「味にこだわる有田みかんで、農業の6次産業化に成功」が完成しました。
このゲームは、和歌山県で有田みかんを生産・加工する
椛§a果樹園の会長・秋竹新吾さんがモデルです。
『日本のおいしいみかんの秘密 農業の6次産業化による奇跡の復活』
などを参考文献に制作しました。
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秋竹さんは、高校卒業から50年以上にわたり
有田みかん一筋で生きています。
何十年もみかん栽培をしていると
社会変化の影響を大きく受けます。
人生を一つの仕事にかけて生きていくと
波乱万丈いろいろな危機に直面します。
必死の努力で変化を克服し
生き伸びていく方向を見つけだします。
このゲームでは、人生を一つの仕事にかけたとき
どのような生き方をすればいいかを学びます。
秋竹さんの農業人生は
@戦後 食料案の時代
日本中が食料不足で、食べ物なら作れば売れる時代
A1958年 国主導でみかん農園を開発
みかんが売れに売れ、国主導で九州や四国にみかん農園を作る
B1964年 みかん栽培の全盛時代
年間生産量360t、みかん農家の収入がサラリーマンを上回る
C1968年 みかん価格が大暴落
全国にみかん農園ができた結果、生産過剰で価格が大暴落する
D1979年 7戸の農家で組合を設立
美味しいみかんを生産したい農家7軒で、新たに組合を作る
E2000年 農家7軒の組合を法人化
息子たちに、夢の描ける農業を引き継ぎたく組合を法人化する
F2004年 6次産業化の開始
市場価格の変動を受けない「加工品=高級ジュース」を商品化する
食料・農業・農村の六次産業化 (戦後日本の食料・農業・農村) 新品価格 |
ビジネスでは、市場変化により生産者が危機に陥ることがあります。
特に、過剰生産による価格競争はどの業界においても発生します。
秋竹さんは、みかん価格の大暴落と長期的な価格低迷の状況で
「おいしいミカン」を作れば夢のある農家につながると判断します。
その理念により、おいしい有田みかんを生産し続け
加工品開発で6次産業化に成功します。
このゲームを通じ、何十年も仕事一筋に生きていくと
「どのような社会的な変化が起こり
どのようにして変化に適応するか」について学べます。
なお、「果物の購入量=人気」も変化します。
戦後から平成15年まで購入量1位だったみかんは
平成28年には3位に転落しています。
みかんの消費量は、今後どのようになるのでしょうか?
それにより、6次産業はどう変化していくのでしょうか?
未来は、常に不透明です。
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