選定条件は以下の通りです。
・現在のElecomのレシーバーより高機能であること
→機能的な向上という所では、音声の品質向上、マイクの性能向上等が挙げられます。
もともとElecomのレシーバーはCODECも基本的なSBCしか搭載していませんし、周囲が静かなところでイヤフォンを使用していると、電源を入れただけでキキーッという耳障りな雑音が発生していたりします。
また、前述したとおりマイクの収音能力も今一つですし、通話音質もサンプリングレート8kHzの低音質でした。できれば16KhzのHDVoiceに対応しているとなお良しなんですが・・・
とりあえずこの辺りをクリアできれば良いかなと思います。
・そこまで価格が高くないこと
→あまりに高価だとハズレを引いた時の精神的ダメージが大きいので、そこそこの値段で買えそうなものを選定しました。(安物買いの銭失いとよく言いますので、ある程度のコストはかけるつもりですが・・・)
という基準で、色々さがしてみた結果、今回はFiioのμBTRというレシーバーを購入することにしました。
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新品価格 |
この製品の特長はというと・・・
・マルチポイント対応
→2台同時接続、同時待ち受けが可能です。つまりスマホとPCを同時接続して、着信があれば自動で接続を切り替えてくれるという便利機能です。
出勤前はスマホで音楽視聴、会社ではPCに接続しリモート会議に使おうとした場合、あらかじめPCとスマホを接続しておけば、特に意識することなく接続を切り替えて使うことが出来そうです。
・aptXコーデック対応
→SBCやAACよりも低遅延で高音質なaptXというコーデックに対応しています。
この機能により音楽やゲームをする時、音質も良く、遅延も抑えることが可能となります。
ただし、aptXはAndroidとWindows10にしか対応していないようなので、相手側の端末は注意が必要なようです。
・高機能マイク搭載
メーカーのPRサイトでは、マイクの品質を自慢していたので、収音能力は期待できそうです。
HDVoice対応は記載がなかったので実機で確かめるしかなさそうです。
・連続駆動時間が9時間
→今のElecomのレシーバーの倍以上の駆動時間で、しかも充電しながら使えるとのことです。
今よりもより長時間の連続再生にも十分耐えられる仕様かなと思いました。
・NFCペアリング機能付き
本体をスマホ等のNFCインターフェースに近づけるだけでペアリングや接続が可能となる機能の事です。
新たにペアリングをする際、いちいちBluetoothの設定画面を開く必要がなく、ワンタッチでペアリングが出来るようになります。
という事で、次回はこのμBTRの実機の使用感についてレビューしてみようと思います。
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