アフィリエイト広告を利用しています

広告

posted by fanblog

2016年10月25日

医療情報を発信しているサイトを作る側として

私のサイト、発毛ジェントルマンはAGAや脂漏性皮膚炎、円形脱毛症などの頭皮や薄毛治療に関する情報を提供するサイトです。

命に関わるような病気を扱っていないとは言え、悩んでいる方にとっては深刻な問題だったりします。
ですから、常々、情報の正確性については抜けることがないように気をつけなければいけないと思っています。

しかし、何分、私は医療関係者ではないのでミスや勘違いが起こる可能性もあります。まあ、医療関係者であっても同じことですが。

一方で、インターネット上には悪質なサイトがたくさんあるのが現状です。育毛剤のサイトもえげつないものが非常に多いです。閲覧者に対して詐欺まがいのことを伝えて誘導を行い、アフィリエイト商品などの成約につなげようとするサイトが無数にあります。

そんなものを毎日のように見てると本当に人間の浅ましさ、グロさを感じるので嫌になります。

そんなことを思いながら毎日を過ごしているわけですが、ふとこんな記事が目に留まりました。


医療情報に関わるメディアは「覚悟」を - 問われる検索結果の信頼性

「がん」などのインターネットの検索結果で「信頼できる医療情報」を手に入れるために知っておきたいこと



発毛ジェントルマンには、大きく2つの記事があります。

ひとつは、私自身が体験したことや感じたことを書いた記事。
これは実体験や価値観を投影した物の見方なので、私にしか書けない記事です。
私の実体験を参考にしてもらって、悩んでいる人の役に立てればいいなと思っています。

もうひとつは、知識系の記事。
病気に関する情報や治療方法についての記事です。
これは医師のお話や医学の専門家が書いた本など参考にして、読者に分かりやすくまとめたものです。ある意味ではキュレーションコンテンツです。誰でも時間をかければ書けます。
難しい専門用語で書かれた固い文章は素人には読みづらいので、分かりやすくまとめて参考にしてもらおうという意図です。

知識系の記事は、リンク先で批判されているWelqと同じようなものです。もちろん情報は医師や研究者などからしか得てませんので信頼性はWelqより上だと思っていますが。
ただ信頼性を保証しろと言われると、さすがにそれはできません。なにせ私は素人ですし、医療行為をしているわけでもありません。その点はサイトポリシーにも記載しています。

じゃあ、そもそも医療情報なんか素人が書かなければいいじゃないかとも思ったりしますが、それはそれで健全な社会じゃないんですよね。患者目線の情報は絶対に必要です。また医師もずるいことをやっています。医療関係者以外の人が書かなければ暴かれない業界の悪い部分もあります。たとえばAGAクリニックの中には、安易にミノタブという血圧剤を発毛剤として処方している医師がいますが、ひとつ間違えれば深刻な副作用をまねいて命やQOLに関わる後遺症が残る可能性だってあります。そういう情報を提供する医師は少ないです。医師が適当なことをするので、患者側が事前に知っておかなければいけない情報もたくさんあるのです。



この話は、落としどころがどこになるのかが難しいですね。

私は人の命に関わるような病気に関してはノータッチにしています。がんや精神疾患などは、間違った情報を流したら命を落とす人もいるわけですから。責任なんてとても取れません。

その点でWelqは倫理的に許されないことをしていますね。鬱病で自殺するかもしれない人に物を売りつけようとしているんですから。Welqのせいですでに亡くなった人がいるかもしれません。どう責任を取るつもりでしょうか?取りませんと書いただけでは罪からは逃げれませんよね。ほんとに死んだら地獄に落ちるんじゃないでしょうか。


2つ目のリンクに書いてある10個の条件は、私もサイト作りの当初から実践していることです。

1. 情報提供の主体が明確なサイトの情報を利用する
2. 営利性のない情報を利用する
3. 客観的な裏付けがある科学的な情報を利用する
4. 公共の医療機関、公的研究機関により提供される医療情報を主に利用する
5. 常に新しい情報を利用する
6. 複数の情報源を比較検討する
7. 情報の利用は自己責任が原則
8. 疑問があれば、専門家のアドバイスを求める
9. 情報利用の結果を冷静に評価する
10. トラブルに遭った時は、専門家に相談する。


引用元:『医療機関によるインターネット上の 医療広告の実態と課題』(JIMA)

少なくとも、この10個を守っていれば専門家の情報の一番信頼できる上澄みの部分だけが抽出できます。

特に医療情報は守るべきことですね。一次資料と二次資料の捉え方も重要な指摘です。

この10か条は、情報を発信する側も、情報を受け取る側も知っておくべき心構えだと思います。

私も引き続き、これらのことを気をつけながら、気を引き締めて記事を書いていこうと思います。





この記事へのコメント
コメントを書く

お名前:

メールアドレス:


ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/5563964
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。

この記事へのトラックバック
プロフィール
カテゴリーアーカイブ
最新記事
×

この広告は30日以上新しい記事の更新がないブログに表示されております。