2009年06月23日
食生活アドバイザーとは
食生活全般について語ることができる資格と人材が今、社会で求められています。『食生活アドバイザー』は広い視野に立って食生活をトータルにとらえ、健康な生活を送る為の提案ができる”食生活全般のスペシャリスト”。
『食』に対する関心が高まっている中で、今後ますます活躍が期待されています。
栄養と健康
栄養素の働き、病気と食事の関わり、運動と休養などを学び、心と体の健康づくりをサポート。
食品学
食品の分類法を把握し、生鮮食品・加工食品の表示、アレルギー表示、栄養表示を読み解く。
衛生管理
食中毒予防の決め手となる衛生管理。食生活の安全を守るために、具体的な対策をマスター。
食文化と食習慣
調理のコツや献立の工夫、行事と料理、テーブルマナーを心得て、暮らしの中の「食」を演出。
食マーケット
流通の役割や小売の形態が多様化する中で、商品を正しく選ぶ目を養い、賢い消費者をめざす。
社会生活
身近な税金や法律、経済など「食」を取り巻く消費生活と社会のしくみについて理解を深める。
実際に食生活アドバイザーが活躍する職場、環境を挙げると以下になります。これからも色んな現場で食と健康の知識が重要視される時代がくると同時に有資格者のアドバイスが活かされると考えます。
食品メーカーにおいて、商品開発や商品の提供方法を提案します。
効率的な輸送や配送方法から、食品別の温度管理まで。安全な物流体制についてアドバイスをします。
スーパーマーケットやデパートでは、お客様への食材説明や美味しく食べてもらうための提案、健康アドバイスをします。
食材の調達から、メニューやレシピ、衛生管理や店舗運営の助言をします。
症状別の食事や生活指導などの健康管理をベースにして食事を美味しく提供するための雰囲気づくりを実践します。
栄養・環境・マナーなど、教育の現場で「食育」全般の指導ができます。
“賢い消費者”として的確な食材を選び、家族の健康管理の担い手となることで、より豊かな食生活へとステップアップします。