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45cm水槽のリセット(2回目-1)

引っ越し用の水槽を立ち上げてから数週間経過したところで、ようやく時間が取れたので、リセットを決行しました。
まずは水槽内に生き残っている生体をすべて引っ越し水槽に退避しました。
エビ類はほぼ全滅で、ミナミヌマエビ3匹、ヤマトヌマエビ1匹しか生き残っていませんでした。
やはり藍藻が発する毒物等の影響や、隠れ家になる水草が全部枯れてしまったせいか・・・
そして、水槽の水を抜き、底床、フィルターを取り除き、水槽を綺麗に掃除しなおしました。
ちなみにフィルターのパネルにはヘドロがビッシリ詰まっていました。

数日間、水槽や機器類を乾燥させた後、ろ過装置の再構築を始めました。
今回は、屋外の金魚鉢でうまく行った例を参考に、水槽の一番底に田んぼの土を敷き詰めてみることにしました。
↓土は夏場にクワイを育てていた睡蓮鉢から拝借しました。
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スコップで土を掬い、水槽の底に薄く敷き詰めていきます。
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土のすぐ上にパネルが来ると、詰まって水が流れないので、スペーサーの働きを意識して、バイオボールをなるべく等間隔になるよう、まんべんなく敷き詰めてみました。
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その後、バイオボールの間に、セラミックのろ材を敷いていきました。
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ろ材を敷いた後、その上に底面フィルターのパネルを敷き詰めていきます。
水草育成をする場合は、外部フィルターが適しているのですが、外部フィルターは値段もそこそこするので、今回も懲りずに底面フィルターを使います。
ちなみに、溶岩砂は目が細かく、多孔質でバクテリアも湧きやすいのですが、底面フィルターとしては目詰まりが心配です。
今回は底面にろ材や土をビッシリ敷いているので、そっちのろ過を積極的に使えるようにしたいところです。
そこで、底面フィルターの吐出口の対角に、吸い込み口を設けてみる事にしました。
イメージとしては、水槽の底面に外部フィルターがいるような感じです。
底面パネルを敷いたところ、右上がエアリフトの吐出口、左下が吸い込み口のパイプです。
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吸い込み口から魚やエビが濾過層に入り込まないよう、パイプの入り口はスポンジでふさいでみました。

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パネルの上には砂利を取り除く時に便利な、洗濯ネットを被せておきました。
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この上に底床を敷き詰めればとりあえず水槽の準備は完了なのですが、コケまみれになってしまった溶岩砂はものすごい悪臭を放っているうえ、スネールも大量に湧いちゃっています。
このまま使うのは非常に危険なので、天日干しを試みましたが、なかなか乾いてくれません。
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水洗いすればコケ類はある程度取れますが、スネールは100%生き残ってしまいます。
色々考えた結果、今回は溶岩砂を酸処理してみることにしました。
一般的に酸処理は、大磯砂に混入した貝殻などを溶かして、水質が高硬度、アルカリ性に傾くのを防ぐために行いますが、溶岩砂には貝殻が含まれていないので、普通はやる必要がありません。
ただ、今回はスネールが湧いているので、スネールの貝殻を溶かし、完全に退治する目的で行います。
また、砂利系の底床は水の高度が高めに出ることが多いので、硬度を下げるという目的も兼ねようと思いました。
酸処理に使用する薬品としては数種類あります。具体的には
・塩酸:危ないのでちょっと・・・濯ぎをシッカリしないと大事故に・・・
・酢酸:臭いのでちょっと・・・濯ぎをシッカリしないと悪臭地獄に・・・
・木酢液:同上
・コーラ:もったいない
・クエン酸:安価で手に入れやすいが、カルシウムと結合すると残留物(クエン酸カルシウム)が出る。
という感じですが、今回は手持ちのクエン酸をつかって処理を行いました。
処理対象も今回は大磯砂ではないので、クエン酸カルシウムの心配はそれほどでもないかと思います。
まずは砂利を水洗いし、水を切っておきます。
その後、クエン酸水溶液を作ります。
処理に行う酸の濃度は高いほどいいらしいですが、今回は1.5リットルに100gという割合で作ってみました。
↓酸処理中の溶岩砂(スネール入り)。コケの成分が溶け出し、水が変な色になっています。臭いも生臭くなっていました。
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数時間後、水溶液を生き渡らせるため、スコップで溶岩砂をかき混ぜました。
すると、貝殻がボロボロになったスネールの死骸がポツポツみつかりました。
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この状態で1週間酸に漬け込み、濯いでから水槽に敷き詰めてみようと思います。


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プロフィール

1000羽
中年会社員 趣味はパソコンいじり、ゲーム、アクアリウム
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