2009年05月29日
気づいた人は病気をしないで長生きできる!社会・流通・市場の戦略に呑まれてはいけない!
41歳寿命説
15年ほど前に西丸震哉著(情報センター出版局)より『41歳寿命説』という本がベストセラーになりました。この本によると昭和34年以降に生まれた人の平均寿命が41歳になるという内容です。
今年の東京マラソンでタレントの松村邦洋さんが急性心筋梗塞でお亡くなり・・・いや、倒れられました。ちょうど41歳です。もし倒れた場所が自宅の誰も気づかないような場所だったら発見が遅れ帰らぬ人になっていたはずです。そして、余命1ヶ月の花嫁の主人公が乳癌で亡くなる実話も年齢が24歳です。本田美奈子さんの若すぎる死もそうです。私の近所でも20代でくも膜下出血で亡くなったとか、30代で若年性アルツハイマー型認知症になったという話を聞きました。 著者の言うとおりまさに現実になろうとしています。
原因は食文化の変化 皆さんや私がいくら気をつけていても近くのスーパーに置かれている商品を買い続ける限り避ける事はできないことが問題だと思います。どんなに健康な人でも毎日栄養バランスが乱れ、食品添加物、残留農薬まみれの食品を10年20年食べたら絶対に病気をします。
社会問題
日本の社会が変わらない限り粗悪な食品を安値で販売し企業側は儲けますが、それを購入する消費者の健康はどんどん失われます。 そして、いざ病気してもみんな心配はしてくれるでしょうが絶対に助けてはくれません。結局最後に悔しい思いをするのは病気になった本人なんです。
自殺者数も年々増加していますが、就職難で自殺する人は本の一握りで殆どは健康上の苦を理由に、介護の苦を理由に命を絶っています。最近硫化水素自殺で亡くなった清水由貴子さんもそうです。あれだけ欽ちゃんファミリーでもあか抜けた方でも結局助けてあげる事ができなかった。これが現実です・・・。
今後はみなさんの察しの通りもっと悲惨な時代が来ようとしています。 今でいう団塊の世代(第一次ベビーブーム世代)が老年期を向かえました。そして今はその世代の子供達である第二次ベビーブームの現役世代が税金をたくさん支払ってなんとか社会が成り立っています。ところが私も第二次ベビーブーム世代の一人なのですが、今は中国の一人っ子政策並みの出生率(1.2人)で子供がどんどん減ってきています。その結果全国で学校閉鎖が急増しています。つまり、私達が老年期を迎える26年後には史上最多の高齢者数になり史上最少の現役世代数になるという少子高齢化のピークが来ます。
成人病から生活習慣病へ密かに進む国の思惑
国としてもこれはまずいと思たのか態度を180度変えシフトチェンジをしました。厚生労働省は今までの『成人病』という名前から『生活習慣病』という名前に切り替えました。切り替わる前までは病気になるのは年のせいですよ!20歳を過ぎたら気をつけましょう!とあくまで病気は食事のせいではないですと言っていましたが、小児癌や若年性疾患など年は関係ない病気が急増しもはや病気は年のせいとは言えなくなりました。あなたが病気になったのは生活習慣の問題ですよ!食生活や日常生活に問題がありますよ。つまり自業自得、自己責任ですよということを強調し始めました。この先は自己責任による疾病には保険が利きませんよと言う時代が確実に来ます。例えば、風邪を引いたとします。治したいなら10万円払いなさい。お金が無いなら他をあたってください。そんな感じの社会です。アメリカは既に国民保険はありませんから治療費は全額負担です。病気になったらのたれ死ぬしかありません。(実際に貧困で治療を受けられないまま大勢の命が失われてます。)だから予防に重点を置きサプリメント大国になりました。
お年寄りは増える!担い手がいない!税金はどんどん上がる!国は面倒見てくれない!食はどんどん崩壊する!ろくな治療が受けられない!
想像するだけで身の毛もよだちます。 でも想像だけでは終わらない社会がそこまできているのが現実です。
予防した者勝ちの時代
だからこそ今から予防と対策をしておかないといけないと私は考えます。日本と言う国は事が起こってこれはまずいぞ!と思わないと行動しない民族性があります。インフルエンザが蔓延し始めてからマスクが飛ぶように売れる。交通事故が起きてから歩道橋が建設される。でも、癌や脳梗塞になったら、後でどうこう治せるものではありません。なんとかなると開き直っていても実際に事が自分の周りで起こるとどうしようもなくなり追い詰められてしまっています。
裏を返せば明るい話題
もうちょっと明るい記事書け!と叱られそうですが、裏を返せば反面教師で悪い真似さえしなければ、明るい未来が待ってますということを一番伝えたいだけなんです。41歳寿命説・・・そこで命を絶てればまだマシなのかもしれませんが今の医療レベルを見れば、チューブを鼻に刺して点滴転がしながら人工心肺で管理される時代ですから、そうは簡単にピンピンコロリとはいけません。正確には『41歳大病説』といったほうがピンと来ます。これからも平均寿命はどんどん延びるのは確実だと思います。しかし病気にかかる年齢はもっともっと若年化します。
一億総半病人時代の幕開け
その証拠に一億総半病人時代といい国民全員が半分病気になっています。俺はまだ病気じゃないよ!と反発されそうですが、例えば、アトピー性皮膚炎。これは体の外の皮膚の病気ですが外で発症する間は皮膚炎で終わります。でも肝臓でアトピー性皮膚炎が起こった時点で完全に肝炎という病気になります。
花粉症という病気は昭和30年以降に生まれた人が大半の病気だそうです。でもよ〜く考えると杉の木花粉は今と昔だったらどっちが量多く飛んでいますか?数倍?数十倍?ヘタしたら数万倍飛んでいたのが昔です。(昔はビルなんて少なく緑が多かったから)でも戦前戦争直後は花粉症患者はほとんどいませんでした。つまり、花粉症と言う病気は花粉が悪いのではなくなった本人の身体に異常が起きてかかる病気なんです。すなわち半分病気になっている証拠になります。花粉症の人が悪いといっているのではなくそうさせた生活習慣(社会)が悪いと言いたいんです。
まとめ
大事なことは今の生活習慣を一度でいいからまじめに真剣に見直してみることと最後は自分が幸せになるために他人に騙されない知識を持つ事です。私も偉そうなことを言える立場ではありませんが少しでもみんなが幸せな人生を送るきっかけになれればブログを更新した甲斐があったと思えることができます。