「ビジネス成功者の仕事ゲーム」の第19弾が完成しました。
街のせんべい屋さん「有限会社・笠原製菓」がモデルの
「センベイブラザーズ 倒産寸前から奇跡の復活」です。
どこにでもある小さな会社をとりあげました。
ゲームを作るうえで今一番悩んでいるのは
どのような会社・人をテーマにするかです。
第1弾のゲームはソフトバンク・孫さん
第2弾はユニクロ・柳井さんのゲームでした。
お二人とも、超有名なカリスマ経営者です。
社会的な名声と巨万の富をえています。
その結果、「ビジネス成功者=大出世をして
多くの富を得た人」と理解されました。
本来の趣旨は、「ビジネス成功者=自分らしい仕事につき
自分らしく働く」ということでした。
そこで、最近は身近な人を主人公にしたゲームを
作るように心がけています。
お金持ちになったかどうかではなく、自分の能力を最大限に発揮して
自分らしく働いている身近な人のゲームを増やしています。
今回の「センベイブラザーズ 倒産寸前から奇跡の復活」の
舞台となっている笠原製菓は、有限会社です。
決して規模の大きい会社ではありません。
むしろ、どこにであるような街の小さな会社です。
儲からず、銀行から追加融資をストップされいます。
つぶれそうな会社が、いかに再建できたか?
それは、お金をかけないマーケティングにありました。
マーケティングというと、何か大掛かりな仕掛け
新商品・販売促進キャンペーンを連想されがちです。
しかし、マーケティングの基本は、いかに商品者満足を高め
売り上げを拡大するかです。
魅力ある商品を開発し、ターゲットに対して
いかに効果的な働きかけをするかです。
会社の規模や予算に関係しません。
お金がないならないなりに
売り上げの拡大をめざすのがマーケティングです。
笠原製菓の経営者・笠原さんは、主にデザイン関係の
仕事をしていて、40歳にして初めて家業のせんべい屋さんを継ぎます。
デザインの仕事で学んできた基本知識を生かして
下請けから自社ブランドによる直販を目指します。
自分たちの知恵を頼りに、商品開発と販売促進にとりくみます。
商品開発は、工場長だった弟さんが協力しています。
知恵をだせば、仕事のマイナスをプラスに変えられます。
自分らしく働く、それは知恵をだすことのようです。
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