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2018年10月25日
お坊さんのグルーヴ感
前回のブログ「LET'S GROOVE」で「よくよく考えると、我々日本人が血筋的に古来からカラダに染みこんでいるリズムは頭打ちなのかも知れません。だってお坊さんが叩く木魚って頭打ちですよね」なんて書きましたけど、驚愕の事実が発覚(大げさか!)
先週の日曜日は私の父親の13回忌でありました。
で、その法要に菩提寺である水道橋の昌清寺でお経を上げていただいたのですが、なんと木魚の叩き方が
アフタービートだったんです!
「あれ?頭打ちじゃない!」
お経が終わった後、住職に質問しました。
「今のお経って、木魚のたたき型が後のりでしたよね?自分はてっきり頭打ちだとばかり思っていたのですが」
すると住職は
「それは宗派によって違って、浄土宗は間打ちつまり裏打ち=アフタービートなんです」
なんと、宗派によってユーロビートとリズムアンドブルース、小室哲哉と山下達郎があったんですと!
天台宗、真言宗、曹洞宗、臨済宗などの頭打ち対して、浄土宗は裏打ちなんですね。
知らなかった〜。
牧野家、ずーっと昔から浄土宗なのになんで気づかなかったんだろう?
で、なんで浄土宗が裏打ちかって言うと、こんな理由があるそうです。
本来、お経の持つ意味を文節に関係なく木魚を叩くとお経の肝心な部分と木魚の音が被ってよく聞こえなくなる。そこで間打ち(まさに言葉と言葉の間)にすると、それがちゃんと聞こえるからと言うことなんですねぇ。
ググってみたらYahoo知恵袋にこんなのがありました。
https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1247259362
その昔、ラジオ番組、たぶんサンデーソングブックになる前だから東芝プレミアスリーの頃かな?の山下達郎・大瀧詠一、萩原健太の3人だったと思いますが、正月恒例の新春放談で達郎さんは、「最近はお坊さんも木魚を頭打ちしている」て言ってた記憶がありますが、これは最近じゃなくて、宗派によると言う事なんですね。
きっと山下家は浄土宗だと思いますよ(笑)
先週の日曜日は私の父親の13回忌でありました。
で、その法要に菩提寺である水道橋の昌清寺でお経を上げていただいたのですが、なんと木魚の叩き方が
アフタービートだったんです!
「あれ?頭打ちじゃない!」
お経が終わった後、住職に質問しました。
「今のお経って、木魚のたたき型が後のりでしたよね?自分はてっきり頭打ちだとばかり思っていたのですが」
すると住職は
「それは宗派によって違って、浄土宗は間打ちつまり裏打ち=アフタービートなんです」
なんと、宗派によってユーロビートとリズムアンドブルース、小室哲哉と山下達郎があったんですと!
天台宗、真言宗、曹洞宗、臨済宗などの頭打ち対して、浄土宗は裏打ちなんですね。
知らなかった〜。
牧野家、ずーっと昔から浄土宗なのになんで気づかなかったんだろう?
で、なんで浄土宗が裏打ちかって言うと、こんな理由があるそうです。
本来、お経の持つ意味を文節に関係なく木魚を叩くとお経の肝心な部分と木魚の音が被ってよく聞こえなくなる。そこで間打ち(まさに言葉と言葉の間)にすると、それがちゃんと聞こえるからと言うことなんですねぇ。
ググってみたらYahoo知恵袋にこんなのがありました。
https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1247259362
その昔、ラジオ番組、たぶんサンデーソングブックになる前だから東芝プレミアスリーの頃かな?の山下達郎・大瀧詠一、萩原健太の3人だったと思いますが、正月恒例の新春放談で達郎さんは、「最近はお坊さんも木魚を頭打ちしている」て言ってた記憶がありますが、これは最近じゃなくて、宗派によると言う事なんですね。
きっと山下家は浄土宗だと思いますよ(笑)
2018年10月06日
LET'S GROOVE !
久々の投稿は、もっと久々の音楽ネタです。
ここ最近盛り上がった世間で話題の音楽ネタは、なんと言っても安室奈美恵の引退ですね。
凄い盛り上がりは、ニュースネタとしても各マスコミにことごとく取り上げられていました。
シークレットゲスト ヤマPが登場して大盛り上がり!
また「Mステ」ことミュージックステーションも9月15日に10時間!特番でダンスミュージックの大特集。
安室もダンスミュージック。Mステのメインも小室ダンスサウンド。
音楽とダンスは切っても切れない関係ですね。
それは何も最近始まったことではなく、17世紀の舞曲に遡っちゃうのはやり過ぎとしても、1920年代スイングジャズ時代から50年代に一世を風靡したツイスト、そしてロックンロールをバックにダンスを踊るのは映画BACK TO THE FUTURE の「魅惑の深海パーティ」(分かる?笑)のシーンでも出てくるように、生バンドをバックに踊ってたんですね。その後ダンスミュージックの主流はブラックミュージックがメインとなって、リズムアンドブルースに移行していきます。JB テンプス マイケル・・・
なんて、音楽の歴史を述べるのが今回のブログの趣旨じゃないので、この辺にしておきますが、まあ、現代大衆音楽とダンスは切っても切れない関係で有り続けています。
でね、この二つのテレビ放送を観て、個人的にとても感じたことがありました。
それは、リズムはあるけどグルーヴがほとんど感じられないと言うことなんです。
グルーヴって何でしょう?
達郎さんはよく自身のラジオ番組で言ってますが、グルーヴとは音楽の「ノリ」「根性」「ガッツ」だそうです。
小室サウンドが一世を風靡した90年代前半、山下達郎が強烈なアンチテーゼとしてこんな楽曲を発表しました。
(私個人的な意見です)
ジャングル・スウィング
ジャングルビート=ボ・ディドリービートに乗って歌われる歌詞にこんな一節があります。
「こんなフェイクなビートじゃとても踊れやしない。聴かせておくれよあのSWEET SOUL MUSIC」
マシンによる頭打ちの"ドンツク ドンツク" "ズンドコ ズンドコ” ビートはフェイクである、という主張だと私個人は受け止めております。
それは、達郎氏がサンデーソングブックの4週間に渡る「モータウン特集アーカイブス」で奇しくも述べていたように、「当時ファンは別として、音楽ビジネスとして小室サウンドに迎合していたのは一儲けを企んでいた広告代理店のオヤジくらいのもので、自覚のあるミュージシャンは絶対にやろうとしなかった」のであります。
ちなみに安室奈美恵に私が個人的につけたニックネームは「平成ズンドコ娘」であります。
でも、そのモータウンアーカイブスでは安室のNEW LOOKが紹介されました。この曲は、スプリームスのBABY LOVEをサンプリングしていて、今回のファイナルライブでも歌われていましたが、これこそ安室奈美恵のグルーヴの有りパターンであり、それ以外 特に小室時代の頭打ちサウンドとは完全に一線を画しています。推測ですが本当は彼女コッチが好きなんじゃないかな?
まあ、安室ファンにはそんなことどうでもいいんでしょうけどね。
さて、グルーヴの話しに戻りましょう。
グルーヴ GROOVE は直訳すると「溝」です。
ゴルフに詳しい方なら、アイアンの溝のことをグルーヴって呼ぶことをご存知だと思います。
それがどうして音楽の「ノリ」「ガッツ」になるかと言うと、これは私の想像ですが、アナログ盤の溝からきているんだと思います。針が塩ビに刻まれた溝をひっかいて音を出す。何となく分かりますよね。
耳で聴く音楽を文字で表すのは難しいし、私のような素人が理論を正確に述べる事なんて出来ませんが、4拍子の2拍目と4拍目にアクセントが置かれるリズム、それがグルーヴ感を生み、さらにそのアクセントを微妙に遅らせることによってさらにグルーヴ感が強まると。
小室サウンドはそれの真逆、1拍目と3拍目にアクセントが置かれた結果、ドンツク、ズンドコになっているんですね。勿論このサウンドは小室哲哉が作ったものではなく、自分の記憶ではペットショップボーイズあたりから始まったものじゃないかと思います。さらにその前のパンクミュージックの頭打ちが最初だったんでしょうか?
よくよく考えると、我々日本人が血筋的に古来からカラダに染みこんでいるリズムは頭打ちなのかも知れません。だってお坊さんが叩く木魚って頭打ちですよね。
でも、音頭ってアフタービートかな?(笑)
グルーヴについてはもう一つどうしても触れたいことがあります。
それはこのお二人のことであります。
やってる音楽結構違うのに、その歌い方にはとても共通する何かをずっと感じておりました。
それが歌い方にグルーヴ感がほとんどないと言う事に気付いたのは約10年前のこと。
特にお一人目の方、歌う時に凄く腕を振るでしょう?それってカラダの中にグルーヴ感が無いからなのかな?腕振らないとタイミング取れないのかもね。
マッキーもトローンとした歌い方ですよね。小学校の歌のテストみたい。達郎さんのRIDE ON TIMEのカバー歌ってますが、それをオリジナルと聴き比べて頂ければ一目(耳)瞭然です。
最後に、自分にとって最もグルーヴが感じられるサウンドの一例をご紹介いたしましょう。
と言う訳で、また来月。
ここ最近盛り上がった世間で話題の音楽ネタは、なんと言っても安室奈美恵の引退ですね。
凄い盛り上がりは、ニュースネタとしても各マスコミにことごとく取り上げられていました。
シークレットゲスト ヤマPが登場して大盛り上がり!
また「Mステ」ことミュージックステーションも9月15日に10時間!特番でダンスミュージックの大特集。
安室もダンスミュージック。Mステのメインも小室ダンスサウンド。
音楽とダンスは切っても切れない関係ですね。
それは何も最近始まったことではなく、17世紀の舞曲に遡っちゃうのはやり過ぎとしても、1920年代スイングジャズ時代から50年代に一世を風靡したツイスト、そしてロックンロールをバックにダンスを踊るのは映画BACK TO THE FUTURE の「魅惑の深海パーティ」(分かる?笑)のシーンでも出てくるように、生バンドをバックに踊ってたんですね。その後ダンスミュージックの主流はブラックミュージックがメインとなって、リズムアンドブルースに移行していきます。JB テンプス マイケル・・・
なんて、音楽の歴史を述べるのが今回のブログの趣旨じゃないので、この辺にしておきますが、まあ、現代大衆音楽とダンスは切っても切れない関係で有り続けています。
でね、この二つのテレビ放送を観て、個人的にとても感じたことがありました。
それは、リズムはあるけどグルーヴがほとんど感じられないと言うことなんです。
グルーヴって何でしょう?
達郎さんはよく自身のラジオ番組で言ってますが、グルーヴとは音楽の「ノリ」「根性」「ガッツ」だそうです。
小室サウンドが一世を風靡した90年代前半、山下達郎が強烈なアンチテーゼとしてこんな楽曲を発表しました。
(私個人的な意見です)
ジャングル・スウィング
ジャングルビート=ボ・ディドリービートに乗って歌われる歌詞にこんな一節があります。
「こんなフェイクなビートじゃとても踊れやしない。聴かせておくれよあのSWEET SOUL MUSIC」
マシンによる頭打ちの"ドンツク ドンツク" "ズンドコ ズンドコ” ビートはフェイクである、という主張だと私個人は受け止めております。
それは、達郎氏がサンデーソングブックの4週間に渡る「モータウン特集アーカイブス」で奇しくも述べていたように、「当時ファンは別として、音楽ビジネスとして小室サウンドに迎合していたのは一儲けを企んでいた広告代理店のオヤジくらいのもので、自覚のあるミュージシャンは絶対にやろうとしなかった」のであります。
ちなみに安室奈美恵に私が個人的につけたニックネームは「平成ズンドコ娘」であります。
でも、そのモータウンアーカイブスでは安室のNEW LOOKが紹介されました。この曲は、スプリームスのBABY LOVEをサンプリングしていて、今回のファイナルライブでも歌われていましたが、これこそ安室奈美恵のグルーヴの有りパターンであり、それ以外 特に小室時代の頭打ちサウンドとは完全に一線を画しています。推測ですが本当は彼女コッチが好きなんじゃないかな?
まあ、安室ファンにはそんなことどうでもいいんでしょうけどね。
さて、グルーヴの話しに戻りましょう。
グルーヴ GROOVE は直訳すると「溝」です。
ゴルフに詳しい方なら、アイアンの溝のことをグルーヴって呼ぶことをご存知だと思います。
それがどうして音楽の「ノリ」「ガッツ」になるかと言うと、これは私の想像ですが、アナログ盤の溝からきているんだと思います。針が塩ビに刻まれた溝をひっかいて音を出す。何となく分かりますよね。
耳で聴く音楽を文字で表すのは難しいし、私のような素人が理論を正確に述べる事なんて出来ませんが、4拍子の2拍目と4拍目にアクセントが置かれるリズム、それがグルーヴ感を生み、さらにそのアクセントを微妙に遅らせることによってさらにグルーヴ感が強まると。
小室サウンドはそれの真逆、1拍目と3拍目にアクセントが置かれた結果、ドンツク、ズンドコになっているんですね。勿論このサウンドは小室哲哉が作ったものではなく、自分の記憶ではペットショップボーイズあたりから始まったものじゃないかと思います。さらにその前のパンクミュージックの頭打ちが最初だったんでしょうか?
よくよく考えると、我々日本人が血筋的に古来からカラダに染みこんでいるリズムは頭打ちなのかも知れません。だってお坊さんが叩く木魚って頭打ちですよね。
でも、音頭ってアフタービートかな?(笑)
グルーヴについてはもう一つどうしても触れたいことがあります。
それはこのお二人のことであります。
やってる音楽結構違うのに、その歌い方にはとても共通する何かをずっと感じておりました。
それが歌い方にグルーヴ感がほとんどないと言う事に気付いたのは約10年前のこと。
特にお一人目の方、歌う時に凄く腕を振るでしょう?それってカラダの中にグルーヴ感が無いからなのかな?腕振らないとタイミング取れないのかもね。
マッキーもトローンとした歌い方ですよね。小学校の歌のテストみたい。達郎さんのRIDE ON TIMEのカバー歌ってますが、それをオリジナルと聴き比べて頂ければ一目(耳)瞭然です。
最後に、自分にとって最もグルーヴが感じられるサウンドの一例をご紹介いたしましょう。
と言う訳で、また来月。