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2016年08月30日

「マンホールカード」が人気だそうです。30年前、日本で初めて「マンホールの蓋」という本を出版された林さんは、このブームで儲かっているのでしょうか?

「マンホールカード」が人気だそうです。

各市町村の「デザインマンホール」をカードのしたものです。

多くの自治体ではその地域の名産や特色を
モチーフにしたデザインマンホールを導入しています。
img011.jpg
たとえば、「姫路市は姫路城」「つくば市はロケット」
「広島市は広島カープ」といったデザインになっています。

このカードでゲームが制作できそうな感じもします

ヤフーオークションでは、「マンホールカード」が
1枚5,000円で出品されていたりします。


この突然なブームの話しを聞くと、ある人を思いまします。

「林丈二」さんという方です。

おそらく、マンホールの蓋のデザインに
日本で最初に注目されたのが林さんだと思います。

1984年『マンホールの蓋(日本編)』
1986年『マンホールの蓋(ヨーロッパ編)』を出版しています。

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林さんとお会いしたかどうか定かな記憶がないのですが
林さんの奥さんと仕事をしていました。

奥さんもアート作家で、オブジェを作っていただきました。

奥さんに、林さんも『マンホールの蓋』の出版で
「メジャーになれますね」といいました。

すると、「マンホールは所詮マイナーな世界です。

マイナーな分野で有名になっても、たかが知れています」
と言われた記憶があります。

ご本人がシャイな方なので、ビジネスは下手との話でした。


それが、いま「マンホールの蓋」ブームです。

最新版の本『厳選 デザインマンホール大図鑑』の
制作メンバーに林さんの名前がありません。

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林さんの近況を知りたくて、マンホールカードの発行団体
「下水道広報プラットホーム」の組織表をみました。

公的肩書の偉い人ばかりで林さんの名前はありません。

私的な団体「マンホール蓋学会」は
組織のメンバーの表示がありませんでした。


いま林さんは、マンホールブームを
どのように受けとめているのでしょうか?

マンホールの蓋が話題になることで
林さんの懐も豊かになっているのでしょうか?

商売下手だから、とても無理なような気もしますが・・・。


ぜひ、お会いしてみたくなります。
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