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2020年05月11日

10年前のネットブックを活用する(SSD換装による速度向上検証-2)

ネットブック活用検討の続きです。
前回はSSD換装のハード改造のところまででしたので、今回は換装後の処理速度向上の効果検証の結果について記載していこうと思います

↓今話題(ここだけで)のネットブック FRNU507 ・・・まだまだ引っ張ります ^_^;
FRNU507.png

SSD換装前後で速度がどう変わったかが分かるように計測方法は前回のHDDの時と合わせました。

換装後一発目はWindows10の起動時間を計測しました
結果は、1分56秒でした。
DSC_3429.JPG
HDDの時は4分ちょっとかかっていたので、大幅短縮です。

ちなみに、普段は高速スタートアップを使うと思うので、そっちの条件でも計測してみました。
すると・・・
DSC_3435.JPG
結果は1分13秒と、意外にもHDD搭載時とあまり変わりませんでした。
Windows10の高速スタートアップの条件下では、デバイスドライバーのイメージ読み込みよりも、メモリーに常駐させるCPUの処理がネックとなているようです。

そして、VineLinuxの起動時間はというと・・・
DSC_3432.JPG
約42秒ということで、HDDの時からすると半分ちょっとの時間まで短縮です。(HDD起動:1分10秒)
ここは純粋にHDDのアクセス速度が効いているようで、CPUの処理は軽いのでネックになっていないようですね。さすが軽量OSを名乗るだけのことはあります。

OSの起動はこの辺で良いとして、次は使用上のスピード感という事で、ブラウザの起動時間についても計測してみました。
計測方法は前回と同じく、Yahooのサイトが何秒で立ち上がるか?です。

Windows10は
DSC_3430.JPG
約1分9秒かかりました・・・あれ? HDDとあまり差が無いですね。

一方VineLinuxでは
DSC_3433.JPG
約30秒というとで、HDDの51秒に対して約20秒短縮でした。

という感じで、Windows10とLinuxでは効果に大きく差が出ることが分かりました。
差が付いた原因としては、やはりOS自体の処理の重さではないかと思われます。

とはいえ、このスピード感ではWindowsだろうと、Linuxだろうと、ちょっと実用レベルには程遠いというのが正直な感想です。(我が家の最も低いスペックのPCであるSurfaceGOでもブラウザの起動は10秒以内です)
一つ一つの処理に時間がかかるので、うっかり何かをクリックしてしまうとその処理が完了するまで長い場合は数分間操作不能に陥るので、生産性的にもちょっとアレですね・・・
Linuxで使う分にはまだマシですが、使い勝手のいいWindowsPCがすぐ手元にあるので、それを差し置いてわざわざこのネットブックを引っ張り出して使う理由が無いです。という事で、リアルタイム性を求めるような作業用途としては、レギュラークラスの現役PCが何らかの要因でぶっ壊れた他時のピンチヒッター的な感じで登場するのかなと。。。(しかもLinuxで ^^;)
あとはサーバー用途としてどうか?という所です。
マインクラフトのサーバープログラムや、ファイルサーバーとしては使えるかも?
という感じですが、ファイルサーバーは既にNASがあるので、マイクラのサーバーでも入れて遊んでみようと思います。実際問題、サーバーはそれほどスペックを要求しませんので、クライアントPCと連携し、どの程度のパフォーマンスを発揮してくれるか、暇があったら検証してみようかなと思います。(Windows、Linux環境の比較踏まえて)

という事で、使用頻度的にもこのネットブックにSSDを搭載しっぱなしは勿体ないので、再度分解し、HDDに戻しました。引っこ抜いたSSDは再びDELLのPCに取り付けて、データストレージ+ゲームソフトのインストール先として活躍してもらおうと思います。

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2020年05月10日

10年前のネットブックを活用する(SSD換装による速度向上検証-1)

またまた前回に引き続き、10年前のネットブックの話題です。
今回はこのネットブックの処理速度向上について検討してみようと思います。

↓今(ここだけで)話題のネットブック FRNU507
FRNU507.png

今回は、このネットブックのHDDをSSDに換装る事によってどの程度処理速度が向上するかについて検証しようと思います。
とはいえ、効果があるかどうか分からない段階で、このネットブックのためにわざわざSSDを購入するのはもったいないので、以前紹介した記事で使用した、DELLのパソコンに組み込んだSSDを拝借して検証を行うことにしました。

手順は以下のような流れです。

@SSDをDELLのノートPCから引っこ抜いて、ネットブックのHDDのパーティションのイメージファイルを書き込みj

Aネットブック分解

BHDD→SSD交換

C組み立てて起動

@では、前回からちらほら登場しているMacriumReflectの、イメージファイルのリストア機能を使って、予め保存しておいたネットブックのHDDイメージファイルをSSDに書き込みました。
書き込みの際は、以前知人のパソコンをSSD換装した時に購入したSATA-USB変換ケーブルを用いました。

POWSEED SATA-USB 3.0 変換アダプタケーブル 22ピン SATAケーブル 2.5インチ コンバーター SSD/HDD用 外付け 変換 コネクタ ハードドライブ SATA ハードディスク用アダプター 電源ケーブル 高速 給電不要 30cm

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次にAの手順にかかります。
ネットブックを裏返すと、数か所ネジ穴らしきものが見えますが、実は四隅のゴム足の下や、メモリー増設スロットのカバーの下にもネジ穴が隠れていたりします。
↓ネットブックの裏側
DSC_3418.JPG

あ、それとバッテリーを取り外したら、そこからもネジ穴が出現しました。
DSC_3419.JPG

という訳で、計11か所のネジを外し、裏側のカバーを取り外しにかかります。
↓丸で囲んだ部分のネジをすべて取り外し、カバーを外します。
DSC_3423.JPG

カバーはバッテリー取り付け側から持ち上げて、マイナスドライバーをかませてこじ開けていくと、少し抵抗がありましたが、外すことが出来ました。
DSC_3425.JPG
↑底面カバーを外して、中身が露出したネットブック。
写真の左下がHDDです。ちなみにHDDはコネクタに刺さっているだけなので、右方向にスライドすることで簡単に取り外せました。スライドして取り外した勢いで、隣の光学ドライブもコネクタから抜けてくるので、組み立て時にはコネクタ嵌合状態を確認した方が良いです。

↓HDDを取り外したところ。
DSC_3426.JPG

次にBのSSD換装です。
データの書き込みが正常に完了していれば、HDDを外したところにSSDを差し込むだけで完了です。
DSC_3427.JPG

SSDを取り付けたら、分解の逆の手順でカバーを取り付け、ネジを締めていきます。
最後にバッテリーを取り付けて完了です。

長くなってきたので、C以降については次回という事で・・・

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2020年05月08日

10年前のネットブックを活用する(処理速度向上計画)

またまた前回に引き続き、10年前のネットブックの話題です。
今回はこのネットブックの処理速度向上について検討してみようと思います。

↓今(ここだけで)話題のネットブック FRNU507
FRNU507.png

先回は特にハードウェアをいじらない状態で、一般的なOSであるWindows10と軽量OSであるVineLinuxとの比較を行いましたが、結果的にCPUパワーも不足する中、パフォーマンスとしては今一つという結果になりました。
では、このネットブックをスピードアップする方法はあるのでしょうか?
自分は今までの長年(?)の経験上、パソコンが遅くなってきたら、以下の方法でパソコンの処理速度を向上し、延命措置を図ってきました。
@ODPの取り付けもしくはCPU換装
Aメモリー増設
Bオーバークロック
C高速なストレージに交換(HDD→SSDとか)

@については、25年ほど前のPC-98で使った手で、性能の低いCPUを数ランク上のCPUに換装する方法です。
ここ最近もソケット形状が同じCPUであればこの手は使えます。
そして、数多くの事例がネット上でも紹介されています。
が、今回のネットブックのCPUであるAtomN450はマザーボードの基板上にCPUが直接はんだ付けされているので、換装はほぼ100%不可能です。
またCPUの上に被せるように取り付けるタイプのODP(オーバードライブプロセッサ)も探してみたものの、やはり需要が無いようで、見つかりませんでした。
そもそも小型のネットブックの筐体の中にODPを取り付けるスペースなんてありませんし。。。
という事で@はおそらく無理という結論に至りました。

ではAはどうでしょうか?
OSのメモリー常駐量が物理メモリーの容量を超過すると、頻繁にスワップファイルが発生します。スワップファイルというのは、アプリケーションデータを読み込む際、物理メモリーに常駐している他のアプリケーションなどのデータを一時的にストレージに移動し、起動対象のアプリケーションのために物理メモリー領域を空ける処理の事です。そして、この処理を行うたびにストレージへのデータアクセスが発生し、それが完了するまでパソコンはアプリケーションを動かすことが出来なくなります。そのデータアクセスの速度がネックとなりPC全体の処理速度が低下するのがいわゆる「メモリー不足」という状態です。
今回の場合は、そもそもこのネットブックに搭載されているCPUである、AtomN450の仕様上、メモリー最大搭載量は2GBまで(インテルのHPにて確認)なので、これ以上このPCにメモリーを増設しても2GBまでしか認識されない、もしくは動作自体しなくなる可能性大都いう事で、Aもおそらく無理という結論に至りました。

ではBはどうでしょうか?
オーバークロックというのはCPUを駆動する電圧を定格以上に上げたり、ベースクロックに対する倍率を上げる事でCPUのクロック周波数を無理やり上げてしまうという荒業です。
メリットとしては、CPUを交換することなく、処理速度を少し上げる事ができるという所です。
デメリットとしては、定格以上の電圧をかけたCPUが熱暴走してOSがフリーズしたり、最悪の場合焼き切れて壊れてしまうリスクがあるという所です。
ネット上の情報ではAtomN450は元々の最大クロック周波数の1.66GHzに対して、2GHzくらいまでオーバークロックできた!という事例もあるようです。
これは有りかも?と思ったのですが、オーバークロックをするには電圧設定機能が搭載されているマザーボードとBIOSが必要となります。
残念なことにFRNU507のBIOSを調べたところ、そういった機能は見当たりませんでした・・・
という事でBも無理という結論に至りました。

では、CのSSDへの換装はどうでしょうか?
前回までの記事で、このネットブックの処理速度のネックはCPUという事が分かっていますが、データの読み込みといった、HDDのアクセス速度に依存するような処理については、SSD換装の効果が多少現れる可能性はありそうです。
おそらく劇的な改善は見込まれないとは思いますが、どの程度スピードアップするかはちょっと興味ありです。

という事で、次回はFRNU507のHDDをSSDに換装し、処理速度がどの程度上がるかを検証してみようと思います。


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2020年05月07日

10年前のネットブックを活用する(Windows-Linux速度比較)

またまた10年前のネットブック活用検証シリーズの続きです。
今回はWindows10とLinuxのデュアルブート環境を構築したネットブックで、それぞれのOSのパフォーマンス比較を行ってみようと思います。
↓今(ここだけで)話題のネットブック FRNU507
FRNU507.png

スペックは以下のような感じです

CPU:Intel AtomN450(1.66GHz) 2コア
メモリー:2GB(元々は1GBだったが、途中で増設)
ストレージ:HDD250GB
画面解像度:1366×768ピクセル
光学ドライブ:DVDマルチドライブ
インターフェース類:SDカードリーダー、有線LAN、USB2.0ポート×3、ディスプレイポート、マイク
OS:Windows7 Starter → Windows10/VineLinux6.5デュアルブート

なお、検証時間の都合上今回の比較項目は下記3点とします
・PCの起動速度(時間計測)
・ブラウザの起動速度(時間計測)
・待機状態のメモリー使用量(システムモニター、タスクマネージャーで確認)

PCの起動速度は電源を投入し、BIOS画面が消えた時点から計測を開始し、OSが起動し、ユーザーの操作を受け付ける状態になった時点で計測終了としました。
なお、計測終了のタイミングについては以下としました
Windows10:ログイン後にWindowsキーを押し、スタートメニューが表示されるまで
VineLinux:ログイン後にメニューバーをクリックし、アプリケーションのプルダウンメニューが表示されるまで

という感じで計測したところ、下記のような結果となりました。
・Windwos10:約4分18秒
DSC_3407.JPG

・VineLinux6.5:約1分10秒
DSC_3411.JPG

という感じでVineLinuxの圧勝となりました。
ただし、Windows10については、高速起動モードを有効にすると、VineLinuxと同等レベルまで起動時間を短縮することが出来るようです。
・WIndows10(高速起動モードを有効にして再計測):約1分12秒
DSC_3410.JPG
高速起動モードとは、Windows10の起動時間を短縮するための機能です。
何をやっているかというと、シャットダウン時にパソコンのメモリー上のデバイスドライバーの常駐状態をイメージ化してディスクに格納し、次回起動にそれをイメージとして読み込むことにより、各デバイスドライバーのロード時間を短縮するという技術のようです。
メリットはデバイスドライバーの呼び出し処理が簡略化され、起動時間を短縮することが可能な事です。
逆に、デメリットは、前回シャットダウン時からデバイス構成が微妙に変化したりする場合、次回起動時にPCの動きが不安定になってしまう事がある所です。
ちなみに、この高速起動モードの不具合でWindows10のログイン画面でタッチ入力機能が有効にならない不具合を経験したことがあります。正直高速ストレージを搭載したハードではそこまで顕著に差が出ないし、SSD自体が高速なので、起動時間にそれほど不満を持つユーザーは少ないので、結構な割合のユーザーがこのモードを無効化しているという噂もあります。
今回の計測ではアクセス速度の遅いHDDドライブと速度の遅いCPUの組み合わせだったので、この高速起動モードの効果が顕著に表れたものと思われます。
ちなみにこの高速起動モードが有効になるのは、あくまでもPCをシャットダウンし、次に電源投入をする場合のみであり、再起動時はこのモードは無効化されるとの事です。
おそらくデバイスドライバーの不整合で動きがおかしくなった時、再起動で復旧することを考慮しての設計であると思われます。

という事で、次はブラウザの起動時間を計測してみました。
表示するページは世間でおなじみのYahooのトップページにしました。
デスクトップにショートカットを設け、ダブルクリックの時点で計測開始、ページの表示が完了した時点で計測終了としました。
使用ブラウザについては、Windows10はMicrosoftEdge、VineLinux6.5はfxブラウザとしました。

結果は
Windwos10:約1分8秒
DSC_3416.JPG

VineLinux6.5:約51秒
DSC_3417.JPG

という事で、VineLinuxが微妙に勝ちましたが、パソコン操作は秒単位でストレスを感じたり感じなかったりするので、10秒以上の開きはそれなりに大きいのかなと・・・

両方ともテキストベースの表示は速いのですが、そこからフラッシュのプラグインを使った広告を表示するところで手こずっているようでした。この辺りはやはりCPUパワーの不足が効いているように感じました。

最後はメモリーの占有量です。
両方とも、OSが起動完了し、常駐プログラムの起動が一通り終わってCPUが落ち着いた段階で、Windwos10はタスクマネージャー、Linuxはシステムモニターで計測してみました。

結果はというと・・・
Windwos10:1.2GB
Taskman3.png

VineLinux6.5:154MB・・・
linux_task1.png

この結果より、VineLinuxはWindowsの1/8程度しかメモリーを使用しない事が分かります。
この辺りがLinuxが軽量OSと呼ばれる所以なのでしょう。

ただし、両方ともひとたびアプリケーションを起動すると、一気にCPUが100%付近に張り付きになってしまいました。。。
Taskman2.png

linux_task2.png

特にWindowsのタスクマネージャーで注目すべき点として、CPU使用率が100%貼りつきの状態となっても、ハードディスクのアクセス負荷は非常に低いというところです。
これはこのパソコンの速度のネックがCPUであり、HDDはあまり速度に寄与していないという事を表しています。
このネットブックの場合、たとえOSが軽量でメモリーの使用率が低くてもやはりCPUのパワー不足が深刻なようです。
という事で、ここまでの結果を見る限りでは、バックグラウンドでの処理の軽さとメモリー占有の少なさからして、やはりLinuxの方に軍配が上がりそうです。
が、Linuxはプリンター他周辺機器を使う際に互換性が問題となる確率がWindowsよりも高めであることが懸念されますので、その辺をクリアするのであれば、やはりこのクラスのネットブックを使うにはLinuxの方が有利なのかもしれません。
次回は、このネットブックを少しでも速くするにはどうしたらいいのかを考えてみようと思います。

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2020年05月06日

10年前のネットブックを活用する(軽量OSインストール所感)

先日はWindows10をインストールして、とりあえずのところOSのサポートは繋ぎとめた10年物のネットブックのお話の続きです。
↓話題のネットブック(FRNU507)
FRNU507.png

今回から数回はWIndows10の他に、軽量OSと呼ばれるものをインストールした時にどの程度パフォーマンスが改善されるか?また利便性の変化についてレビューしようと思います。

軽量OSと呼ばれるシステムについては、以前も記事にしたAndroid、Linux等があります。
メリットとしては
・無料で手に入る
・比較的低いスペックのPC上でも動作する

デメリットとしては
・導入に当たってはOSインストールに関連する知識がある程度必要
・Windowsに比べてソフトの充実性が低い
・フリーなので動作保証なし(壊れても自己責任)
・ハードウェアの互換性も今一つ(あまりにも最新型のハードウェアやマニアックな周辺機器に対応していない。プリントアウトできるプリンターも今一つ)

といった事が挙げられます。

今回は過去に扱った事のある以下の2種類についてインストールを試みました。
@Androidx86
AVineLinux6.5

@は過去の記事でも取り上げたPC用のAndroidOSです。
ノートPCなどにインストールするとタブレット感覚のお手軽にPCに変身します。
動作が軽いですが、以前のレビューではハードウェアの互換性が問題で導入には至らずでした。果たして今回はどうか?

AはLinuxの数あるディストリビューションの中の一つで、特徴としては日本の開発チームが作った純国産Linuxという所です。なのでマニュアル系もインストールプログラムもすべて日本語で、サポートも日本語ばっちりなので、日本人としては非常にありがたいLinuxです。
また、幅広い互換性を持ち、多少古いハードウェア構成でも問題なく動作することも特徴の一つです。
(Ubuntuとかはある程度新しいハードウェアじゃないと動かないことがあります)
現に自分もこのLinuxを古いノートPCにインストールしてかなり長期間使っていた経験があります。
おそらく今回も問題なくインストールして安定動作する可能性大です。

という事でまずは@のAndroidx86の導入を試みました。
インストールなどの手順については以前紹介した内容と同じです。
結果としては、PCが正常に起動しなくなりました・・・
一応USB起動でお試し動作をさせた時は、Android8.0までは正常起動しました(9.0は起動せず)が、ハードディスクにインストールすると、ブートマネージャーが崩壊しておかしなコマンドラインが表示されて以降PC起動不可になってしまいました。
ちなみにお試し動作で動かした感じとしては、他のOSに比べて軽快に動作はするものの、CPUの発熱が凄く冷却ファンは常に全開で稼働。そして操作中頻繁にUIが強制終了になったりして、安定動作とは言い難い状態でした。

という事で、今回もAndroidx86(なかなか日の目をみないですね・・・)は諦め、バックアップデータをPCにリストアして、AのLinuxを入れてみることにしました。
手順としては、
(1)VineLinuxのサイトに行き、isoファイルをダウンロード(2)適当なライティングソフトでDVDにisoイメージを書き込み、インストールメディア作成
(3)PCのドライブにインストールメディアを入れて起動
という感じで、結構簡単にインストールできます。
特にWindowsを残さずに完全にLinuxマシーンとする場合はほぼ全自動でインストールが可能なまでにインストーラーが完成されています。
しかし、既存のOSと共存させるにはパーティションの確保をマニュアルで行う必要があるのでちょっと難易度は上がります。この辺の詳細についてはまた後日記事にまとめようと思います。
結果的にうまくマルチブート環境でLinuxをインストールすることができました。

↓インストーラーの起動画面
IMG_0958.JPG

↓OSが起動している画面。初回なのでパッケージのアップデートプログラムが走っています。
IMG_0959.JPG

↓ブラウザでYouTubeを見ているところ
IMG_0960.JPG

ちなみに、Youtubeのサイトは重いので有名です。そして予想通りPCの処理速度が追い付かず、コマ落ちが酷くてまともに見られませんでした・・・
Linux自体があまりマルチメディア機能が強くないという印象ですが、それに加えて今回のPCのCPUは貧弱な部類なので、当たり前の結果かもしれません。
また、LinuxにはMicrosoftOfficeのようなソフト(OpenOffice)が入っていて、ワープロ、表計算など一通りの作業が可能です。
更にここ最近はOfficeのwebアプリケーションも出回っているので、ブラウザ上でWord,Excelを使う事も出来ます。
↓Linuxのweb上でOneDriveを使用しているところ
linux_onedrive.png
なので、重たい、軽いは別として、Linuxのやれる事としては、Windwosとあまり変わらないという印象です。(あくまでも機能的にという観点で)
ただ、プリンターなどの互換性に関しては未知数です。
一応大手メーカーの中にはLinux版のプリンターユーティリティーが提供されている場合もありますが、それらのパッケージがVineLinuxに対応しているかどうかは要検証かと思います。

という事で今回はネットブックに軽量OSをインストールするところまでのレビューとさせていただきました。
以降はWindows10とVineLinux6.5の動作比較をレビューしていこうと思います。

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2020年05月04日

10年前のネットブックを活用する(Windows10インストール編)

10年物のネットブック活用の第2弾です。
今回は10年前のネットブックのOSを最新のWindows10にアップグレードするところを書いてみようと思います。
まず、このネットブック(FRNU507)に搭載されているOSはWindows7Starterというエディションです。
あまり聞いたことのないこのエディションは何なのかについて調べてみました。
どうやらWindows7Starterというエディションはパッケージ販売されておらず、ネットブックという条件を満たしたハードに対して、プリインストールの状態で提供されるエディションのようです。
そして、ネットブック限定との事で、他のWindows7のエディションに対して、いくつかの制限事項が設けられているようです。
主な制限事項は以下の通りです。
・画面サイズは10.2インチまで(これはおそらく配布条件)
・メモリー1GBまで(現物は2Gに増設しても動いているので、これも同じく配布条件かと)
・ストレージは250GBのHDDもしくは64GBまでのSSD(これも同じく配布条件?)
と、ここまではStarterエディションがプリインストール対象にすることが出来る、いわゆる配布条件なので、インストールされた後、ハードウェアの改造などなどによって上記条件から外れてもOSは動作するものと思われます。
ここから下はWIndowsそのものの機能制限にかかわる項目となります
・デスクトップの壁紙変更不能(どおりで画面が殺風景だと思ったら・・・)
・AeroGlass使用不可(Aero:平たく言うとスタートメニューが半透明で背景が透けて見える機能)
・マルチディスプレイ使用不可:ディスプレイポート付いていますが、Starter上では画面複製しか使えませんでした。(プレゼン用特化?)作業効率の上がる拡張ディスプレイモードは使えませんでした。

という風に、Starterというエディションはスペックの低いPCに特化した機能制限型Windows7のようですが、上記に示した以外の機能制限はないので、エディションがこれだからといって、特定のアプリケーションが使えないという事は無いようです(とはいえ、ハード的に処理が重くて動かないというのは多々ありそうですが・・・)

で、このWindows7StarterはWindows10アップグレード対象かどうかが気になる所です。
これについても調べてみたところ、無償アップグレード対象との事でした(良かった・・・)

※ちなみに2020年4月時点でもWindows7→10は無償アップグレード出来ました。

早速Windows10のサイトにアクセスし、USBメモリーを使ってインストールメディアを作成します。
そして、USBから起動してインストールプログラムを走らせたところ、プロダクトキーを求められました。
そうういえばプロダクトキーって、本体の底にシールで貼ってたよね。
と思い、本体を裏返すと・・・
シールが摩耗してプロダクトキーが見えませんでした・・・
これはまずいです。
プロダクトキーはフリーソフトやコマンドで調べる事ができるようです。
早速フリーソフトでプロダクトキーを調べてみました。
使用したソフトはWindowsProductKeyViewerというやつでした。
↓プロダクトキーを調べているところ、エディション名がおかしいですが・・・
IMG_0971.JPG
そして再度USBからインストールプログラムを起動してこのプロダクトキーを入力したところ、”無効”というエラーが出てしまいました。
このままインストール続行(キーなし)も可能ですが、Windows10のラインセンス認証が出来ず、OSアップデートの一部が受けられなくなったり、テーマや壁紙の変更ができなくなったりと、若干の不具合が発生するようです。
ちなみに今回インストールしようとしているPCについてはWindows7時代はきっちりとライセンス認証されていたので、再度お金を払って再認証なんてことはあほらしくてやってられません。
そして、アップグレードモードでWindows10をインストールするには、ライセンス認証された前OS上からインストーラーを起動しなくてはいけないようでした。
ただ、このPCは前オーナーが仕事で使用されていた関係で、外部のリムーバブルメディアのアクセスにロックが掛かっており、USBメモリーを差した状態でOS起動上からのアップデートができませんでした。
結果的に、一度未認証の状態でクリーンインストールしアクセス制限を外した状態で内蔵HDDにパーティションを切ってインストールメディア領域を設けてUSBからインストーラーをコピーすることにしました。
そして7に戻って内蔵HDDのドライブからインストーラーを起動し、Windows10にアップグレードすることにしました。
この作業をするには、一度10を入れてから7に戻す必要があるので、一旦初期状態でディスクのパーティションデータを丸ごとバックアップすることにしました。
バックアップにはMacriumReflectというフリーソフトを使いました。このソフトはかなり優秀で、知人のパソコンをSSD換装するときにHDDのイメージ化に多用していました。
250GBのHDDを丸ごとバックアップするのは時間がかかるので、EaseusPatitionMasterというフリーソフトを使用し、パーティションのサイズをある程度縮小してからバックアップを行いました。
↓パーティションサイズを変更しているところ。
IMG_0952.JPG
ちなみにWindows7のディスク管理ユーティリティはバグがあり、パーティションのサイズ変更機能が正しく動作しない場合があるので、そういう作業をする場合、このPatitionMasterは必須だと思います。

結果、バックアップには2時間ほどかかりましたが、とりあえずこれでどんな失敗をしても戻り放題です。

結局、このネットブックにWIndows10を入れた手順はというと・・・

@パーティション縮小(EaseUSPatitionMaster使用)
Aパーティションのバックアップ(MacriumReflect使用)
BUSB起動でWindows10クリーンインストール
Cインストールデータのドライブ(パーティション)作成、インストーラーコピー
DWin7復元(MacriumReflectのレスキューディスクを使用)
EWindows7Starterを起動し、内部ドライブからWIndows10のインストーラー起動
FWindows10インストール

という複雑な手順を踏んで、ようやくWindwows10に上げる事が出来ました・・・
本来ならばWin7のグループポリシーやセキュリティーソフトを切ったりするともう少し手順は簡略化されたのかもしれませんが、アクセス制限の原因を1つずつ調べていくよりも、おそらくこの方法が手っ取り早いかな?と思い、かなり力技でWin10化を行う事になりました。

とりあえず、これでOSサポート問題はクリアしました。
すかさずこの状態でまたバックアップを取っておきました(MacriumReflect使用)
これで、今後どんな失敗をしてもWin10の状態からロードして再開することが出来ます。(RPGのセーブデータみたいな感覚ですね)
次回は他のOSと動作比較した結果をレビューしようと思います。
IMG_0978.JPG
↑無事WIndows10化に成功したFNUR507。Windows7Starterの制限が取れてマルチディスプレイ(拡張ディスプレイ)も使用可能になっています。

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2020年05月03日

10年前のネットブックを活用する方法について

新型コロナウィルス感染拡大防止のため、各家庭でも外出自粛要請が出ている中、学校教育も授業が出来ないのでオンライン学習的な試みが始まっています。
我が家も例にもれずオンライン学習をやってはいるものの、メインのデスクトップPCのスペースで動画を見ながらドリルの答え合わせをするにはキーボード等が邪魔でなかなかスペースが足りない状況です。
また他の家族が使うタイミングとバッティングしてしまう事もしばしば・・・。我が家で最もハイスペックなPCを定期的に占領されると、他の作業にも支障が出てきてしまいます。
そんな中、古いPCを一台譲ってもらえる機会がありましたので、それを活用(小型なので、うまくいけば息子の勉強机に設置してオンライン学習端末として使いたい。)するには、どのような使い方が良いか、検討することにしました。
ちなみに、頂いたパソコンは10年前のネットブックです。
↓こんな感じのやつです。発売当時のネットブックの広告から抜粋
FRNU507.png

フロンティアというメーカーで、オールインワンタイプの小型ネットブックです。
とりあえず、ネット等で、詳細スペックを調べてみました。

CPU:Intel AtomN450(1.66GHz) 2コア
メモリー:2GB(元々は1GBだったが、途中で増設)
ストレージ:HDD250GB
画面解像度:1366×768ピクセル
光学ドライブ:DVDマルチドライブ
インターフェース類:SDカードリーダー、有線LAN、USB2.0ポート×3、ディスプレイポート、マイク
OS:Windows7 Starter

小型ながらも当時としてはかなり頑張っている感じで、充実したインターフェースがウリのPCのようです。
発売年度は2010年ということで、ちょうど10年前の型式になります。

自分としては15年前のモバイルオールインワンノート(SonyVaio VGN-S52B)をコテコテにスペック増強し最近まで平気で使っていた(メモリー増設256MB→1GB、DVD-ROMドライブ→DVDマルチドライブ換装、HDD60GB→160GB換装、WIndowsXP→VineLinux6.0)ので、古いPCの再利用に関しては若干の自負があります。ちなみに電源系がいかれてリサイクルに出すまでは、わざわざこのPCを使ってブログ更新(画像編集、ブログ執筆他)していました。
とりあえずこのネットブックがどの程度の実力かを見極めた上で、最も快適に使う方法を考えようと思います。
とはいえ、まずはWindows7はサポート切れていますので、Windows10へのアップグレードから始めようと思います。

2020年04月04日

自宅のノートPCにメモリーとSSDを増設してみる(DELL Inspiron14 7460s)

前回までは分解調査の投稿でしたが、今回からはメモリー増設とSSDの増設の記録となります。
とりあえずのやることとしては、PC本体のメモリー空きスロットにメモリー増設、HDDドライブベイにSSD増設です。
まずは前回の分解と同じ手順でパソコンの裏蓋を外します。
そして、メモリー増設スロットに、このために購入した8GBのメモリーを取り付けます。
↓取り付ける前の状態
IMG_0838.JPG

↓メモリー取り付け後の状態
IMG_0839.JPG

メモリーは斜めに挿し込んで基盤を水平に寝かせると金具が引っ掛かり、カチッと音が鳴ります。

次はSSDの増設です。
HDDと書かれているドライブベイに手持ちのSSDを取り付けます。
テープ状のフラットケーブルは最初に収納している状態の折り曲げ方では上手く収まりませんので、折り曲げを調整してうまくケース内に治まるようにします。
またSSDも裏表でケーブルが届く、届かないがありますので、届く向きで取り付けました。
↓SSDを取り付けた状態
IMG_0837.JPG
メモリーの増設は簡単でしたが、SSDの増設はネジ外したり、ケーブルの折り曲げを調整したりするのでちょっと面倒でした。

さて、増設作業はこれで完了です。
元通りパソコンを組み立て直し、電源を投入します。
すると、いきなりBIOS画面で警告が表示されます。英語表記ですが、解読してみるとメモリーの容量が変更されているけど大丈夫か?みたいな内容なので、Continueボタンをクリックします。
BIOSの警告画面は増設直後の初回起動の時のみのようです。

Windowsが起動してくると、まずはディスク管理ツールで新しく増設したSSDにドライブ領域を割り当て、フォーマットする必要があります。
手順は、スタートメニューから
Windows管理ツール→コンピューターの管理を起動し、その中で記憶域の中のディスクの管理を選択します。
すると、パソコンに接続されているディスク一覧が表示され、その中で未割当領域となっているSSDが表示されますので、右クリックからフォーマットを選択し、Dドライブを割り当てます。
データ形式はNTFSにしておきました。
あとはタスクマネージャーで増設したデバイスがシステム上で正しく認識されているか確認してみました。
memory_DELL.jpg
新しいディスクのDドライブ(ディスク0)が現れ、メモリーも16GBに増えています。
早速容量の大きいデータをDドライブに移動し、フォートナイトも一旦アンインストールして、Dドライブに再インストールしました。
結果、メインのCドライブの使用領域は半分以下に減少しました。

メモリー増設の効果についても確認しました。
フォートナイトを起動し、プレイしているときにタスクマネージャーを確認しました。
メモリー8GBの時は容量オーバーとなっていましたが、16GBのメモリーに対して、9GB程度の使用量となっており、快適に動作していました。
memory_DELL3.jpg

という感じで、我が家の作業用ノートPCはなんちゃってゲーミングPCに格上げという事になりました。
当面メモリー不足とは無縁の生活となると思いますが、来るべき時のために、このPCの搭載メモリー限界量を確認しておこうと思います。





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2020年03月30日

自宅のノートPCを分解してみる その2。(DELL Inspiron14 7460s)

自宅ノートPCの続きで、今回は分解編です。
ちなみに、我が家のノートPCのスペックは以下の通りです。

型名:DELL Inspiron14 7460s
CPU:Corei5 7200U 2.5GHz(CPUスコア:4720)
グラフィックチップセット:インテル(R) HD グラフィックス 620(CPU内蔵)
メモリー:8GB
ストレージ:SSD256GB
インターフェース類:無線LAN802.11a/b/g/n、有線LAN、Bluetooth4.0、USB2.0/3.0、HDMI、SDカードスロット
とまあ、それなりに一通りそろっている感じで、なおかつスペックもそこそこです。
分解方法は同梱の説明書に記載されていました。
端的に言うと、本体裏面のネジをすべて外してカバーを取り外すという感じです。
という訳で、早速裏面のカバーを取り外しにかかります。
WIN_20200329_21_18_36_Pro.jpg
ネジは合計10か所あります。
黄緑色の部分はネジが外せますが、オレンジ色で囲んだ部分のネジは緩むだけで外れません。
プラスドライバーを使ってネジ穴を潰さないように慎重にネジを外したり、緩めたりします。
ネジを外し終わると本体底面の銀色のカバーがボコッと外れます。
この時、電源コネクタやUSBポートに何かが刺さっていると、引っ掛かってカバーが外れないので、あらかじめ外しておく必要があります。
カバーははめ込み式なので、外すときに若干の抵抗がありますが、少し強引に剥がすようにすると結構な音をたてながら外れてくれます。最初は少し怖いですが、慣れるとスムーズに取り外せるようになります。
IMG_0826.JPG
カバーを外したところ。
内部の部品がむき出しになっています。(当たり前か)
左上にCPUクーラー、右上がメモリーのスロット、右下がバッテリー、左下がドライブ増設スペースとなっているようです。
↓取り外したカバー。放熱材や絶縁材や緩衝材やらが色々引っ付いていますね。
IMG_0831.JPG

メモリーはDDR4-2400タイプの8GBが一枚刺さっていました。
IMG_0828.JPG
空きスロットが1つあったので、8GBのメモリーをもう1枚増設し、16GBにすることができそうです。

CPUクーラーからは放熱板が伸びていました。
このファン一つで複数の個所を冷却しているようです。
IMG_0830.JPG

バッテリーはDELL自社製の物が搭載されていました。容量は3500mAhのようです。
サイズは結構大きめですね。
IMG_0829.JPG

ドライブベイはHDDに接続するケーブルの着脱方法が印字されたフィルムケースがねじ止めされていて、その中にSATAケーブルがテープで固定されていました。このシリーズの上位モデルにはSSDとHDDを両方搭載しているのものもありましたので、HDD搭載モデルはこのドライブベイに2.5インチのHDDが搭載されるものと思われます。
IMG_0827.JPG
IMG_0832.JPG
では、内蔵のSSDはどこにあるのでしょうか?
パソコン内部の部品をざっと見渡したところ、ドライブベイの隣にそれっぽい部品が刺さっていました。
IMG_0833.JPG
なんと、本体内蔵SSDはPCIExpressスロットタイプの物でした。以前試しに走らせてみたベンチマークの結果が異様に早かったのはこれが原因だったようですね。
SSDには種類が色々あって、2.5インチのSATAタイプはHDDからの換装を意識して、形状もHDDに合わせて作られていますが、PCIExpressタイプのSSDは基板にチップむき出しで搭載されていて、PCIExpressスロットに直接挿し込めるような形状となっています。PCIExpressタイプのメリットはサイズがコンパクトでアクセス速度が速いところ、デメリットは消費電力が若干高めと言われています。おそらくメーカー側はSSDの速度メリットを最大限に引き出したいという意図でPCIExpressタイプのSSDを選定したものと思われます。

という感じで、ある程度一通りの部品構成を把握できたところで分解終了です。
カバーを元通りにはめ込み、PC改造の方針を検討しました。
結果として、以下の改造を実施しようと思います。
SSD換装:PCIExpressタイプのSSDは高価なので断念。代わりの容量対策として2.5インチのドライブベイに手持ちの240GBのSSDを増設し、内部データの移動で対策。
メモリー:16GBに増設
という感じで進めたいと思います。
結局部品として新規購入するのはDDR4の8GBメモリーのみとなりました。
部品は早速アマゾンで発注しておきましたので、納品後にPC改造レポートをアップしようと思います。

シリコンパワー ノートPC用メモリ DDR4-2400(PC4-19200) 8GB×1枚 260Pin 1.2V CL17 永久保証 SP008GBSFU240B02

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2020年03月29日

自宅のノートPCを分解してみる。(DELL Inspiron14 7460s)

自分の趣味の関係もあり、我が家にはPCというものが結構一杯あります。
今持っているのは、Windows-PCが3台、Androidのタブレットが1台です。
そんなに持っていて何に使うのか?という疑問もあると思いますが、一応それぞれの領域で棲み分けて使いこなしている(つもり)です。
まず、3台のWindowsPCは、1台はデスクトップ、1台はノートPC、そしてもう1台はこのブログでもよく紹介しているWindwosタブレット(SrefaceGO)です。
デスクトップPCは、DVD編集、動画エンコード、3Dグラフィックをつかうゲーム類など、結構重たい処理もこなすハイスペックPCです(グラボ増設して、HDD→SSD化もしています)
ノートPCはリビングのテーブル上でのメールチェック、ネットサーフィン、文書編集、そしてデスクトップPCとゲームのマルチプレイといった感じで、軽作業〜少し重たい作業までを担当しています。
タブレットPCは、自宅内外でのネットサーフィン、文書編集、メールチェック、LINE等SNSの送受信端末、あとはごくたまにゲームという感じで、出先で軽作業を主に担当しています。
ついでにAndroidタブレットはメールチェック、ネットサーフィン他、動画視聴やピアノ演奏時の電子楽譜、モバイル向けゲーム等、娯楽的な用途をメインに使いながら、WindowsPCのサブディスプレイとしても活用しています。(以前記事で紹介した内容です)
で、今回の記事は、上記に紹介したノートPCの分解記録になります。
なぜそのような事をするかというと、その動機は、このノートPCの用途の一つである、”ゲーム”をプレイする環境にあります。
元々このノートは、いわゆる軽作業を目的に購入したので、おとなしくWordやEXCELやネットサーフィンだけをしていた時は、SSD搭載でCorei5のCPUも積んでいたので、それはもうノーストレスで懲戒的なサクサク動作でした。不満なんて1mmもありませんでした。まさに理想的な処理速度をもった素敵なノートPCだったんです。
・・・が、息子につられてゲームをやりだした途端、状況は一変しました。
主にプレイするゲームはマインクラフトとフォートナイトですが、これらのゲームについては、一応ロースペックな非ゲーミングPCでも一応動くは動きます。
確かに、CPU内蔵のグラフィックチップセットでも問題ないレベルでプレイすることができました。
しかし、ゲームのプログラムがバージョンアップするにつれて、ゲームシステム自体が肥大化していき、メモリー不足に陥る機会が増えてしまいました。
物理メモリーが不足すると、スワップファイルによるカクカク動作もしくはフリーズに追い込まれてしまいます。さらにこの状況下に加え、バックグラウンドでアップデートが走り出すともう終わりです。
そして、もう一つの問題はディスク容量です。
写真整理のため画像ファイルを数か月分ローカル保存し、その上にフォートナイトをインストールすると、本体のSSDの空き容量がほぼ無くなってしまいました・・・(マインクラフトはかなり軽量なので問題ありませんでしたが)
そうなると選択肢は二つに一つ、
1:PC買い替え
2:PC改造
1については費用が高すぎて無理です。(ゲーム用途を考えるとどう考えても15〜20万円の出費)
2は自分の懐事情によりますが、本体の費用は浮きますので、かなりコストを抑える事が可能ですが、グラフィック機能の強化はおそらく不可能です。
まあそこは諦めるとして、実際に改造するにはまず自分のPCにはどんな部品が増設できるかを調べる必要があります。
そこでノートPCを分解し、我が家のノートにはどの程度の拡張余地があるかを調べ、その結果をもとに、どの程度のパワーアップが可能かを検討しようと思います。
とりあえず目標としては、メモリー増設とSSD換装(256GB→480〜512GB)です。
前置きはこの辺にしておいて、次回は分解の状況を書こうと思います。
↓今回分解する対称物(現物)
WIN_20200329_21_52_52_Pro.jpg

↓同メーカーの最新機種の1例

Dell ノートパソコン Inspiron 14 5490 Core i5 シルバー 20Q31S/Win10/14.0FHD/8GB/256GB SSD

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1000羽、既婚サラリーマン(貧乏)です。 このブログでは、主にパソコン、スマホ、デジタル機器あたりの話題をメインに投稿しようと思っています。
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