイトをし、ギャンブルに明け暮れるという生活を送っていた。
ギャンブルに明け暮れ、気づくと200万円の借金を抱えていた。
それに気づいた母親が、全額返済してくれたという。
しかしギャンブルはやめられず、数年後、500万円の借金を抱えることになる。
それが母にバレた時、金属バットで尻を叩かれたらしい。
なんだかんだ色々あったが、2007年に結婚し、子どもが生まれた見栄晴。
子どもを育てていく中で、『無気力はダメだ』と気づいた。そして、
『これからはお世話になった人へ恩返しをしたい』
『自分のためではなく、誰かのために』
と考えるようになった。
「運が良い」というのは、良いことのように思えます。
しかし、運が良いことに甘えて努力をせずにいると、人間はどんどんダメになっていくということでしょうか。
昇るのには努力と時間が必要ですが、堕落するのは簡単です。
気持ちを引き締めていきましょう。
最後まで読んでくださってありがとうございます。
このブログがあなたのお役に立てたら嬉しいです。
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無気力人間・見栄晴
現在49歳の見栄晴。
彼は、人生で一度も夢や希望を持ったことがないという。
しかし、生まれた時から完全な無気力人間だったわけではない。
子どものころからの色々な経験が、彼を無気力人間へと変貌させたのである。
子役時代
彼は子どものころ劇団に所属し、子役として芸能活動をしていた。
そのころは、簡単ではあるがセリフのある役をもらったりしていた。
普通の少年が子役俳優として認められる
↓
自分に自信を持つ
↓
やる気が出る
という流れに乗っており、無気力ではなかった。
ところが、ある子役俳優と出会い、流れが変わる。
坂上忍である。
坂上は子役俳優としての格が違った。主役級の役柄をこなす彼を見て、見栄晴は、『がんばっても勝てないな』と思った。
やる気が出た途端に、やる気を削がれた。
そして、『本気を出していないから、負けてもいい』などと言い訳するようになった。
欽どこ オーディションにて
ある時、「欽ちゃんのどこまでやるの!?」という番組の、見栄晴役オーディションがあった。
見栄晴は当初、そのオーディションには参加していなかったが、番組プロデューサーが彼を見て、『見栄晴人形に似ている』と感じたことにより、彼を最終審査に呼んだ。
そして最終審査。彼ともう1人の候補者がじゃんけんをして、勝った見栄晴がオーディションに合格した。
見栄晴はこのことから、『結局世の中は、運だ』と思った。
努力してがんばった人より、運が強い人が勝利する。
この現実を目の当たりにし、努力してがんばることを鼻で笑うようになった。
大将・萩本欽一
オーディションに合格した見栄晴を、萩本欽一(通称・大将)がプロデュースし、見栄晴は一躍人気者になった。しかし、
大将の指示通りにやる
↓
笑いがとれる
↓
人気者になる
↓
指示待ち人間になる
という構図が出来上がり、自分ひとりでは何もできないようになってしまう。
そして番組を2年で卒業。そのとき、高校を卒業する年でもあった。
大学受験
大将に、『大学に行って、一生付き合える友達を見つけたらどうか?』と言われて、大学受験をすることにした見栄晴。
4つの大学の試験を受けたという。
・受験1校目
1教科目の試験を受けた時点でダメだと判断し、すぐに帰宅。
・受験2校目
受験会場に行き、他の受験者を見て、『勝てない』と判断し、1教科も受けずに帰宅。
このような状況にもかかわらず、合格発表は見に行ったという。
自分は運が良いから、何かの間違いで合格するかも、と考えたらしい。
当然、合格はしていない。
・受験3校目、4校目
日本史で受験するために勉強していたが、試験問題が筆記試験だったため、マークシート方式の化学で試験を受けることにした。マークシートには自信があったらしい。
そして、合格したという。
やはり運は良いということか。
大学に入学したものの・・・
大学に入学したものの、学びたいことがあるわけでもなく、授業を受けずに毎日パチンコに行っていたという。
大将に『行け』と言われたから行っただけ、という感覚だったらしい。
結局、1年半で自主退学。
その後、週5でバイトをし、ギャンブルに明け暮れるという生活を送っていた。
ギャンブルで借金700万
ギャンブルに明け暮れ、気づくと200万円の借金を抱えていた。
それに気づいた母親が、全額返済してくれたという。
しかしギャンブルはやめられず、数年後、500万円の借金を抱えることになる。
それが母にバレた時、金属バットで尻を叩かれたらしい。
子どもを育てて気づいたこと
なんだかんだ色々あったが、2007年に結婚し、子どもが生まれた見栄晴。
子どもを育てていく中で、『無気力はダメだ』と気づいた。そして、
『これからはお世話になった人へ恩返しをしたい』
『自分のためではなく、誰かのために』
と考えるようになった。
まとめ
「運が良い」というのは、良いことのように思えます。
しかし、運が良いことに甘えて努力をせずにいると、人間はどんどんダメになっていくということでしょうか。
昇るのには努力と時間が必要ですが、堕落するのは簡単です。
気持ちを引き締めていきましょう。
最後まで読んでくださってありがとうございます。
このブログがあなたのお役に立てたら嬉しいです。
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