2024年08月25日
金魚のトリートメントについて
新たに金魚を飼育し始め、度重なる不調に対応していた今日この頃でしたが、結果的にフィルターの清掃とこまめな水替えを行った結果、個体数の減少はいったん落ち着かせることが出来ました。
特にフィルターについてはろ過バクテリアを維持するためあまり積極的に清掃しておらず、野生のフナであればそれでも耐えられたようなのですが、金魚ではそうはいかなかったようです。
逆にフィルターを清掃した後は換水の頻度を元に戻しても、調子を崩す個体は出なくなりました。
ちなみに、調子を崩した金魚は隔離して薬浴や塩水浴で対応していました。一応ネットで書かれていたことを守って管理はしてみたものの、なかなか要領を得ず、上手くいきませんでした。
今回色々と試行錯誤をした結果、なんとなくやり方を掴んだので、覚書の意味で記録しておこうと思いました。
↓今回トリートメントを行った丹頂さん
不調に気づいたのは飼育中に背びれを折りたたんで水槽の底やフィルターの上にじっと動かなくなっており、泳ぎ方もふらふらしていたのを発見したところからです。
そこから頻繁に水槽の水を換えたりしたのですが、換水後は若干持ち直すものの、やはり翌日には同じように元気なく底にうずくまるような感じだったので、思い切って隔離しトリートメントを行うことにしました。
水質悪化で調子を崩した金魚が良くなるのが、水カビ病や尾ぐされ病で、その際は薬浴で様子を見るのですが、今回の丹頂さんはそういう病気の類ではなさそうでした。
おそらく体調を崩して元気をなくしている段階だったので、塩水浴で様子を見ることにしました。
隔離初日は0.5%の塩水をバケツに作り、水槽から隔離を行いました。
0.5%の塩水なので、水10リットルに対して塩は50g必要になります。
秤で重量を測ってみましたが、50gは結構な量だなと感じましたが、バケツに入れるとすぐに溶けてくれました。
そこから1週間の塩水浴で調子を取り戻してくれたので、先日無事水槽への復帰を遂げることが出来ました。
今回上手くいったのは下記のようなポイントに気を付けたからではないかと思いました。
・水は毎日全部換える
→以前までは水質の急激な変化を嫌って半分ずつ変えていましたが、一旦水質が悪化すると元々残っていたトリートメント水は有害な亜硝酸やアンモニア、雑菌等の巣窟なので、残しておく意味はないと考えました。(実際半分残してトリートメントしていた時期はほぼ失敗していた)
1日経過すると水は濁って、色も変わってくるのでもう一つのバケツに同じ濃度の塩水を準備し、金魚を移し替えるというサイクルを繰り返すことにしました。
・餌は食べられるのであれば与える
→調べてみると塩水浴中は基本的に絶食というのが一般的のようです。
が、餌をやらないと徐々に衰弱していって、結果全滅させてしまった事もあったので、今回は食べられるのであれば餌を与えることにしました。
最初は調子を崩していたので、餌を口には入れるのですが、すぐに吐き出してしまっていました。
その時は速やかに網で餌を取り出し、水質悪化を防ぐようにしました。
数日間塩水浴をしていると、金魚は体の調子を取り戻し、よく餌を食べるようになりました。
ただし、一気に大量に与えるのではなく、数時間ごとに小出しに頻繁に与えるようにし、消化器への負担を軽くするように心がけてみました。
・調子を取り戻したら、徐々に塩分濃度を下げていく
最初は0.5%の濃度で様子を見ていましたが、水槽への復帰を考えて徐々に塩分濃度を下げていくことにしました。
初日〜3日目:0.5%
4日目:0.4%
5日目:0.3%
6日目:0.2%
7日目:0%(真水)
といった感じです。
今回は調子を崩すことなくうまく真水に適応してくれましたが、調子を崩した場合は1日前の濃度に戻して様子を見ようと思っていました。
結果的にトリートメントは成功し、今は他の金魚に負けないくらいの勢いで餌くれアピールをしてくれるようになってくれました。
今後も水質管理などに気を付けて、調子を崩さないよう管理していこうと思います。
特にフィルターについてはろ過バクテリアを維持するためあまり積極的に清掃しておらず、野生のフナであればそれでも耐えられたようなのですが、金魚ではそうはいかなかったようです。
逆にフィルターを清掃した後は換水の頻度を元に戻しても、調子を崩す個体は出なくなりました。
ちなみに、調子を崩した金魚は隔離して薬浴や塩水浴で対応していました。一応ネットで書かれていたことを守って管理はしてみたものの、なかなか要領を得ず、上手くいきませんでした。
今回色々と試行錯誤をした結果、なんとなくやり方を掴んだので、覚書の意味で記録しておこうと思いました。
↓今回トリートメントを行った丹頂さん
不調に気づいたのは飼育中に背びれを折りたたんで水槽の底やフィルターの上にじっと動かなくなっており、泳ぎ方もふらふらしていたのを発見したところからです。
そこから頻繁に水槽の水を換えたりしたのですが、換水後は若干持ち直すものの、やはり翌日には同じように元気なく底にうずくまるような感じだったので、思い切って隔離しトリートメントを行うことにしました。
水質悪化で調子を崩した金魚が良くなるのが、水カビ病や尾ぐされ病で、その際は薬浴で様子を見るのですが、今回の丹頂さんはそういう病気の類ではなさそうでした。
おそらく体調を崩して元気をなくしている段階だったので、塩水浴で様子を見ることにしました。
隔離初日は0.5%の塩水をバケツに作り、水槽から隔離を行いました。
0.5%の塩水なので、水10リットルに対して塩は50g必要になります。
秤で重量を測ってみましたが、50gは結構な量だなと感じましたが、バケツに入れるとすぐに溶けてくれました。
そこから1週間の塩水浴で調子を取り戻してくれたので、先日無事水槽への復帰を遂げることが出来ました。
今回上手くいったのは下記のようなポイントに気を付けたからではないかと思いました。
・水は毎日全部換える
→以前までは水質の急激な変化を嫌って半分ずつ変えていましたが、一旦水質が悪化すると元々残っていたトリートメント水は有害な亜硝酸やアンモニア、雑菌等の巣窟なので、残しておく意味はないと考えました。(実際半分残してトリートメントしていた時期はほぼ失敗していた)
1日経過すると水は濁って、色も変わってくるのでもう一つのバケツに同じ濃度の塩水を準備し、金魚を移し替えるというサイクルを繰り返すことにしました。
・餌は食べられるのであれば与える
→調べてみると塩水浴中は基本的に絶食というのが一般的のようです。
が、餌をやらないと徐々に衰弱していって、結果全滅させてしまった事もあったので、今回は食べられるのであれば餌を与えることにしました。
最初は調子を崩していたので、餌を口には入れるのですが、すぐに吐き出してしまっていました。
その時は速やかに網で餌を取り出し、水質悪化を防ぐようにしました。
数日間塩水浴をしていると、金魚は体の調子を取り戻し、よく餌を食べるようになりました。
ただし、一気に大量に与えるのではなく、数時間ごとに小出しに頻繁に与えるようにし、消化器への負担を軽くするように心がけてみました。
・調子を取り戻したら、徐々に塩分濃度を下げていく
最初は0.5%の濃度で様子を見ていましたが、水槽への復帰を考えて徐々に塩分濃度を下げていくことにしました。
初日〜3日目:0.5%
4日目:0.4%
5日目:0.3%
6日目:0.2%
7日目:0%(真水)
といった感じです。
今回は調子を崩すことなくうまく真水に適応してくれましたが、調子を崩した場合は1日前の濃度に戻して様子を見ようと思っていました。
結果的にトリートメントは成功し、今は他の金魚に負けないくらいの勢いで餌くれアピールをしてくれるようになってくれました。
今後も水質管理などに気を付けて、調子を崩さないよう管理していこうと思います。
【金魚、淡水魚の最新記事】
この記事へのコメント