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2014年06月23日

家にいた泥棒

 おはようございます晴れ

 

 昔うちの主人はこっそり私のお財布からお札を抜き取るということをやっていましたが、中学生のころやっていた
「お母さんのお財布からお金を持っていく」の延長上でやっていたんでしょうかね。

 中学生の頃抜き取っていたお札の金額は千円札でしたが、大人になってからは一万円札でした。

 
 「レジでお金払う時、財布に中にお金がなくて、払えなくて困るでしょ。」

 主人には何回も言いましたが、お札を抜き取るという行為が治まることはありませんでした。
入れたと思ったお札がお金を払おうと思った時突然ないのですから、とても困ります。

 朝は主人より早く起きる、お金は常に数えておく、など色々やってみましたが、そのうち面倒くさくなり、油断したところをまたやられてしまいます。

 お金をとられた相手がどんなに困るかということが、想像できないんですね。


 「またお金とったでしょexclamation

 「とってないよ。」

 「絶対盗ったexclamationだって3万円なくなってるもん。」

 「泥棒でも入ったんじゃないか?俺が取ったのは2万円だぜ?」

    ・・・・今では笑い話ですたらーっ(汗)たらーっ(汗)



 泥棒は私が中学生くらいの時も家にいました。

 それは私の弟です。

 弟は私の預金通帳と印鑑を持って行って、勝手にお金をおろし、使ってしまったことがあります。


 彼も発達障害の傾向があったかもしれません。


 兄弟喧嘩をするときは、よく取っ組み合いのけんかになって、母がパトカーを呼んだこともあります。

 中三のときは一年間宿題を一回もやっていかず、「宿題をやってくるまで椅子の上に正座してろexclamation」と先生に言われ、一年間正座をして授業を受けたそうです。

 庭の離れに弟の部屋を設置した時は、そこがごみ箱のようになってしまい、部屋にこもって鍵をかけてしまったりしたこともありました。
 (母はこのときスコップでドアをぶち抜いていました。)

 弟は高校を一か月で中退したあと、17歳で家を出て、その後音信不通になったりたまに現れたりしていました。
何回か軽犯罪と転職を繰り返した後、那須高原のペンションの泊まり込みのバイト先で一か月も部屋に引きこもってしまい、経営者から母に連絡が来て迎えに行ったのが彼の転職の最後でした。

 そのとき一緒にいた彼女と結婚し、定職につくことになったからです。(このとき弟28歳)

  
 その後はしっかりしたお嫁さんに支えられ、かわいい3人の子供にも恵まれ、ドライバーの仕事も続けることができ、一家の大黒柱となって生活しています。

 弟の場合、しっかりしたお嫁さんとの結婚 が転機となったようです。

 やっと自分が安心して暮らせる居場所が見つかったんですね。


 弟は母とはどうしてもアワナイようで、一度は仲直りしたものの、その後またトラブルが発生し、今は母とは絶縁状態になっています。
 (私は一年に一度位母とも弟とも会いますが。)

 弟はもう母に会いに行くことはないかもしれませんね。


 発達障害同士は一緒に住むのは難しいのでした。



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