土日もふくめ連続27日間働いたことがあります。
7・8月の暑い時期だったもので、20日目を過ぎると疲れてきます。
仕事の区切りがついた28日目、明日から1週間
夏休みを取るようにと上司にいっていただきました。
尊敬できる素晴らしい上司だった記憶があります。
就職内定者に、「働き方改革」を議論するとき
この27日間の働き方を自慢話にしていました。
何かを達成しようとすると、限界まで
働かざるを得ないと説明していました。
実際、この経験がビジネスマンとしてその後の働き方に役立ちました。
ところがです。
最近、27日間連続勤務など、甘いことがわかってきました。
若手IT起業家の20代の働き方を調べてみると、まさに驚くばかりです。
狂気のように働いています。
サーバーエージエント・藤田社長は、1年間1日も休まず働いています。
23歳で、人材派遣業のインテリジェンスに就職します。
朝、始発電車で会社に来ます。
土日も関係なく、5月の連休、夏休みも取らず働いたようです。
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SHOWROMMの前田さん。
投資銀行に入社します。
朝5時に出社して、深夜まで働いています。
朝5時では電車が動いていないので、
大手町の事務所へは自転車で通勤したそうです。
おそらく、1日の睡眠時間は2〜3時間ぐらいになるのでしょうか?
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DENAの南場さんや創業時のメンバーもそうだったようです。
南場さんが語っています。
「午後6時から朝6時までの12時間、銀座のリクルート本社において
ネットで提供すべきサービス内容に関する打ち合わせをします。
それが終わると、渋谷の事務所にもどり12時間以内に前夜の議論を
仕様書にまとめシステムエンジニアに説明したうえで
再びリクルートに向かうパターンを続けます。
睡眠時間は銀座・渋谷間の移動時間30分、往路と復路の2回だった。
私は男子が使った寝袋にどうしても入る気にならず
アメリア土産というNASAの銀紙にくるまって寝ました。」と・・・。
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DeNAの創業期からの社員である元IBMのエリート茂岩は
千葉にある自宅に1月のうち3日しか帰っていないと嘆いていたそうです。
そんな状況でもきちんと家賃を払っていたので
1泊の値段が数万円になるといって笑い話にしていたようです。
茂岩さんは、最後にはアパートを引きはらい、住民票を会社に移します。
元IBMのエリートが「ホームレス」になりました。
驚くような働き方です。
ここまで働かないと、起業家として成功しないということでしょうか?
新しいネットビジネスを実現できないということでしょうか?
IT企業で名を成すには、これぐらい働かないとだめなようです。
普通の人では、とてもできそうにありません。
「働き方改革」とは、誰のためなのでしょうか?
「働き方」について考える必要がありそうです。
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