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2020年06月30日

コロナ不況により4月の有効求人倍率が1.32まで低下。2008年リーマンショックの時に、有効求人倍率が0.47まで下がったことを考えると、現在の1.32は本当の数字なのでしょうか?

最近、どうも政府の統計データが
いま一つ信じられなくなっています。

コロナのPCR検査数とか、給付金の支給状況、アベノマスクの
配達日とか、政府発表と実態との間に大きなギャップがあります。

ギャップの大きいデータとして
加わえたほうががよさそうなのが有効求人倍率です。


有効求人倍率は、ハローワークで仕事を探す人1人に対し
何人分の求人があるかを示す指標です。

数字が1を超えると、仕事を探している人以上に
求人があるということになります。

人手不足になると、この数字が上がっていきます。


コロナウイルスの影響で、当然有効求人倍率は低下しています。

2020年4月のデータでは、1.32です。

職種別では、宿泊・飲食サービス業の求人が50%近く落ちています。


この1.32という数字が高いように思えて仕方ありません。

2008年8月のリーマンショックの時の有効求人倍率は
2007年=1.04、2008年=0.88、2009年=0.47、2010年=0.52、
2011年=0.652012年=0.80、2013年=0.93、2014年=1.09
・・・となっています。
有効求人倍率.png
2009年には、0.5を切っています。

リーマン・ショック10年目の衝撃

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今回のコロナ不況では、海外観光客が減少した宿泊業
休業要請で自粛した飲食業、テレワークで事務所のゴミが減った清掃業
夏祭りや花火大会の中止の影響を受けた警備業など
求人数は減少しているはずです。

それにも関わらず有効求人倍率が高いのは
ハローワークのデーターが更新されないからでは・・・?

コロナ前に求人していた求人票がカウントされているのでは・・・?

従業員を解雇や休業させている企業の提出済み求人票が
消去されていないのでは・・?


緊急事態宣言が解除されたので、近所のハローワークを回ってみました。

パソコンによる求人検索コーナーもさほど混んでいません。

密を防ぐためなのか、妙に空席が目立ちます。


すでに、就職活動に関してハローワークの時代が
終わったような印象がします。

ハローワークの求人データに関して
虚偽表示の問題があったこともあります。

いつも、同じ企業の求情報人が掲載されていたりします。


いまや、スマホの使える若い人たちは、就職活動を

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人材派遣会社や転職会社に頼っているように思えます。


最新の情報を、送信してくれる人材会社に
頼っているのではないでしょうか?

ハローワークは、スマホになじめない
高齢者たちの就職支援になっているのでは?


駅の構内にあったフリーペーパー求人誌への
求人広告が40%近く減少しているとの話があります。

この数字こそが、現実かもしれません。

実際に最新号を手に取ってみると、やけに薄くなった気がします。

妙にめだったのは、ピッキングの仕事です。

通販が増加して、ピッキングの仕事は人手不足かも知れません。


早く景気が良くなってほしくなります?

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コロナ不況脱出ゲームでも考えますか?
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