2009年05月25日
ミネラルとは?
ミネラルとは?
栄養学においてミネラル (mineral) とは、一般的な有機物に含まれる元素(炭素・水素・窒素・酸素)以外に、生体にとって欠かせない元素のことを指す。無機質ともいう。糖質、脂質、蛋白質、ビタミンと並び五大栄養素の一つとして数えられる。
動物の種類や性別、成長段階によって必要な種類や量は異なる。また、欠乏症だけでなく過剰症も起こしうるので、ただ「多めに摂ればよい」というものではない。
なお、日本においては厚生労働省によって 12 成分(亜鉛・カリウム・カルシウム・クロム・セレン・鉄・銅・ナトリウム・マグネシウム・マンガン・ヨウ素・リン)が示されており、食品の栄養表示基準となっている。
主なミネラル
カルシウム
リン
硫黄
カリウム
ナトリウム
塩素
マグネシウム
鉄
フッ素
ケイ素
亜鉛
マンガン
銅
セレン
ヨウ素
モリブデン
クロム
コバルト
補足
上記のミネラル以外にも地球上には発見されているだけで110種類以上あります。最近有名になったパナジウムやゲルマニウムもミネラル元素のひとつです。ミネラルは1種類を多く摂取するよりも少量ずつ何種類ものミネラルを摂取することが大事です。専門家の間では人体にとって必要なミネラルは60〜80種類と言われています。海水の中のミネラルがおよそ80種類ともいわれていますのでミネラル摂取で効率が良いのはやはり海産物です。世界一の長寿国、世界一の学力を誇れたのも海に囲まれたおかげでミネラルを摂取できたからとも言われています。しかし、現代人は深刻なミネラル不足に陥っているのが現状です。ファーストフード、ジャンクフード、インスタントフードなどミネラルがほとんど含まれない食生活が原因です。
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