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2016年07月06日

 相双漁協の試験操業「シラス漁」スタート! モモ「あかつき」!

シラス漁試験

 同漁協のシラスの試験操業は2013(平成25)年に始まり、今季で4回目。この日のうちに1検体で放射性物質検査を行った結果、検出限界値(1キロ当たり12.5ベクレル)を下回った。シラスは加工され6日以降に市内外に流通する見通し。相馬双葉漁協は7月5日、相双沖で今季のシラスの試験操業を始め、同漁協所属の29隻が漁に出て、約6.8トンを水揚げした。11月下旬まで操業を続ける予定。


ジュースとジャム開発! 

 プロジェクトはキリングループや日本フィランソロピー協会の協力を得て昨年2月に始動。開発した新商品は「農家のももジュース」と「農家のももトースト」の2種類。加工品はモモの季節以外にも年間を通して提供が可能だ。高知県在住のデザイナー梅原真さんがラベルデザインを手掛け、いわき市のいわき6次化協議会や同市のいわき遠野らぱん、福島市のかーちゃんの力プロジェクト協議会、二本松市のふくしま農家の夢ワインが加工を手掛けた。

 ももジュースは「特秀」のあかつき5個を使い、ぜいたくさを前面に出し40〜50代女性を主なターゲット層に設定。250ミリリットルで500〜600円での販売を想定している。ももトーストはモモ本来の色、味を残したままペースト状にし、ジャムなど様々な場面で使ってもらいたい考え。120グラム、648円(税込み)。

 成果報告会では商品開発のほか、子どもたちに地元産品への誇りを伝えようと絵本「あかつきむらのももばたけ」を3000冊制作したことや首都圏の消費者を対象にあかつきの認知度調査を行った結果、産地名の認知度が低かったことなどが報告された。高橋代表は「福島で果物をつくる誇りを取り戻したいと取り組んできた。今後も活動を続けたい」と思いを語った。          参考ふくしま民報











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