各市町村の「デザインマンホール」をカードのしたものです。
多くの自治体ではその地域の名産や特色を
モチーフにしたデザインマンホールを導入しています。
たとえば、「姫路市は姫路城」「つくば市はロケット」
「広島市は広島カープ」といったデザインになっています。
このカードでゲームが制作できそうな感じもします
ヤフーオークションでは、「マンホールカード」が
1枚5,000円で出品されていたりします。
この突然なブームの話しを聞くと、ある人を思いまします。
「林丈二」さんという方です。
おそらく、マンホールの蓋のデザインに
日本で最初に注目されたのが林さんだと思います。
1984年『マンホールの蓋(日本編)』
1986年『マンホールの蓋(ヨーロッパ編)』を出版しています。
中古価格 |
林さんとお会いしたかどうか定かな記憶がないのですが
林さんの奥さんと仕事をしていました。
奥さんもアート作家で、オブジェを作っていただきました。
奥さんに、林さんも『マンホールの蓋』の出版で
「メジャーになれますね」といいました。
すると、「マンホールは所詮マイナーな世界です。
マイナーな分野で有名になっても、たかが知れています」
と言われた記憶があります。
ご本人がシャイな方なので、ビジネスは下手との話でした。
それが、いま「マンホールの蓋」ブームです。
最新版の本『厳選 デザインマンホール大図鑑』の
制作メンバーに林さんの名前がありません。
新品価格 |
林さんの近況を知りたくて、マンホールカードの発行団体
「下水道広報プラットホーム」の組織表をみました。
公的肩書の偉い人ばかりで林さんの名前はありません。
私的な団体「マンホール蓋学会」は
組織のメンバーの表示がありませんでした。
いま林さんは、マンホールブームを
どのように受けとめているのでしょうか?
マンホールの蓋が話題になることで
林さんの懐も豊かになっているのでしょうか?
商売下手だから、とても無理なような気もしますが・・・。
ぜひ、お会いしてみたくなります。
【このカテゴリーの最新記事】
-
no image
-
no image
-
no image