2009年01月24日
『ダーククロス結成前夜』 part2
「はぁはぁはぁ・・・・くぅぅぅ」
「イ・・・イっちゃう・・・・・イくうぅぅぅぅ!!!」
ねねは幾度目かの絶頂を迎え全身に機械的な模様が広がりきったその時、ねね
の頭に声が聞こえた。
「くくく・・・・」
「・・・・?・・・・だれ・・・?」
ねねは熱にうかされたような潤んだ瞳で周りを見渡した。
「どこをみているの?私はここよ・・・・ふふふ」
ねねは再度周りを見回したが突然体の奥が疼きはじめた。
(あれ?なんだか体が・・・・・はぁはぁ・・・くぅ・・・・・あ・・熱いよ)
「ここよここ・・・あなたの着ている服」
「え?」
ねねは首をかしげると服を見た。
するとねねは初めて自分の体の異変に気づいた。
「あれ?なんなのこの模様?」
「それはね私があなたの体をもらう準備ができた証・・うふふ」
「もらうってどういうこと?」
ねねはぼーとする頭で考えたがよくわからずに聞き返した。
「それはね、あなたのすべてを消して私がその体に入り生まれ変わるってことよ」
「え・・・」
「いや・・・いやだよ・・・・・」
ねねは涙を流しながら抵抗をしてみたがすでに体の自由がきかなく、指すら動かせなかった。
「だまりなさい!!!!」
「ひぅ!?」
突然の大声にねねは体をすくませた。
「ふふ・・・いい子ね」
「たしかに嫌よね・・・・だけどもう運命は変えられないのよ・・・・」
「うぅぅ・・・」
「だからね、代わりにいい物を上げるわ」
「いいもの?」
「そう、こういうものをね」
けのも服がそういった瞬間、ねねの体に電撃のような衝撃がはしった。
「あ・・・・・あぁぁぁあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」
ねねは体をのけぞらせて股から激しく潮をふきながらイってしまった。
「あ・・・あ・・・あ・・・」
「どう?私の快楽は・・・まだまだ終わらないわよ!」
けもの服はさらにねねに刺激を送り続けた。
しばらくすると始めは体を激しく揺さぶっていたねねだったが回数が重なって
いくごとに体をブリッジさせお尻を高く上げたままびくっびくっとしか反応しな
くなっていった。
「どう?きもちよかった?」
「もっと・・・もっとちょうだい・・・・・もっとぉぉぉ」
「ふふふ・・・どうやらもうすっかり快楽のとりこになってしまったようね」
「はいぃぃぃ私は快楽のとりこですぅぅぅ」
「ふふ・・ねね、私あなたを気に入っちゃった・・・今から二つの道をあなたに質問するわ」
「一つ目はこのまま何もない平凡な日常に戻る道」
「二つ目は私とともにこの快楽の中で生きる道・・・・・あなたはどちらを選ぶ」
そう質問したが、けもの服はねねがどちらを答えるかすでにわかっていた。
そしてねねの口から、けもの服がすでにわかっていた答えがでてきた。
「わたしはぁ〜このかいらくなしじゃもういきられないんれすぅ〜だからぁ〜
わたしをあなたさまのものにしてぇ〜」
ねねがそう答えた瞬間体中に広がった模様が禍々しい色を発しねねを包み込んだ。
光が消えたときそこには模様が禍々しい色に変わっていたがねねがたたずんでいた。
しかし、そこにはねねとはにてもにつかない表情をしたものがいた。
「ふふ・・ねねずっと私の中ですばらしい快楽を楽しんでいてね・・・・」
そういうと、けもの服だったものは居間に下りていった。
「ふふふ・・・その様子だと成功したみたいだね」
「はい、首領さま」
けもの服がそういうと兄は少し怒った顔をして、
「首領さまじゃないだろ!僕たちは兄妹なんだからさ」
「すみま・・・ごめんなさい、お兄ちゃん」
「ふふ・・それでいいよ」
にっこりと微笑んで兄は後ろ手に持っていた首輪を私の首にかけてくれた。
「誕生日おめでとう・・・・今日から君はキャットレディだよ」
「うん、お兄ちゃん大好き」
後日、兄はダーククロスという組織を作って世界征服を始めるのだがそれはまた別のお話・・・・・
終
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