リクナビ・マイナビが会社説明会が中止しました。
大学生は不安になっているでしょう。
今年の就職戦線で、一番気になるのが国家公務員総合職試験です。
この試験の合格者が、キャリア官僚になります。
かって、花形だったキャリア官僚ですが、
最近は内定しても辞退する人が増加しているようです。
ここ数年、キャリア官僚が政治に振り回されています。
特に、「モリカケ問題」以来
振り回され方がひどくなっているように思えます。
国会でキャリア官僚が、政治家からの圧力でしょうか
白を黒といわされるケースが増えています。
子供でもウソとわかるようなバカバカしい答弁をしています。
その典型が、「桜を見る会」です。
「招待者名簿を廃棄しました」と応えていました。
役所において、あり得ない話です。
回答の全てが、誰が考えても信用できないような内容です。
世間からバカにされるような回答をすることは、
東大を出た頭のいい方にとっては
屈辱的なことではないでしょうか?
これでは、キャリア官僚を志望する人が減ります。
国家公務員のキャリア官僚を目指していたような人は
いま外資系のコンサルティング会社を志望するみたいです。
コンサルティング会社では、優秀であれば入社して
数年で大きなプロジェクトにかかわれるみたいです。
実績を上げると、アメリアメリカ本社転勤ということもありそうです。
世界的な大企業からのスカウトがるかもしれません。
いまは、グローバルの時代です。
若者にとっては、日本一より世界一が魅力的なはずです。
それが手に届くところにあります。
このままでは、東大卒で一流の人は
外資系のコンサルティング会社に就職します。
そこに不合格だった人が、キャリア官僚になる
という時代になるかもしれません。
戦後の日本は、優秀な官僚がリードしてきたといわれています。
しかし、このままでは日本の官僚の
レベルが低下するおそれがあります。
そうすれば、日本の経済力が低下していくのではないでしょうか?
日本は、経済が1流、政治は2流といわれてきました。
経済の1流を実現していたのが官僚だとすすれば
その官僚が2流になれば日本の将来も悲観的です。
今年の総合職試験はどうなるのでしょうか?
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