サイバーエージェント・藤田社長さん編を制作中です。
『渋谷ではたらく社長の告白』を参考文献にしています。
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完成したら、一番にゲームをさせたい人がいます。
新入社員として4月に入社して
「753退社」で8月に退職した若者です。
彼は、4年前に大学の推薦入学の指導で知り合いました。
理科系の大学に進学していたので、
引く手あまただったようです。
就活は自分でやりますといったので
私が就活の面倒を見ることはありませんでした。
昨年の6月、内定をもらうとすぐに食事をしました。
彼がベンチャー系の企業に就職すると聞いた時
まだ6月なので別の企業にもアプローチしたらといいました。
彼は、ベンチャーの実態を知りません。
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もし知っていたら、その会社の面接を受けなかった思います。
彼は、ベンチャー企業には向くタイプでありません。
成功したベンチャー企業は、社長も社員も、狂気のように働きます。
異常なくらい働くのがベンチャー企業といえるかもしれません。
徹夜が足り前のようには働かないと、成功しないのかもしれません。
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前回のブログで、ＤｅＮＡ南場社長さんや社員の働き方
そして一時ＤｅＮＡの社員でもあった
ＳＨＯＷＲＯＯＭ前川社長さんの働き方を説明しました。
南場さんや前田さんに共通するキーワードは
会社で寝泊まりするための「寝袋」です。
そんな働き方の事例として
サイバーエージェント・藤田社長を取り上げました。
藤田さんが大学を卒業して入社したのが
人材派遣会社インテリジェンスです。
朝、始発に乗って誰もいない時間に会社に来て仕事します。
ある日、朝一番に出社して仕事をしていると
奥の書庫の段ボールで仮眠をとっているインテリジェンスの
宇野社長がよれよれの状態ででてきたことがあったそうです。
宇野社長は社内一番のハードワーカーだったのです。
ベンチャー企業というのは
成功にむけ社長自らそこまで働くということです。
藤田さんは、土日もなく、夏休みもなく、1年中休まず働きつづけます。
誰かに振られた仕事はことわりません。
「ぜひ、わたしにやらせてください」とかって出ました。
猛烈な働き方で、1年目で営業粗利益5000万円を達成します。
インテリジェンス１年でやめ、ネットベンチャー会社を起業します。
会社創業時のメンバーは3人でした。
3人との約束が、1週間に110時間働くことでした。
110時間のうちわけは、平日は朝9時から深夜2時までで、1日17時間です。
土日は12時間働きますので、平日と合計すると109時間になります。
ご丁寧に、3人うち1人は学生アルバイトですが
110時間の方針をみとめ、自分もできるだけ会社で働くといっています。
労働基準法は、1週間の労働時間は40時間になっています。
基準法の3倍近い働き方になります。
この異常な働き方は企業風土になっているはずです。
サイバーエージェントにはハードワークのカルチャーの会社です。
社内は365日24時間誰かが働いていたそうです。
泊まり込んでいる人が常時10人ぐらいはいたようです。
今でも、渋谷のサイバーエージェントの本社ビルは
不夜城のフロアがあるみたいです。
就活生には、ＩＴ系ベンチャー企業の猛烈さを知ってほしくなります。
「働き方改革」に共感する人は、間違っても入社してはいけません。
自分の人生をすべて仕事にかけられる人でないと
ＩＴ系ベンチャー企業で働くのは無理です。
自分の価値観にあわせた企業選びが重要です。
なお、8月に「７５３退社」した彼は
いまアルバイトをしながら自分に合った仕事を探しています。
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