独身男性のiherb

花の香りが好きなので
(最近ジャスミンのエッセンシャルオイルも買いました)
エルダーフラワーで調べてみて、なんかドロップが引っかかり
フラワーエッセンス療法と聞いて・・・

『エッセンシャルオイルほどでは無いけど、花の良い香りなのかな？』
『ちょっとくらい香りが薄くても、安いし良い香りだったら欲しいなぁ・・・』
と思って興味を持ち調べてみたところ・・・

これ、ホメオパシーか・・・(落涙)

というなんとも残念な結果でした。
とりあえず、いつもと違って購入する前に調べて良かった・・・

iherbのオススメを紹介するブログではありますが、
今回は真逆にオススメできない商品群のご紹介です。

Ｑ　何で、オススメできないの？

Ａ　花の成分が全く入っていないからです
　　(花が入っていないフラワーエッセンスって何だろう？)

はい、すなわちフラワーエッセンス療法を標榜する
Flower Essence Societyの商品および
『フラワーレメディ』のタグは、
見るだけ時間の無駄です。

花の成分が全く物理的に入っていない事は、
会社のＨＰで自ら主張しているのです。

ＨＰの良くある質問ページにおいて・・・

花のエッセンスから何か有害な副作用がありますか？
過度に摂取したり、アレルギー反応を起こすことはできますか？
という２つの質問がありますが、その回答として

実際の物理的物質の微量の痕跡しか含んでいません

と回答しています。難しい言い方ですが、
分かりやすくいうと『全く』含まれていません。
『痕跡』と主張していますが、
花を形成する分子が溶液中に１つあるかないかレベルまで希釈してます。

それどころか

身体の生化学に直接影響を及ぼさないことを意味します。

と同時に回答しています。
成分が含まれていないので摂取しても何も起きません。
物理的影響が無いものを購入するのは如何なモノでしょうか？

また、 花のエッセンスとアロマセラピーオイルの違いは何ですか？

という質問に関しても同様に・・・

エッセンシャルオイルに明確な香りがあることです。
花のエッセンスはしません。と堂々と回答しています。

花由来の成分が全く含まれていないので、
そりゃー香りがするわけがありませんね。

ＨＰを読んでいても、頭が痛くなるような文章でした。

彼らが錬金術要素を語るのも、
金の生産に関する『秘められた』『奥深く本質的な』知識の醸成を諸侯に語り、
研究資金(生活費)を得ていた、錬金術師の生活様式を現代で体現しているからでしょうか？

フラワーもホメオパシーも、商品群の素晴らしいところは、
何も入っていないので基本的には無害である事です。

価格的に非常に安価であれば、
偽薬効果で楽しむ分には無邪気で良いのですが・・・
割とお高い・・・

特にホメオパシーの中で最も興味深く感じているレメディで
なんと『プルトニウム』というモノがあります。
当たり前ですがプルトニウム試薬は国家の安全保護上、
限られた機関・使用目的外にて入手するのは困難です。

時間・空間の歪みが観測されたり、
並行世界の影響が物理学にて真面目に語られる現代だと、
まぁ、現実世界以外を語りたいのも分かる気がしますが・・・
『プルトニウム』は無いだろ！
と、ハリセン持ってっ込みたいところです。

ちょっと前にハヤカワノンフィクション文庫で発売された
『元素をめぐる美と驚き』上巻で、
筆者がこの『プルトニウム』の件でヘリオス社の社長にインタビューしてましたが

社長曰く・・・
『原料を特定することは不可能で』
『あの元素は物理的には含まれていない』
とのことです。

そもそも試薬内に物理的に含まれていなければ、
いかなる分析でも特定はできませんよね？
プルトニウムの物理的でない影響を含有する溶液・・・
『原料』は果たして何だったのでしょうか？

水素水を遥かに越える、
熟練の技が映える錬金術ぶりに思わず興奮してしまいました。

iherbは好きですが、取扱いの中には恐るべき商品も混入しているようです。
目薬・痛み止めなど神経系等では注意です。
ちゃんと含有物と含有量、
そして面倒でもＨＰを閲覧してからの購入をオススメします。

フラワーエッセンス、期待したのに・・・