2016年01月11日
お金に関する質問 (オイコノミア)
オイコノミアという番組にて、「株って何のため?投資の経済学」というテーマの放送がありました。それについて書きます。
質問1.あなたはどちらを選択しますか?
A.確実に100万円もらえる。
B.50%の確率で200万円もらえるが、50%の確率で何ももらえない。
この質問に対しては、Aを選択する人が多いという。
質問2.あなたは200万円もらいました。その後、どちらを選択しますか?
A.確実に100万円没収される。
B.50%の確率で200万円没収されるが、50%の確率でそのまま。
この質問に対しては、Bを選択する人が多いという。
しかし実は、質問1と質問2は言い方を変えているだけで、内容は同じである。
どういうことなのか、もう少し詳しく説明する。
・質問1でAを選択
所持金0円から100万円になる。
・質問2でAを選択
所持金0円から200万円になり、そこから100万円没収。結果、所持金100万円になる。
つまり、質問1も質問2も、Aを選択した場合、結果は同じになる。
・質問1でBを選択
パターン1.所持金0円が200万円になる。
パターン2.所持金0円のまま。
・質問2でBを選択
パターン1.所持金200万円が0円になる。
パターン2.所持金200万円のまま。
つまり、質問1も質問2も、Bを選択した場合、「所持金200万円 or 所持金0円」という結果になる。
質問1でAを選択する人は、質問2でもAを選択すれば同じ結果が出せるのに、なぜか質問2ではBを選びがちだという。
なぜだろうか?
質問1では、0円からスタートして、どういう選択をしてもお金が減ることはない。
しかし質問2では、0円からスタートして200万円を得る。その後、お金が減る可能性がある。
この「お金が減る」「損をする」という感覚を嫌い、少しでも損をしないためにギャンブル的な選択肢を選んでしまうようだ。
人は、利益から得られる満足よりも、同額の損失から受ける苦痛の方が大きく感じる。これを損失回避バイアスという。
あるデータによると、「同じ金額でも、得した時の喜びより損したときの悲しみの方が2〜2.5倍大きい」らしい。
人間のは不思議なものです。
数字だけ見れば損得が明らかな場合でも、感情によって左右されてしまう。
感情を抑えて冷静な判断ができるかどうかがポイントですね。
でも、場合によっては直感で選択した方が正解だったりすることもあります。
数字で表せない出来事などは、直感がポイントかもしれません。
「冷静な判断」と「直感」。
これらをうまく使い分ける必要がありそうです。
最後まで読んでくださってありがとうございます。
このブログがあなたのお役に立てたら嬉しいです。
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お金に関する質問
質問1.あなたはどちらを選択しますか?
A.確実に100万円もらえる。
B.50%の確率で200万円もらえるが、50%の確率で何ももらえない。
この質問に対しては、Aを選択する人が多いという。
質問2.あなたは200万円もらいました。その後、どちらを選択しますか?
A.確実に100万円没収される。
B.50%の確率で200万円没収されるが、50%の確率でそのまま。
この質問に対しては、Bを選択する人が多いという。
しかし実は、質問1と質問2は言い方を変えているだけで、内容は同じである。
どういうことなのか、もう少し詳しく説明する。
「質問1のA」と「質問2のA」
・質問1でAを選択
所持金0円から100万円になる。
・質問2でAを選択
所持金0円から200万円になり、そこから100万円没収。結果、所持金100万円になる。
つまり、質問1も質問2も、Aを選択した場合、結果は同じになる。
「質問1のB」と「質問2のB」
・質問1でBを選択
パターン1.所持金0円が200万円になる。
パターン2.所持金0円のまま。
・質問2でBを選択
パターン1.所持金200万円が0円になる。
パターン2.所持金200万円のまま。
つまり、質問1も質問2も、Bを選択した場合、「所持金200万円 or 所持金0円」という結果になる。
同じことを質問しているのに、回答が変わる?
質問1でAを選択する人は、質問2でもAを選択すれば同じ結果が出せるのに、なぜか質問2ではBを選びがちだという。
なぜだろうか?
質問1では、0円からスタートして、どういう選択をしてもお金が減ることはない。
しかし質問2では、0円からスタートして200万円を得る。その後、お金が減る可能性がある。
この「お金が減る」「損をする」という感覚を嫌い、少しでも損をしないためにギャンブル的な選択肢を選んでしまうようだ。
損失回避バイアス
人は、利益から得られる満足よりも、同額の損失から受ける苦痛の方が大きく感じる。これを損失回避バイアスという。
あるデータによると、「同じ金額でも、得した時の喜びより損したときの悲しみの方が2〜2.5倍大きい」らしい。
まとめ
人間のは不思議なものです。
数字だけ見れば損得が明らかな場合でも、感情によって左右されてしまう。
感情を抑えて冷静な判断ができるかどうかがポイントですね。
でも、場合によっては直感で選択した方が正解だったりすることもあります。
数字で表せない出来事などは、直感がポイントかもしれません。
「冷静な判断」と「直感」。
これらをうまく使い分ける必要がありそうです。
最後まで読んでくださってありがとうございます。
このブログがあなたのお役に立てたら嬉しいです。
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