2016年01月04日
ヨーロッパを巡るなら美術館は避けられない!!美術を学ぼう!
ヨーロッパに行ったならぜひ行きたいのが美術館!!
イギリスの大英博物館、フランスのルーブル美術館、スペインのプラダ美術館・・・。
ヨーロッパに行ったなら、美術館は外せません!!
モネ、ゴッホ、フェルメール、ピカソ、ダリ ・・・。
ただ見るだけでも十分楽しめると思いますが、
その絵の意味や人物、時代背景を少し知っているだけでその作品の面白さが何倍にも
膨らむはずです。
作品の時代背景を知る
例えば、ヨーロッパで生まれた作品を例に見てみましょう。ほとんどの絵は、宗教に関連したテーマや物語が描かれています。何も知らなくてもマリアと幼児イエスが描かれていれば『聖母子像だ』、十字架を背負っている男性がいれば『イエスだ』、ということは分かるでしょう。
作品の背景を理解するには、絵の題材となっている聖書やギリシア・ローマ神話を読むことが役立ちます。『聖書』、『ギリシャ神話』というと難しく聞こえますが、読んでみると意外と親しみが持てる内容で面白いものです。
特に旧約聖書の創世記や、新約聖書冒頭の4つの福音書を読んでおくと、作品の背景にどんな物語があるのかを知ることができるのでお薦めです。
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象徴されているものを知る
例えば17世紀のオランダ絵画で少女が読んでいる手紙は、ラブレターであったと考えられています。このように描かれているものの動作やしぐさが象徴するものを読み取ることで、作品を理解する方法もあります。図像学を扱った本を見ながら作品を解釈するのもいいかもしれません。
他にも、犬は古代よりコンパニオン・アニマルとして「忠誠」「保護」「狩猟」を象徴しているといわれています。
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絵の横に書かれているキャプションや解説書を読む
解説を読むこともその絵の理解を深めることになります。ただし注意したいのは、その解釈が本当に正しいとは限らないということです。あまり解釈にこだわりすぎると、美術館へ行っても、その作品が持つ本来の力を感じることなく、解説だけ追っているということになりかねません。
むしろ事前の知識や先入観がない方が、研究者とは異なる斬新な視点で作品を見ることができる場合もあるので、固定概念を持ち過ぎないほうがいいですね。美術館で人の会話に耳をそばだててもいいかもしれませんね。
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鑑賞とは、自分の内面と向き合うこと
この作品の意味は絶対に「こうだ」という決まりはありません。例えば、日本でも根強い人気のある印象派ですが、最初はアバンギャルドな芸術として批判されていました。 モネもルノワールも、当時は軽べつする意味で「印象派」という呼ばれ方をされたのです。ところが、今では、モネもルノワールも美術作品の定番として認識されています。
このように芸術作品も時代によって評価が変化することがあり、今現在高額で取引されるような人気作家の作品も、100年後どのように扱われるのかわからないのです。
ですから『いい作品だ!』と心が動かされたとき、なぜ自分はこの作品がいいと思ったのか、どんなところに魅せられたのか、考えてみてください。
参考:http://news.mynavi.jp/c_career/level1/yoko/2011/07/post_1027.html
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<憂鬱>
I. 第一段階的・自然的主題 Primary or natural subject matter
母親らしき女性と子供を描いた絵であるとか、穏やかな表現であるといった、画面に描かれた対象や色彩・形状など。
例)右のデューラー《メランコリア I》では、「翼を持った人物がしゃがみこんでいる」「道具類が周囲に散らばっている」といった、そこに描かれている事柄や状況(事実的主題)。また「この人物は物思いにふけっている」といった、特段の知識がなくとも見て取れる感情や心理的意味(表出的主題)[3]。
II. 第二段階的・伝習的主題 Secondary or conventional subject matter
聖母子を描いた西洋絵画においては青色のガウンが貞淑さを表すとか、「剣」が正義や勇気を表現するといった、制作当時に常識とされていた慣習や取り決めなど。
例)《メランコリアI》では、膝の上に肘をついたこの人物のポーズが「四体液理論」でいう「憂鬱質」を示すこと、この人物が手に持っているコンパスや床に置かれている玉などが古くから「幾何学」の象徴であることなど。
これは作品そのものから読み取れず、この知識を得るためには過去にさかのぼる広範な史料調査を行う必要がある。パノフスキーはこの段階をイコノグラフィ(図像学)と呼んで、イコノロジーとは区別する。
III. 内的意味・内容 Intrinsic meaning or content
天使的叡智が得られると信じられた。
作品のさらに奥底にある歴史意識や精神文化。たとえば聖母子像に意識的・無意識的に宗教観・世界観の変遷が表現されているといった、作品が差し出している総合的な意味。パノフスキーは、これを探るための手法をイコノロジーと呼んだ。
例)《メランコリアI》では、第一段階の観察、第二段階の史料踏査を踏まえたうえで、なぜ「憂鬱質」の人物が「幾何学」と結びつけられているのか、床に雑多に並べられた「幾何学」とは無縁に見える道具類が何を意味すのるかといった、作品の最終的な意味に対する総合解釈をもとめる作業が、この三段階目にあたる。
パノフスキー自身は、この人物の空を凝視する視線・力なく開かれた手のひらといった描写と、周囲にちらばる創造的な道具類との取り合わせが、高度な技術と知性を持ちながらも自らの限界に悩む人間の絶望感、とりわけルネサンスの美術家の挫折感の表現だとする解釈を提示している。
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