「高級生食パン専門店・乃が美」がモデルのゲームが完成しました。
今回の主人公は、高級・生食パンブームを引き起こした
「乃が美」の創業者・阪上さんがモデルです。
『奇跡のパン』を参考文献に制作しています。
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阪上さんは、父親の事業破綻のせいで
大学進学をあきらめスーパー・ダイエーの芦屋店に入店します。
配属された総菜コーナーで、実演販売や新商品の開発で
優れた成果を生み出していきます。
入社6年後、芦屋店の業績を全国1位にします。
その活躍が評価され
ダイエーのカリスマ・中内会長から表彰されます。
表彰されたとき、「表彰されるより、表彰する側になりたい」
との想いが沸き上がります。
表彰する側になりたく、表彰された後すぐに
ダイエーを退社します。
突然、会社をやめたので、生活のため食品会社の
トラック運転手として働きます。
トラックの運転手をしながらやりたい仕事を探します。
1年後、自分らしい仕事として飲食店・居酒屋を始めます。
そして、焼き肉やスィーツのバイキング店も開業します。
飲食店の店舗を拡大しながらも、常に危機感をいだきます。
競合店との争いで、事業の先細りを心配し続けることになります。
そんな時、自ら会長を務める大阪プロレスで老人ホームを慰問します。
大阪プロレスは、ユニークなキャラクーの選手が登場する
楽しいお笑い型のプロレスです。
その慰問で、皿に大量に取り残された食パンの耳を目にします。
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この光景から、世の中にない、お年寄りが
食べられるやわらかい耳の食パン開発を目指します。
パンに関して全くの素人でしたが、試行錯誤の開発を始めます。
2年後、「生食パン」の商品化に成功します。
大阪店や名古屋・福岡店の人気から全国展開を始めます。
2018年10月現在、全国104店舗を出店する成長をみせています。
「生食パン専門店」を100年の事業とします。
流行り廃れの飲食事業ではなく
長く消費者に愛され続ける企業を目指しています。
このゲームを通じ
@素人による商品開発の実態
生食パンを開発しようとした時
阪上さんはパンに関して知識ゼロの素人でした。
全くの素人が、どのようにして
「耳まで柔らかい生食パン」を商品化できたのか
その開発のプロセスを学ぶことができます。
A長期に事業継続する企業の理念
流行の変化によって常に競争環境が変化し
商売の浮き沈みを実感する飲食業の厳しさ
を知ることができます。
飲食業のような短期的な経営ではなく
安定的に長期的な経営を目指すには、
どのような理念で、どのよう経営すれば
100年企業を目指せるかが学べます。
はたして、生食パンだけで100年の事業にできるか
今後の動きに注目したいと思います。
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