今日はお義母さんが貸してくれたDVDの中から、 「100,000年後の安全(原発から生まれる放射性廃棄物の危険について-フィンランドの場合-)」というドキュメンタリーを観ました
このような内容と関連するものとして「チェルノブイリ・ハート」、「ヒバクシャHIBAKUDHA世界の終わりに」というDVDも貸してくれたので、また観たときに紹介できればと思います
誰にも保障できない10万年後の安全。放射性廃棄物の埋蔵をめぐって、未来の地球の安全を問いかけるドキュメンタリーでした。
DVDの裏面のにあるイントロダクションを紹介します↓
毎日、世界中のいたるところで原子力発電所から出される大量の高レベル放射性廃棄物が暫定的な集積所に蓄えられている。その集積所は自然災害、人災、および社会的変化の影響を受けやすいため、地層処分という方法が発案された。
フィンランドのオルキルオトでは世界初の高レベル放射性廃棄物の永久地層処分場の建設が決定し、固い岩を削って作られる地下都市のような巨大システムは、10万年間保持されるように設計されるという。
廃棄物が一定量に達すると施設は封鎖され、二度と開けられることはない。しかし、誰がそれを保証できるだろうか。10万年後、そこに暮らす人々に、危険性を確実に警告できる方法はあるだろうか。彼らはそれを私たちの時代の遺跡や墓、宝物が隠されている場所だと思うかもしれない。そもそも、未来の彼らは私たちの言語や記号を理解するのだろうか。
観た感想としては、何も知らないまま今の暮らしを続けることは無責任なことだということでした
映像の中でも言われていますが、原子力に賛成でも反対でも、残った廃棄物は既にたくさんあり、それをどうするべきなのか考えなければならないということ
そして私たちが受けている生活の恩恵、電気もガスも全て、ちゃんと未来の世代も同じようにかそれ以上に受けることができるように、お金のこと以上にモラルを選択しないといけないことを感じました
このドキュメンタリーは2009年に作られたもので、福島の原発事故よりも前ですね
DVDに冊子が着いていて、日本の原子力問題についても少し書かれていました(この冊子が書かれたのは原発の後)
冊子に書かれているように、この映画を観ると、日本の現状に絶望することはたやすいです
フィンランドは原発4基で地下都市の大きさの埋蔵所を作りましたが、日本の原発の量はもっとたくさんあります。
2020.3.14現在は、原子力安全推進協会のホームページによると
http://www.genanshin.jp/facility/
7基が稼働中
26基が停止中
とのことでした
ネットによると存在している数はもっと多いようで(59基)、また建設中のものなどもあるそうです。
政治家だけの問題ではなく、本当に一人一人のモラルや価値観が変わらなければいけない時であるのを感じました
そのためにもまず今の現状を知ること、日頃の生活の中でできることを求めていきたいと思いました
ネットの情報だとこのドキュメンタリー映画もu-nextの見放題対象のようなので、登録されている方ぜひ
今日はホワイトデーということで、夫がバレンタインのお返しにバームクーヘンをくれました
バームクーヘンのお返しには、「幸せを重ねる」「幸せが長く続くように」という願いを込めて選んできてくれたと教えてくれました
これからもよろしくお願いしますを言いながら二人で美味しくいただきました
子供が生まれても大きくなっても、こんなことを続けていけたらと思いました
2020年03月14日
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