愛知博覧会では、「花カード」というカードゲームをパビリオン記念グッズとして制作しました。
「花」や「木」といった植物の知識を身につけるには、「カルタ」や「カードゲーム」は大変有効です。
なぜなら、小さな子供のころはみんな「絵本」を見て言葉を覚えていきました。
絵から言葉を記憶していくのです。
絵は言葉より情報量が多く、記憶される力が強いように思われます。
絵をみて、それに関することを記憶していくほうが覚えやすいのではないでしょうか?
ところが、学校に行きだすと、言葉での記憶が優先されます。
言葉からそれに結びつく概念を記憶することになります。
言葉から絵を探すといったような逆転現象がおきます。
しかし、言葉は非常に抽象的です。
その意味を理解して記憶するのは大変になります。
極端に言えば、「バラ」という言葉を聞いて「バラの姿」を思い浮かべなければなりません。
植物の種類が増えると、一つ一つの名前に対応する「花の姿」を記憶するのは大変になります。
ところが、「バラ」の絵を見て、その特徴から名前を記憶するほうがよほど覚えやすくなります。
そんな思考パターンからすれば、「カルタ」や「カード」は記憶を必要とする学習に有効です。
私の制作した「花カード」は「ババ抜き」のルールで遊びます。
1月に咲く花をペアでそろえていき、その遊びを通じ「花の名前と開花の季節」を覚えていきます。
偶然同じようなルールの「野菜カード」を見つけました。
野菜の「実った姿」と「花の姿」をペアにするゲームです。
私の「花カード」と同じくジョーカーも「毛虫」になっています。
春を迎えこれから植物の美しくなる季節です。
郊外にお出かけの際にも、「野菜カード」を持ちあるくと楽しい発見があるかもしれません。
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