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2020年06月24日

「ビジネス成功者の仕事ゲーム」35弾、「味にこだわる有田みかんで、農業の6次産業化に成功」が完成!50年以上みかん一筋に生産をしていると、波乱万丈の人生になるみたいです。

「ビジネス成功者の仕事ゲーム」35弾、
「味にこだわる有田みかんで、農業の6次産業化に成功」が完成しました。

このゲームは、和歌山県で有田みかんを生産・加工する
椛§a果樹園の会長・秋竹新吾さんがモデルです。

『日本のおいしいみかんの秘密 農業の6次産業化による奇跡の復活』
などを参考文献に制作しました。 

日本のおいしいみかんの秘密 農業6次産業化による奇跡の復活

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秋竹さんは、高校卒業から50年以上にわたり
有田みかん一筋で生きています。

何十年もみかん栽培をしていると
社会変化の影響を大きく受けます。

人生を一つの仕事にかけて生きていくと
波乱万丈いろいろな危機に直面します。

必死の努力で変化を克服し
生き伸びていく方向を見つけだします。

このゲームでは、人生を一つの仕事にかけたとき
どのような生き方をすればいいかを学びます。


秋竹さんの農業人生は

@戦後 食料案の時代
  日本中が食料不足で、食べ物なら作れば売れる時代

A1958年 国主導でみかん農園を開発
  みかんが売れに売れ、国主導で九州や四国にみかん農園を作る

B1964年 みかん栽培の全盛時代
  年間生産量360t、みかん農家の収入がサラリーマンを上回る

全国みかん生産量.png

C1968年 みかん価格が大暴落
  全国にみかん農園ができた結果、生産過剰で価格が大暴落する

D1979年 7戸の農家で組合を設立
  美味しいみかんを生産したい農家7軒で、新たに組合を作る

E2000年 農家7軒の組合を法人化
  息子たちに、夢の描ける農業を引き継ぎたく組合を法人化する

F2004年 6次産業化の開始
  市場価格の変動を受けない「加工品=高級ジュース」を商品化する

食料・農業・農村の六次産業化 (戦後日本の食料・農業・農村)

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ビジネスでは、市場変化により生産者が危機に陥ることがあります。

特に、過剰生産による価格競争はどの業界においても発生します。

秋竹さんは、みかん価格の大暴落と長期的な価格低迷の状況で
「おいしいミカン」を作れば夢のある農家につながると判断します。

その理念により、おいしい有田みかんを生産し続け
加工品開発で6次産業化に成功します。


このゲームを通じ、何十年も仕事一筋に生きていくと
「どのような社会的な変化が起こり
どのようにして変化に適応するか」について学べます。


なお、「果物の購入量=人気」も変化します。
果実購入量.png
戦後から平成15年まで購入量1位だったみかんは
平成28年には3位に転落しています。

みかんの消費量は、今後どのようになるのでしょうか?

それにより、6次産業はどう変化していくのでしょうか?

未来は、常に不透明です。
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