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またまたエアーポンプの修理

 今朝何気なく屋外の土佐錦の鉢を見ると、エアリフト式のフィルターが動いていませんでした。
 エアーポンプは先日コルが焼き切れて買い替えたばかりです。慌ててポンプまわりを確認したところ、ポンプの動作音は通常通りでした。次にチューブの詰まりを疑いましたが、チューブを抜いて息を吹き込むと、普通に空気が出たので、チューブの詰まりではなさそうでした。
 次に、チューブを取り外し、ポンプの吐出口から空気が出ているか確認したところ、一応空気は出てはいるようです。
 ただし、水中のエアーストーンに空気を送り込むには、そこまでの水圧を押しのけて空気を送り込む必要があるので、そこまでの圧力をかけて空気を送り出す事が出来なくなっているようでした。
 この手のエアーポンプはダイアフラム方式といい、電磁石を使ってダイアフラム(ゴムの膜)を振動させ、空気を吸い込んだり吐き出したりする構造を採用していますので、その構造を基に、どのあたりが壊れているのか考えてみました。
↓空気を吸い込むときのポンプ内の各部品の動き。(暇人なので、Excelのオートシェープを使って絵を描いてみました)

air_pomp_1.png

↓空気を吐き出す時の動き

air_pomp_2.png

 圧力がかからない時には空気が出てるので、考えられる現象としては、ダイアフラムのゴム膜が破れている/穴が開いている。もしくは空気の出入り口についている弁が破れているのではないかと推測しました。





 その辺を念頭に入れて、現物を分解してみました。
 まずはダイアフラムですが、特に亀裂や破れは見られませんでした。
 一般的にエアーポンプの寿命がくると、動きの激しいダイアフラムのゴム材料が劣化し、亀裂が入ったり破れたりすることが多いのですが、今回は違うようです。という事は、今回の故障の原因はもう1つの要因である、弁の破損が考えられます。
↓弁本体部品。黒くて丸い部分がゴム栓になっており、弁を組みつけた後、この栓で蓋をして気密性を保っているようです
DSC_0011.jpg

このゴム栓ををマイナスドライバーの先端でほじくって取り外し、中を開けてみる事にしました。
すると・・・
↓予想通り、弁が破れていました・・・
DSC_0007.jpg

DSC_0006.jpg

DSC_0008.jpg

 このペラペラの弁が破れたおかげで、空気が上手く送れなくなっていたようなので、こいつだけを交換すればおそらく直るのですが、この弁単品では売っていないので、一般的に修理をするには、写真のユニットがをスペアパーツで売っているので、これを購入し、丸ごと交換しないといけないようです。
 ダイアフラムがやられているのであればまだしも、こんな小さな弁の為に部品丸ごと交換は何となくもったいなかったので、一か八か、破れていない部分が空気穴にかぶさるように、弁を付け替えてみる事にしました。
↓応急処置の様子。半透明のゴム栓に弁を半分挟み込み、空気穴を塞げるような位置で固定してみました。
DSC_0010.jpg

そして弁体を組み直し、電源を入れたところ・・・
勢いはイマイチですが、一応空気は出るようになりました。
↓ポンプ復旧後の土佐錦鉢
DSC_0012.jpg

 このペラペラのゴム自体も、繰り返しの屈曲に強い材料を選定しているようなのですが、代替品が無いか、一度ホームセンターを漁ってみようと思います。
見つからなければ、次回より全交換で対応しようと思います。



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1000羽
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