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2018年04月28日

南北首脳会談と日本の官僚不祥事

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 第3回南北首脳会談は、私にとってはサプライズがないことがサプライズでした。
 融和ムードを盛り上げる結果に終わるだろうとは思っていたので、そういう意味では想定内ですが……。
 文在寅大統領と金正恩委員長が最初に顔合わせしたときに、いったん金委員長が南側に行った後、金委員長が主導して一緒に北側に移動したことがすべてを暗示していたように思います。
 文大統領はあくまで「盧武鉉元大統領の最側近」。「生まれながらの独裁者」の役者ぶりとは比べるべくもありません(この表現は誤解する方がいるかもしれませんが、昨日更新したこのブログの私の文章を読んで真意を理解していただけたらと思います)。
 文大統領に限らず、世論の追い風がないと政権が崩壊してしまう可能性がある民主主義国が独裁国家と相対することは非常に不利な面があります。しばらくは対話モードが続くことになるでしょう。

 日本では拉致問題が大きな関心事ですが、発表された「板門店宣言」には拉致どころか地域の安全保障に関する具体的な記述がありません。
 強いて言うならば、「朝鮮半島の非核化に向けた国際社会の支持と協力のために積極的に努力する」という部分かもしれませんが、これだけでは南北首脳が日本人拉致問題の解決に取り組むことについて議論したとは言えません。
 外交交渉は文書化しなければほとんど意味がありません。安倍晋三首相は拉致問題を提起するよう文大統領に要請し、文大統領が応諾したと言われています。しかし、韓国側の発表を見る限り、文大統領が日本人拉致問題に言及していたとしても形式的にさらっと触れただけでしょう。
 日本人拉致問題は金正日総書記が外国に対して謝罪した唯一の事例であり、北朝鮮にとっては最大級の外交的失敗(もちろん日本にとっては大きな成果)と言っても過言ではありません。今回の対話ムードに水を差すようなことを文大統領がすることはもともと無理がありました。米朝首脳会談でトランプ大統領は文大統領よりも拉致問題を強く提起するでしょうが、期待は禁物です。日本は外国に頼ることなく、自らの力で拉致問題を解決する努力をしなければいけません。

 ところで、本日、日本では福田淳一前財務次官のセクハラ問題に一応の決着が付きました。福田氏自身はいまだにセクハラ行為を否定しているそうですが、財務省の発表はテレビ朝日に対する全面降伏のような内容です。
 そして、厚生労働省でも福田祐典健康局長が女性職員にセクハラに当たる内容のメールを送っていたとして戒告処分になったことが発表されました。
 なぜか日本では大きなニュースがあった日にしばしば公職者の不祥事に関する発表が行われます
 この関連について私は偶然ですねとしか言わないことにしますが、本当に不思議ですね。

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