家庭での「うちわ」は、エアコンや扇風機の普及で
ほとんど必要ないように思われます。
うちわは、商品ライフサイクルの衰退期商品といえそうです。
その新商品のアイデアを探す、なかなか大変です。
ところが、猛暑です。
街では、宣伝用のプラスチック性うちわが人気です。
無料ティッシュにかわり配布されているようです。
イベント会場でも、宣伝用のうちわが配られています。
野球場やコンサート会場でも
人の熱気で会場内が暑いため使われているみたいです。
ただ、竹製の伝統的なうちわは
人気の復活が難しい思っていました。
うちわは昭和の記念碑的商品の代表みたいです。
そんな商品のアイデア発想というので、腰が引けていました。
ところが、いろいろアイデア会議をすると
面白いアイデアがでてきました。
そのアイデアが実際に、商品化されていたりしていて驚きです。
たとえば、アイデアのひとつが
出会いや幸運をみちびく「縁起物うちわ」です。
実際に、秩父の宝登山神社では
祈願や厄払いの「縁起うちわ」を配布しています。
神社のおみくじは、ミニ扇子に書かれています。
扇子は、逆にすると末広がりだからだそうです。
神社とくれば、いまは御朱印です。
うちわでも、関連するアイデアがでました。
うちわを絵馬にする、御朱印を書くという案です。
これも、扇子で実際に発売されていました。
御朱印用に、扇子の幅を狭くなっています。
神田の「新京清堂」が発売していました。
この「新京清堂」さんは、ユニークなセンスを開発しているみたいです。
外人用でしょうか、「食扇」シリーズという
日本食をデザインした商品を発売しています。
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高岡市の会社から、オブジェ用のうちわも売られています。
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ちなみに、うちわ人気も回復気味で
うちわ産業も一安心なのでしょうか?
「ひだりうちわ」という商品が発売されています。
昭和の復活でしょうか?